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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その95の1 『秋田、真山となまはげ』

2010年05月04日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
GW前半の予定は、秋田、青森方面へ出かけました。
29日の早朝、羽田より秋田空港へ向い、レンタカーを借りて男鹿半島へ向かいます。
天気はなんと大荒れで、雨も風も強く最悪の条件でのスタートです。
男鹿半島は秋田県西部にある日本海に突き出た半島です。



当初は男鹿半島の眺望を期待していたのですが、風雨が強いので諦めました。
男鹿半島には真山、本山、毛無山は男鹿三山があり、古くから山岳信仰の霊場とされています。
古くから『なまはげ』が有名な所として知られています。
真山の山麓に、真山神社があります。
晴れ男、トッポパパの運の強さか、ここに到着したら一時的に雨が止んで、薄曇りに変わりました。



真山神社の創建は景行天皇年代に武内宿禰が涌出山(現在の本山、真山)に登り、国家安泰と武運長久を祈願したのが最初とされています。



写真は仁王門です。



仁王門をくぐると、階段が続きます。
雨が止んだので、上ってみることにします。



ここの石段の途中に国重要有形文化財に指定されている丸木船が安置されています。
この丸木舟の原木は、真山や本山の樹齢300年以上の原木をえぐり、岩に当たっても壊れないそうです。
潮や風に流されず、波渡りもよく、転覆の恐れもない頑丈な丸木船なので、日本海の荒海に突き出した岩礁地帯で漁業や運搬に使用されました。
牡鹿半島の風土がから生まれた丸木船ですね。



真山神社拝殿です。



この神社は毎年2月、『なまはげ紫灯祭り』が行われることで有名です。
村内安全・五穀豊穣・豊漁・出稼者安全を祈願し真山に住む鬼神を招き、紫灯護摩の火で焼いた壮大なモチを献ずるそうです。
その後、このモチは氏子・参拝者に配られ、これを食べると病気にならない・災難に遭わないと伝えられています。



ネット情報です。
『古事記と日本書紀によると、朝廷の支配がおよんでいない地方が多くあったので、崇神(すじん)天皇は4人の将軍を各地に派遣した。北陸「道」には大彦命(大毘古命おおびこのみこと)が命ぜられた。大彦命はその地方の人々を帰順させることに成功した。
その後、人皇12代景行天皇25年(95年)武内宿禰が北陸北方諸国の地形や百姓の民情調査を命じられた際に男鹿嶋へて向して湧出山(現在の真山)にこの二柱の神をお祭りし使命が無事達成出来るよう祈願したことから始まったと伝えられる。
人皇と書かれているのは、それ以前が、神代の天皇であったことと区別するためである。』



続く.........................................................................。