夏空が広がっているのでしょうか。
目の前にお客さんからいただいた見事な桃が二つ並んでいます。
ソフトボールくらいの大きさがあります。
桃は悪霊除けになるとも聞きます。
なんか滋養がそのまま素直に膨らんだみたいな果実なので、その素直さが悪霊が嫌う所以でしょうか。
私見では、素直な人は騙されません。
疑り深い人ほど騙されます。
疑いの裏をかけばいいからです。
素直な人は裏がありませんから、詐欺師も裏のかきようがありません。
騙されるというのは、疑うポイントがあり、そのポイントさえクリアにされれば安心してしまうからです。
素直な人というのは、詐欺師の言動が本当かどうかよりも、聞きていて心が躍るか、楽しいか、嬉しいか、
がポイントになりますから、詐欺師の得意技が通じません。
逆に、疑り深い人というのは、心が踊ること、楽しいこと、嬉しいことというのに疑いの目を向ける傾向があります。
こう見えても、ぼくは自分で素直だと思っていますから、騙されたということがありません。
騙したことがないとは思いませんが。
さんざん騙されているのだが、自分じゃ気づかないだけだという意見もあるでしょう。
でも、自分で気が付かなければ、自分では騙されたことにはならないので、それでもOKです。
無防備でいるというのは、案外安全なこともあります。
自転車に鍵をかけることも滅多にありません。
昨日も銀行に自転車で行き、知り合いに会ったのでそのままお茶を飲み、そのまま店に帰って来ました。
夜になっていざ帰ろうという段階で、自転車を無施錠で銀行に置きっぱなしにしていたことを思い出しました。
取りに行ったら、ありました。
1700万円のダイヤモンド(値札つき)を落とし、数日後警察に届けられたこともありますし、
悪名高い海外で一度も騙されたこともありません。
一番いけないのは、中途半端に疑い、中途半端に無防備になることだ、とぼくは思っています。
中途半端な姿勢が、最もトラブルに巻き込まれる率が高いと思います。
常に気をつけていたのに、ちょっと気を抜いた瞬間に荷物を取られるとか、なんとか。
荷物なんか大丈夫だと放っておくと、荷物は大丈夫だオーラを出すんだと思います。
その逆に、心配ばかりしていると、心配されているぞオーラを出し、泥棒のセンサーに引っかかるのでしょう。
ま、話半分に聞いてくださいね、もちろん(笑)
無防備でいたら散々な目に会った、といわれても困りますので。