ホルヘ・ロハスは、アルゼンチンのフォークロレ&ラテン・ポップのグループ、ロス・ノチェーロスのオリジナル・メンバーだ。2005年にグループをはなれ、いまは、ソロで活躍している。
ホルヘ・ロハス Lagrimas Negras http://www.youtube.com/watch?v=kpB0c9p0l78&feature=related
1972年生まれのホルヘ・ロハスは、1990年、ロス・ノチェーロスの結成に参加した。
ホルヘ・ロハス Marca Borrada http://www.youtube.com/watch?v=KAW_EdlcazU&feature=related
ホルヘ・ロハス Una Noches Mas http://www.youtube.com/watch?v=mDnTl1Vsyhg
アルゼンチンは、タンゴやフォークロレだけじゃなく、音楽の盛んな国だ。クラシック・ピアノの巨匠マルタ・アルゲリッチも、ジャズ&映画音楽の作曲家、ラロ・シフリンもアルゼンチンの人だ。ラロ・シフリンの「ミッション・インポシブル(スパイ大作戦)」のテーマは、いまの若者でも知っているだろう。
マルタ・アルゲリッチ ショパン“ポロネーズ第6番 英雄” http://www.youtube.com/watch?v=KCSEwfqs-VM
マルタ・アルゲリッチ バッハ“変奏曲 第2番” http://www.youtube.com/watch?v=7mFDXNODNyc&feature=related
ラロ・シフリン ミッション・インポシブルのテーマ http://www.youtube.com/watch?v=k55NuWQCh78&feature=related
ラロ・シフリン(ピアノ)、ザビア・クガート(指揮) Cumana http://www.youtube.com/watch?v=-oWdiqDCr2g&feature=related
ハモンドオルガンのジミー・スミスの名盤「ザ・キャット」のアレンジとプロデュース、映画「ダーティハリー」シリーズの作曲。映画「タンゴ」のアレンジ、ラロ・シフリンの作品はたくさんある。ジャズ・トラペッターのデイジー・ガレスビーのためにも曲を書いて、いっしょに演奏している。
スティーヴ・マックイーンの映画「ブリット」も、「燃えよドラゴン」も、ラロ・シフリンが音楽だ。
ラロ・シフリン音楽、映画「タンゴ」 http://www.youtube.com/watch?v=oCJq7SJqtAc
この映画のバンドのように、アルゼンチン・タンゴ・バンドでは、基本的にドラムなど打楽器を使わない。パーカッションの代わりをしてリズムを刻むのは、ピアノとバンドネオンだ。フルートは使うが、金管楽器(ブラス)もあまり使わない。もちろん例外のバンドはある。アメリカのジャズ・バンドのようにドラムスやブラスを使うのは、タンゴが、ヨーロッパのドイツやフランスのバンドで流行ってからのことだ。ヨーロッパのタンゴを、アルゼンチンのタンゴと区別して、コンチネンタル・タンゴといった。
日本では、このコンチネンタル・タンゴの人気があった。とくに、ドイツのアルフレッド・ハウゼのオーケストラは、日本でのヒット曲も多く、なんども来日していた。
本場のアルゼンチン・タンゴより、その角をとって、洗練され、コマーシャルにしたヨーロッパのタンゴが日本で流行ったのは、バップ・ジャズよりフュージョンが流行ったのに似ているかな。
その日本人が大好きだったコンチネンタル・タンゴは、すたれ、アルゼンチン・タンゴは、いまも世界じゅうで愛されている。
日本人が大好きだった、アルフレッド・ハウゼ 真珠採りのタンゴ http://www.youtube.com/watch?v=iWZXR7agefQ
ドイツのアルフレッド・ハウゼ・オーケストラは、レコードで聴きかせ、コンサートで鑑賞させるためのバンドだ。そのあと日本で大ヒットする、フランスのポール・モーリアの先駆者だ。
アルゼンチン・タンゴのバンドは、ダンスのためのバンドだ。(ピアソラは、それを嫌って、ジャズ・コンボのスタイルで、ハード・バップ・ジャズに影響されたタンゴをやっていた。それはそれでいいが、でも、タンゴ・バンドは、ダンス・バンドだからカッコいいのだ。と、わたしは思っている)
ヨーロッパのタンゴ・バンドなどどうでもいいが、十代のとき、レコードで聴くアルゼンチンのタンゴ・バンドでは、オスバルド・プグリエーセが好きだった。http://www.youtube.com/watch?v=rcYYlk3FwE8
オスバルド・プグリエーセ http://www.youtube.com/watch?v=snkvwhkWsNY&feature=related
ジミー・スミス ラロ・シフリン(アレンジ&指揮) The Cat http://www.youtube.com/watch?v=XCeByM-EN4E&feature=related
ラロ・シフリン。若い時、そして、すこし最近。