局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

職人さんたち①

2017-07-24 23:39:44 | 
この旅行中 色々な生産者、様々な職人さんたちに会った。


最高級カヴァの生産ワイナリー



ここはシャンパーニュと同じ製法 しかも瓶を動かして澱を集める作業は職人さんの手作業、澱抜きは液体窒素で凍らせず抜栓する職人技というこだわり





バルセロネータ海岸 ここに日本で言えば湘南の海にある海の家みたいなところに行ったんだけど



あ~ら びっくり ビールやコーラじゃないんだよ。イケメンがサングリアを作って注いでくれる。ワイン類も充実



食べものもカレー、ラーメン、焼きそばが出てくるような風貌のわりに、中央のキッチンは本格派! パエリアがいくつも同時に作れる施設が隠れていた。



本格海の幸に舌鼓 そりゃー、目の前の海から持ってきたような魚介なんだから当然おいしい

海のあとは山のほう



有機栽培にこだわるプリオラートのワイナリー



モンサンのブドウ畑 降水量が大変少ないんだけど、殆ど水を与えないらしい。水を与えるとぶどうが甘えて地中深く根をはらないんだって。
そして少ない収穫量であえて凝縮した果実を作る職人魂





こちらは家内手工業的



家族写真が温かい



サービスの生ハムやチーズとともに試飲

ワイナリーで試飲して ランチで飲んでディナーで飲んでバルめぐりで飲んで・・・
ちゃんと代謝してくれた胃腸と肝臓よ ありがとう

それからちょっと趣を変えて 今度は大規模なワイナリー



☆プリオラートワインの発祥の地





こちらは大規模
だけど 山の急斜面に栽培されているために手摘み ここから何人もの人が転がり落ちて亡くなっているそうだ

選果はレーザーでコンピューター制御なんだって

ちょいとワインから離れて



魔除け(西洋アザミのドライフラワー)が迎えてくれる



チーズ工房に ☆  こちらはイディアサバルという羊の乳から作るクリーミーなチーズの生産者

自ら羊を飼い、乳を搾り、チーズに加工する



食塩の海を漂う



黴をまとって熟成を待つ

「昔はさ、毎日毎日搾った乳をその日のうちに加工しなきゃなんなかったもんで、一日も休めなかったんさな。今は冷蔵技術が発達したから2.3日貯めておけるようになって ちったぁ楽になったんだよ」意訳



「まぁ ちっと食いねえ」意訳

チーズもヤギの乳で作ったスイーツもおいしかった。

     ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ワインもパエリアもチーズも 生産者自身、それを支える周りの人たち、語る、語る・・・ スペイン人ってこんなにおしゃべりなのかってくらい自分の作るものに対して語るのは誇りのなせることか・・・
ラテン民族ってわりにおおざっぱなイメージがあったけど、この職人さんたちの自分が作り出すものへの情熱とこだわりは今回の旅行でヒシヒシと感じて

行く先々で製品を買って、スーツケースが日々重くなっていったのであった・・・

この食職人さん記事 続きます。
コメント
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