ここ数週間、体がバテていた感触がありましたので、睡眠をうんととるようにしていました。
朝方、娘に起こされるので一緒に朝食をとって、その後また寝るという生活をしていました。
体の疲れはすっかり取れたはずなのですが、心身ともにスッキリしません。
スッキリしないから、ぐずぐずまた午前中ダラダラ寝るという循環になっていました。
気がついてみると、心がすっかり濁ってしまっていました。
なるべく人と会いたくもなく、会えば会ったで些細なことで苛立ち、部屋なり事務所なりに引きこもってしまいたくなりました。
いい年してなにをしているのかという感じなのですが、引きこもりの人たちの精神状況が分かる気がしました。
必要以上に惰眠を貪ると、おそらく精神機能の根本部分へのエネルギー供給量が問答無用でカットされます。
無駄に寝るやつに与えるエネルギーは害であることはあっても、何一つ有益なことはないということで、事業仕分けならぬ
脳の機能仕分けされる感じです。
精神へのエネルギー供給量が減りますと、瞬間瞬間の判断能力やら、思考の持続力やら、好奇心といった心の機能能力ががくんと衰えます。
低い精神レベルでの、生存希求力やら欲望やら嗜好性やらは維持されます。
食欲やら性欲やら睡眠欲やらは衰えませんし、酒やタバコといったものに対する執着も消えません。
形而上的な思考やら、真摯な求道やら、隣人に親切にといった道徳心やらは、急速に萎みます。
そういう状態になると、薄々自分のはまりつつある精神の泥沼状態が危険であることは分かるのですが、
なにせそこから抜け出すための判断力、持続力、好奇心等々の精神的活力を失いつつありますから、
泥縄式に心の引きこもり状態になっていきます。
さらに深酒がその状態に追い討ちをかけます。
以上、数週間惰眠を貪ることによる精神に与える影響という観点での、人体実験報告でした(笑)
この期に及んで、なにをしているんでしょうか、ほんとに。
ところで映画「インセプション」を観てきました。
「マトリックス」の世界を「夢」の階層に広げた世界です。
見た人は何かを語りたくなるでしょうが、容易に語ることを許しません。
それほど周到にこの映画は作られていました。
実際の人間の「意識」というものについては、いろいろ注文をつけたくなるようなこともあるのですが、映画のストーリーとなれば、
また文句のいいようもないという感じで口をつぐむことになります。
「アバター」といい、この映画といい、ホントもうどんな世界でも映像化できる世界になってしまいました。
アイデアと想像力しだいでは、この先とんでもない映画ができそうな予感がします。
朝方、娘に起こされるので一緒に朝食をとって、その後また寝るという生活をしていました。
体の疲れはすっかり取れたはずなのですが、心身ともにスッキリしません。
スッキリしないから、ぐずぐずまた午前中ダラダラ寝るという循環になっていました。
気がついてみると、心がすっかり濁ってしまっていました。
なるべく人と会いたくもなく、会えば会ったで些細なことで苛立ち、部屋なり事務所なりに引きこもってしまいたくなりました。
いい年してなにをしているのかという感じなのですが、引きこもりの人たちの精神状況が分かる気がしました。
必要以上に惰眠を貪ると、おそらく精神機能の根本部分へのエネルギー供給量が問答無用でカットされます。
無駄に寝るやつに与えるエネルギーは害であることはあっても、何一つ有益なことはないということで、事業仕分けならぬ
脳の機能仕分けされる感じです。
精神へのエネルギー供給量が減りますと、瞬間瞬間の判断能力やら、思考の持続力やら、好奇心といった心の機能能力ががくんと衰えます。
低い精神レベルでの、生存希求力やら欲望やら嗜好性やらは維持されます。
食欲やら性欲やら睡眠欲やらは衰えませんし、酒やタバコといったものに対する執着も消えません。
形而上的な思考やら、真摯な求道やら、隣人に親切にといった道徳心やらは、急速に萎みます。
そういう状態になると、薄々自分のはまりつつある精神の泥沼状態が危険であることは分かるのですが、
なにせそこから抜け出すための判断力、持続力、好奇心等々の精神的活力を失いつつありますから、
泥縄式に心の引きこもり状態になっていきます。
さらに深酒がその状態に追い討ちをかけます。
以上、数週間惰眠を貪ることによる精神に与える影響という観点での、人体実験報告でした(笑)
この期に及んで、なにをしているんでしょうか、ほんとに。
ところで映画「インセプション」を観てきました。
「マトリックス」の世界を「夢」の階層に広げた世界です。
見た人は何かを語りたくなるでしょうが、容易に語ることを許しません。
それほど周到にこの映画は作られていました。
実際の人間の「意識」というものについては、いろいろ注文をつけたくなるようなこともあるのですが、映画のストーリーとなれば、
また文句のいいようもないという感じで口をつぐむことになります。
「アバター」といい、この映画といい、ホントもうどんな世界でも映像化できる世界になってしまいました。
アイデアと想像力しだいでは、この先とんでもない映画ができそうな予感がします。