局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

シャネル色々

2009-10-14 22:43:32 | 読む
実はオットが急に職場より呼び出された日曜日、ヒマになった私は同じくヒマだった親友Aと映画を見にいったのである。
今更ながら ココ・アヴァン・シャネル 先日レディースデイの時銀座で見ようと思ったが果たせなかったリベンジであります。

映画はよかった。背景となる画面は美しく、主演のオドレイ・トトゥは不思議な存在感でよかったと思う。少なくともダヴィンチ・コードのときよりよほどはまり役だったと思う。

で、Aと別れて家に帰る途中にちょうどメールをよこした舞台友Nにその旨を伝えた。
すると、

「シャーリー・マクレーンの方は見た? あっもう終わっちゃったか」 と 

「うん。今日のを見ると見たくなるよね。DVDが出るまで待つしかないよね・・」 と返信すると

翌日に どさっと宅急便が届いた。

資料館長 Nの実力をまたもや思い知らされた

 ココ・アヴァン・シャネル ~ オドレイ・トトゥ主演の映画のパンフレット (関係ないが トトゥは息子の彼女に似ているw)

 ココ・シャネル ~ シャーリー・マクレーン主演の映画のパンフレット

 ガブリエル・シャネル ~ 大地真央主演のミュージカルのパンフレット

 獅子座の女シャネル ~ ポール・モラン著のシャネルの伝記

 シャネルの生涯とその時代 ~ エドモンド・シャルル・ルー著の資料集

これは写真が多くて見てるだけで楽しい

  

それにしても、いつもながら OOと言えばたちどころにこれだけの物が揃うNの実力 ある種文化に対する貪欲さってのは大したもんである。こういうヒトがそばにいるのはありがたいことです。

ところでNによれば、今年の映画、舞台の三つの中ではシャーリー・マクレーンのが一番よかったと思うな~ 大☆さんのはね~ シャネルって感じじゃなかったな。あのヒトはいつまでたってもスカーレットだね だそうだ。

で、私も夜な夜なパンフレットを眺め資料集のページをめくり 伝記を読んでいるところ。

しかしさ、シャネルって19世紀末生まれの人なのね。
それに改めてびっくりしてしまう。
日本はまだ江戸のなごりをひきずっていた頃じゃないか。フランスでもその頃は厳然とした階級社会が形づくられていた頃であろう。
その時代に、孤児院で育った一人の女性が服飾に革命を起こし、そして女性の生活の形態にまで影響を与えたということに しみじみびっくりしてしまったのである。
そして彼女が当時デザインした物が決して古びず、洗練されたシンプルさの系譜をもって現在にまで継承されていること・・・

すんごい女性だったのね~~ などと
秋の夜長にワイン片手に読書を楽しんでおります。





コメント (4)
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