ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

タラ・ダンカン 若き魔術師たち下 ソフィー・オドゥワン=マミコニアン著 メディア・ファクトリー

2011-09-26 19:19:29 | ファンタジー

2004年7月出版です。

上巻について書いたので下巻も書いておきます。(第2巻上下は、もう書かないでおきます・・多分)

クモの糸のネバリ止めに骨片をまぶす話がでてきます。こちらの地球のクモなら、粘らない糸を使えるんですが・・・粘る糸にはクモ自身も絡み取られるようです。

終盤に、アトランティデの番人や裁き人とかいう種族らしいのが出てきます。こいつら、戦えば悪魔やドラゴンにも勝ちそうです。ドラゴンと魔術師たちが作ったシステムというんですが、魔術も通じないものが魔術で作れる?なんで、つまらない仕事を延々と続けている?この手のお話によくでてくるご都合主義ですね。

このアトランティデは、地球上にあるようなんですが・・・

さて、このアトランティデへの通路は、昔、悪魔とドラゴンが戦った時に知られたものであるとなっていますが、その入り口がサングラーヴ族の秘密基地にあったって、やばいでしょ。

アトランティデの寺院に入れるのは、タラ含めて、直系のたった二人としています。で、タラの母親は違うわけですから、近付くこともできないはずなのに、なぜか、中に先に入っています。マジスターは、タラと前後して入っていますから、許されたとしても、母親はまずいでしょう。また、脱出できたの3人って母親が数に含まれていないんだけど?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タラ・ダンカン 若き魔術師たち上 ソフィー・オドゥワン=マミコニアン著 メディアファクトリー

2011-09-26 09:35:03 | ファンタジー

2004年7月出版です。

現代の現世界(地球)と別世界、魔術、妖精、悪魔、ドラゴン、バンパイアなどすべての架空生物が出てきそうなファンタジーです。

魔法ではなく魔術だという点には拘っているようです。

早いうちに、魔術は体力を使って働かせるんだというエネルギー保存則っぽい説明があって、だから使いすぎは体に悪い。お、理屈にあっているな~と感心したのも束の間、水晶でできたっぽい画像付き携帯電話とか、魔術がフリーエネルギーっぽい描写ばっかり出てきます。永久に働いていそうな魔術もあるようです。結局、すぐに設定忘れちゃったんですね・・・

ドラゴン(すごく大きくて当然重い)が人の姿(それなりの身長と体重らしい)で歩き回っていますから、質量保存則を無視しています。

無重力状態の部屋がでてきますが、慣性の法則も無視のようです。少し移動すると停止してしまうようです。移動するためには、ツバをはいてちょっと進むって、汚いだけじゃなくて、そんなのじゃ推進できませんが・・・

ところで、地球でないほうを、別世界(オートルモンド)と言っていますが、別世界のドラゴンがこちらを見つけたことなどを考えると、こちらの地球が、そう呼ばれるべきものでしょう。

なお、地球と別世界とは、同じ宇宙空間にあるようで、悪魔の世界も同じ宇宙空間にあるようですから、まあ、完全にファンタジーワールドですね。

さて、地球には、別世界への入り口(城を作って隠したようです)があるようですが、到着先には、他からも到着するようです。戻るときは、行き先をどうやって選ぶんでしょうか?魔術でも、別の国(悪魔の世界も)へ簡単に飛べるようですから入り口って、ほんとに必要なの?

P162:王宮内は、走ってはいけないそうなのですが、タラは、シェムの使い走りで走りまわっているようです。これって、訳の問題?

P225~:タラとファミリエが合う場面で、分かちがたく一緒にいようと、すったもんだしますが、その翌日からは、別行動しています・・・・

P301:三リットル以上の水をごくごく飲みほした・・・訳で単位間違えてませんか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする