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海外の都市の紹介、 その75の2 『キューケンホフ公園、PartⅡ』

2010年05月07日 | 海外の都市の紹介
トッポ、『横浜公園よりたくさんの花が咲いているね。』
規模が違いすぎるので比較にならないのでしょう。



チューリップの説明はできないので、チューリップの歴史等をネットで調べましたので掲載します。
キューケンホフ公園は毎年3月中旬~5月中旬にかけて、チューリップやヒヤシンス、水仙など700万株の春の球根花が一面に咲き乱れる、世界的に有名な公園です。



ちなみに『キューケンホフ』とは、オランダ語で『台所の庭』という意味になるそうですが、あまりにも大きな台所の庭ですね。
今年で開園61年になるそうです。



チューリップの歴史ですが、その本格的な歴史は、今のイスタンブールから始まると言われています。
もともとチューリップは中国のチベット、中東から地中海沿岸の地域で咲いていたと考えられています。
チューリップは、それらの地域に移住してきたトルコ民族によって植えられたものと伝えられています。



トッポ、『なんでチューリップって言うの?』

トルコ民族は、ふるさとの花を民族衣装には欠かせないターバンやアクセサリー、生け花などの材料として使っていました。
当時、ちょうどオーストリアの大使としてトルコにいたA・G・ブズベックによって、初めてチューリップがヨーロッパに持ち込まれます。
彼は1554年にコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)周辺でチューリップを見かけて、通訳に花の名前を聞いたところ、通訳がチューリパム(ターバンの意味)と聞き違えてしまいました。
以来、その花は『チューリップ』と呼ばれるようになったというわけです



ヨーロッパにチューリップが持ち込まれると、あっという間に注目の的となりました。
当時のオランダやドイツの人々はチューリップを“高貴の花”と考えていたため、上流階級の人々にしか普及していませんでした。
上流階級の人々は、普段使う陶器やタイル壁画がすべてチューリップの模様で埋めつくしていたんだそうです。



その当時、まだまだ珍しかったチューリップは、一般庶民が気軽に楽しめる花ではありませんでしたが、しばらくしてオランダを中心に一大ブームが巻き起こります。



17世紀に入り、チューリップの大ブームが起こります。



オランダやドイツの商人たちは、競い合いながら球根を高値で取引をはじめ、多くの人がチューリップに釘付けになっていたこの時期は、『チューリップ狂時代』または『チューリップ熱』と呼ばれました。



続く.........................................................................。