風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

季節の変わり目

2015年11月25日 | 雑感
昨日車を運転していて、どういうわけか懐かしい感じで胸が苦しくなりました。
窓の外には変哲の無い風景が続くばかりなのですが、懐かしさは消えません。
今日になってその訳が分かりました。
寒気が西から入り込んで、「冬」の香りがしたんですね。
東北生まれのぼくは、秋から冬に移り変わる日というのが分かります。
山で初雪が降るころです。
大気の匂いがその日を境に代わります。
九州でその大気の移り変わり目を感じたことはなかったので、なんか久しぶりな感覚で懐かしくなったのでしょう。

色々なことが起きては消えて行ってるわけですが、まさに流れに浮かぶうたかたです。
その一つ一つに大した意味などありませんが、一つ一つに味わい深いものがあるのは確かです。
目の前を流れていく出来事を呆然と見過ごしてしまうのには、なんというかもったいない気もします。
人の人生はどう生きたかの意味ではなく、どう生きたの味わいにあると、年を取ったら思います。

一昨日は仙臺屋の忘年会ライブでした。
年々スキルの高い人の参加率が高くなっているのは何よりです。
それでも、ド素人の仙臺屋バンドはオープニングを飾り続けようと思ってます。
皆にど素人でもできる愛と勇気を送り続けようと思っています(笑)。

日本文化の発信プロジェクトは細々とながら、着々と進行中です。
高千穂神社の宮司様のインタヴューは完了しました。
修験道の導師、禅の老師、茶道のお師匠様、次々と動画発信予定です。

焦ってはいませんが、何もしないままで呆然と過ごす癖がついていますので、ここらで心機一転です。
日々経験したことくらいは記録に残していきたいと思います。
今思い返しても、この9月に行ったバリ島での経験などは、とても貴重なルポルタージュになりえるのになと思います。
インプットばかりでアウトプットが長らくなさ過ぎました。

ま、いろいろあります。
生産性を妨げているのは例によって「酒」です。
考え中です。
一切断つのか、程よい距離感を保てるのか。
正念場です。