風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

アンティーク・ディーラー

2005年04月30日 | 雑感
今朝は3時頃に目が覚め、「朝まで生テレビ」を見た後、眠れずそのまま滝行へ。
眠れないくせに、眠いから嫌になります。
眠いとたちまち不機嫌になってしまいます。
それでも、水もすっかりぬるみ、気持ちのよい滝でした。

今日はロンドンのアンティーク・ジュエリー・ディーラー(日本人女性)がいきなり訪ねてきました。
ロンドンのアンティークショップに行けばよく見られるような中級品ばかりでした。
それでも、カメオを3点預りました。
東京がまあまあで、あとはどこも不景気だそうです。
この不景気な状態が普通だと思えば、どうってことはないんですが。
バブル期を経験した人は、この状況が苦しくてたまらないだろうと思います。
特にこの業界は濡れ手に泡でしたから。

ぼくはバブルがはじけた後にこの業界に入りました。
バブルの余韻はありましたが。
独立したのは、その余韻もすっかり消えた後です(笑)
ですから、なんか儲けに関してはそれほど執着はありません。
とりあえず食べていければと思っています。
ただ、美術品というのは儲けられるチャンスがあったときは、堂々と大儲けできます。
そういうチャンスをつかめるか?
日頃の陰徳を積んでいるかどうかでしょう。
陰徳を積んでいないものですから、何回か大きなチャンスを棒に振りました。
どう転んでも失敗する余地がないような話が、ころりころりと転びました。
それからは、大きなチャンスを狙うのは止めにしました。
大きなチャンスを追うと、心がいろいろな意味で非常に疲れます。
だから、止めました、とりあえず。
成功する心の準備が全く出来ていませんし。

ぼくをこの業界に導いてくれた師匠は、驚くような大胆さで大きなチャンスをものにしてきた人です。
押しも押されぬ、この業界での世界的な第一人者になりました。
だらしのないぼくを、いつもあきれながらも、叱咤激励してくれます。
感謝はしているのですが、ご恩に報いることができずにいます。

まぁ、あせらないで、やるべきことをやるべきときに黙々と積み重ねていけるかどうかです。
事務は嫌だと、3月決算の書類にいまだに手付かずなんていう様ですから、なにをかいわんやです。
道のりは遠く険しいです。
でも、なんだか楽しいのはいいことですね。
うん。←一人納得

いつも、帰り間際にこのブログを書きます。
ブログを書き始めるとエンジンがかかり始めます。
エンジンがかかり始めて、急いで家に帰って、酒を飲みます。
どうにかならないのか、この無益無駄なサイクル>おれ