風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

童謡

2007年01月16日 | 雑感
冷たい雨が降っています。
ちょっと本を買いに街をぶらぶら歩いてみましたが、ネオンが寂しげです。
こういうときは立ち飲み屋で焼酎を飲むといい感じなのですが我慢しました。

本を買ったついでにCD屋に寄って童謡のCDを買いました。
まもなく4ヶ月になる娘に聞かせようと思ったからです。
タイトルがなんと「おじいちゃんも おばあちゃんも うたった童謡」です。
30曲入っているのですが、ぼくも全部知っています。
大きな口を開けて童謡を歌っている子供の姿を想像したら、こちらも楽しくなってきます。

2ヶ月を過ぎた辺りから、娘は笑うようになりました。
グズったり、むすっとしたりしていても、名前を呼んで笑いかけると口を一杯開けて笑います。
親に似ず、朝の起きがけはとても機嫌がいいです。
声さえ立てて笑います。
好奇心一杯でじっとしているのが苦手です。
せっかくの好奇心を邪魔ぜず、いろんなことを感じて生きてくれたらいいなぁと思います。
娘が成人になる頃は、ぼくは爺さんです。
ステッキ突いて、よろよろ歩いて、嫌われるような皮肉を言っていればいいと思っています。

童謡というのは、日本語のリズムや語感を養うのに最適だと思っています。
「月の砂漠」なんていうのは、幼児にとっては、はるか遠い世界まで想像力を掻き立てられることでしょう。
メロディーが意味もなく哀愁を帯びているというのもグットです。
「金の鞍には 銀の甕 銀の鞍には 金の甕」という詩は、ひたすらシュールですし。

今、収録曲をチェックしてみたら「夕焼け小焼け」と「ペチカ」が入っていないのは残念です。

ところで、あれです。
娘は笑い始めた時、最初はぼくの顔を見るのですが、その後ぼくの頭の上10cmくらいのところを見て笑っていました。
頭上10cmのところに眼が行くと、それはそれは嬉しそうににっこり笑うのです。
頭の上で小人でも踊っているのが見えていたのでしょうか。