風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

3.11再び

2013年03月11日 | 雑感

あの震災から2年の月日が経ちました。
2時46分に一人で黙祷を捧げました。
灰色の海の上を、無数の光がきらきらと舞う光景が見えました。

もう東北の人たちは心情的支援が欲しい段階ではないでしょう。
具体的に前に進みたがっているでしょう。
仕事をし、しっかりと家庭生活を、社会生活を営みたいでしょう。
なにをしてやれるのか。
仕事で結びつくと言っても、なにをどうすればいいのか。

いろいろ考えています。
近いうちに東北に行こうと思っています。
九州と東北、さらには東北と世界を繋げるなにかができないか。
アイデアが具体的になったら、多くの人の協力を仰ぎながら、どんどん前に進めたいと思っています。

まだまだ復興の網の目からこぼれ落ちた集落や地域があると聞いてます。
そんなところに目を向けられるのも、我々個々人の力です。
現地に飛び込んで、一杯情報を吸収して、皆さんと共有できることが望みです。

三陸の海は磯の香りの豊かな独特の海でした。
子供の頃よく泳ぎに行きましたが、海の色が深い緑色で、生命力に満ち溢れているような気がしたものです。
今ものすごい勢いで海は再生しているのだろうと思います。
ワカメ漁が再開したというニュースをどこかで見ました。
今年の夏には大好きなホヤも食べることができるのでしょうか。

今日は牛タン屋の一周年です。
ささやかな宴を催します。
紆余曲折、とてもとても長く感じた一年でした。

それから、アンティークの店は一旦撤退することにしました。
このまま二つに店を回していく力は残念ながらないと判断しました。

生きていれば、いろいろなことが起きて行きます。
五体満足で生きていることのありがたさをどう活かし切るか。
ボヤボヤしている暇はありません。