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トッポパパのメランコリー、 その6 『院長診察2、 手術決定!』

2009年05月19日 | トッポパパの後縦靱帯骨化症(OPLL)闘病記
トッポ、『パパの決断は?』



2度目の院長診察の日が来ました。
前回はレントゲン写真の追加を撮り、今日は再度のMRI撮影になります。
前回のMRI撮影は、痛み止めの薬を飲んでいなかったので、どうも首が動いたようで、鮮明な写真が撮れませんでした。 
今回は大丈夫だと思ったのですが、やはり、同じ姿勢で4-5分も動かず我慢をしていると、痺れから激痛に変わってしまう。
やはり、神経への圧迫が強いので、長い時間同じ姿勢はきついようです。
しかし何とか歯を食いしばりながら、撮り終えることができました。
その後、写真を持って診察室へ行く。
またまた、ウィッギーさんの横に座ることになり、ちょっと雑談しながら院長の診察を待つ。

今日撮ったMRI写真を見ながら;
院長、『やはり頚椎の2,3から7にかけて狭窄が進んでいます。 特に頚椎3,4が特にひどいようです。(何番の頚椎かは、ちょっとあいまいな記憶です。)』
トッポパパ、『このまま進行すると、右半身及び足腰にも痺れや麻痺が広がるわけですか?』

院長、『必ずしもそうなるとは言えませんが、その可能性はあります。』
トッポパパ、『やはり手術はしたほうが良いのでしょうね。 で、時期的には?』

院長、『一般的に?狭窄率が50%を超えると手術を勧めます。 この場合狭窄率が50%を越えつつありますので、手術をしたほうが良いでしょう。 時期的には、3ヶ月先にするか6ヶ月先にするかは、患者さんの決断になります。』
トッポパパ、『しかし、その間痛みをこらえるために強い薬を飲み続けるのも負担がありそうですし、その間に麻痺が進行するかもしれないので、1ヶ月先での手術をお願いします。』

概ね、この手術のリスクは調べたつもりですが、トッポパパ、『ざっくばらんで結構ですが、手術後の回復度や、職場への復帰はどうなんでしょうか? 色々な面で心構えをしておかなければならないので.......』
院長、『症状の改善は50%ぐらいだと思います。(ということは、多少の痺れや痛みは残る!) 社会復帰(職場復帰?)は可能です。 ただ、どんな手術でもそうですが、患者さんも人間ですし、医者も同じ人間ですので、リスクはあります。 手術前に詳しく説明しますが、了解ください。』

トッポパパ、『入院の期間は?』
院長、『最初に検査入院があり、手術をいれて2-3週間ぐらいでしょう。』
トッポパパ、『とすると、職場復帰はリハビリ期間も考えると、1.5-2ヶ月ですね。』
院長、『....................ですかね。』(いつから職場復帰が出来るかの質問に、少々呆れ顔でした。)

院長、『それでは6月15日の診察予約を入れます。 そこで、最終日程を決めましょう。 部屋が空けば、すぐ入院できると思います。』
トッポパパ、『仮に手術がうまくいった場合、その部位には骨化は進まないのですか?』
院長、『それはなんとも言えません。 原因が分からないので、難病とされているわけです。』
トッポパパ、『......(そうですよね)......よろしくお願いします。』

要約すると、OPLLの慢性的進行を手術でも止めることは出来ない。 しかし、このまま対症療法を続けても、いつかは麻痺が進行する。 麻痺が進行すれば、手術後の回復度合いに影響があるとすれば、選択肢は一つである。
この大学病院は、日本での最先端技術を持っていると信じて、これ以上躊躇することが、後の後悔になるような気がする。 よって、手術に踏み切ることにします。

カーネギーの名言集にでてきた言葉で、『想定できる最悪の事態を受け入れる覚悟をすれば、不安や、怖さを乗り切ることができる。』と聞いたことがあります。
トッポママの、『いざとなったら、私が面倒見てあげるから、運命だと思って手術をうければ.......』の言葉に、人のことだとよく言うよ!と思いながらも、感謝する。

こうなりゃ、信じるものは救われる!で、前向きに考えることにします。
そんなことで、ちょっと明日から海外出張へ行ってきます。