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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その45の2 『角館』

2008年06月05日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
武家屋敷通りの北端に位置する石黒家は、角館の武家屋敷のなかで、現存する最も古いものです。
モミや枝垂れ桜など樹齢250年を超える深い木立ちのなかに、江戸時代そのままの姿で主屋、門、塀、土蔵などが保存されています。



主屋の建築年代は、18世紀から19世紀にかけてと推定されている。
屋根は萱葺きで、庭には水に見立てた苔があり、簡素なたたずまいのなかに武家の格式を漂わせています。



その時代のお雛様でしょう。
ちょっとかわった感じのものです。



武家の飾り物らしく、鎧をつけています。



部屋の片隅に、囲炉裏が設けられています。
角館辺りは冬は寒そうですが、これだけで冬を越すのは大変だったのでしょう。



昔の井戸のようです。
多少改良されているようですが、蓋板が濡れているので、現在でもしようできるのかもしれません。



600mの武家屋敷通りには昔のままの長屋門、薬医門、黒板塀などと枝垂桜が見事に調和する武家屋敷がつづいています。



一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
街には400本を越える桜の木があり、うち153本が国の天然記念物の枝垂桜になっています。



武家屋敷の桜は、1664年に佐竹義隣の嫡男・義明(よしはる)の妻が三条西家より嫁ぐ際、苗木3本を持参し、それが植え継がれてきたものと伝えられています。



続く...........................................................。