局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ジミーズの時代

2017-07-02 22:45:04 | 記憶の箱
藤井四段が公式戦でついに敗れた夜。


↑敗れたあとのコメントも落ち着いてましたね。ホントにチュウボウなのかしらね。

こんなに将棋というゲーム(と言っていいのか?)が脚光を浴びたことは記憶にないなあ。

ワタシ自身、将棋の駒の動かしかたも知らないし、興味も持ったことはないんだけど、記憶をたどると、中学の頃、一部の男の子たちが熱心に昼休みごとに対戦していたことを思い出した。

昼休みごとに4,5人で集まって、マグネットになっている将棋盤を広げて教室の後ろで対戦して、それが妙にひっそりしながらも、そこだけ隔離された不思議な雰囲気が醸し出されていて・・・
それも、そのグループは いわゆるおとなしくて当時女の子の注目を浴びることもない地味ーな男の子たちの集まりで、そのグループは「何かやってる」のは認識されてはいたけど、気がある男の子にちょっかいを出しにいくような女子も誰もいないような、熱くもひっそりとした集団であったわけです。

その中で一人だけ、結構おちょうしものの男の子がいて、その中の勝負の実況を後ろの黒板に書きだし、順位をつけて竜王とか王将とか名前をつけてたけれど、悲しいかな、それが他の人たちの話にのぼることもなかった(記憶の片隅にはあるけど)

ところが、今になって振り返ると、彼らってお勉強はできたのね。
そのお調子ものはKの経済 王将だかになった常にトップ争いをしていた無口な♂は首都圏の国立の医学部、次に強かったのは北のほうの旧帝の理系の大学院にすすんだのよね。
頭がいいから将棋をするのか 将棋をしたから頭がよくなったのか・・・

そして彼らの共通項は卓球部だったこと。
その頃脚光を浴びていたのはバスケ部とか野球部で(ワタシの中学には派手そうな子が好みそうなサッカー部はなかった)体育館の片隅で地道に活動している男子卓球部はやはり女子たちの注目を浴びることはなかったのである。

しかし、この所、将棋も卓球も、なぜか注目を浴びている不思議。
あのジミーズたちは、かなり時代を先取り(しすぎ)してたのかもしれないなあと今日なんとなく思い出したのである。

ところで

↑この顔じゃ人気でるだろうね
コメント
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