TOPPO WORLD

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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その98の1 『青森、ねぶたの里』

2010年05月31日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
青森の『ねぶたの里』到着です。
ねぶた・ねぷたは、東日本各地、とりわけ青森県内の各地で行われる夏祭りの一種です。



上の写真のねぶたは『龍飛の黒神』という作品です。
説明によると、その昔、本州と北海道がまだ陸続きだったといわれる頃、十和田湖のほとりに美しい女神が暮らしていた。
この湖をはさんで男鹿には赤神が、そして岩木山の北・龍飛には黒神が住んでいた。
笛の名手の赤神は、語ることばも優しかった。
一方黒神は筋骨隆々としてその風貌も荒々しく、つき従う四頭の龍をあやつり、自在に天空を駆けめぐっていた。
この二人が共に女神を好きになり、お互いゆずらずとうとう争いとなってしまう。
天地も割れんばかりのすざましい戦いとなるが、やがて黒神が勝利し傷ついた赤神は男鹿に帰っていった。
ところが、かわいそうに思った女神は赤神の後を追って男鹿に行ってしまったのである。
戦いには勝ったものの、女神のいない湖を去り、龍飛に戻った黒神は深い深いため息をついた。
それがあまりに大きかったため足下から大地は裂け、東西の潮が一気にどっと流れ込んできた。こうしてできたのが津軽海峡だと言われている。
古代天地創造の神々たちの伝説に残る津軽海峡。
現在、その海峡下を通る青函トンネルによって本州と北海道は再びしっかりと結ばれている.........ということです。



ねぶたの里の入口です。
ここも到着した時は雨が止んでくれました。



青森ねぶたとは青森県青森市で8月2~7日に開催される夏祭りで、毎年、延べ300万人以上の観光客が訪れるそうです。
1980年には国の重要無形民俗文化財に指定された。



ねぶたの里は青森自然公園の中にあり、大型ねぶた8台と弘前ねぷた1台が常設されています。



ここでは、大型ねぶたを実際に運行する「ねぶた運行体験ショー」も毎日開催されていて、ショーのねぶたに参加することもできるそうです。



『川中島の合戦』のねぶたです。

戦国時代、北越を支配する上杉謙信と、甲州信濃を統一した武田信玄は、領地をめぐる激しい攻防を繰り返し、12年にわたり激戦を展開しました。
1561年、両軍最後の決戦とすべく臨んだ戦いが世に名高い『川中島の合戦』です。
謙信32歳、信玄41歳のこのとき、両軍合わせ8000名を超える兵が戦死し、血で血を洗う大戦であったと後世に伝えられている。
「風林火山」の甲州軍旗が揺れ動く中、謙信は千曲川を渡り、信玄に三太刀切りつけ、その刀を、信玄が軍配で受け止めたという伝説の場面を表現したのがこのねぶたです。



ねぶた節という歌があるようです。
橋幸夫が歌っています。



続く..........................................................................。