局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ハンカチ王子~おりこう

2006-10-05 09:30:00 | 様々な思い
いえ、全く皮肉ぬきに 彼は賢いと思っているわけです(笑)

甲子園の決勝戦(一回目か二回目かは忘れたけど)私はジムにいた。
スタジオを終えてシャワーを浴びて帰ろうと思っていたところ、女性のロッカールームの中のソファーに黒山のひとだかり。早実の守りの時だけくいいるようにTVを見つめ、早実の攻撃になるとサウナに入りにいくおばちゃまたち。
私はそこにいる全員が斉藤投手の親族かと錯覚しそうになったわね。

その後の彼の人気は私が今更語るまでもない。
だいたい、毎年国体の野球なんてここまで話題になったことは記憶にない。あの甲子園の再現というドラマチックな場面が行われるなら TVの放映枠をとっておけばよかったと思うTV局も多いのでしょうね。かなりの視聴率になったと推測されます。

彼の人気を色んな人が分析してるのを見たけど だいたいが
*はやりすたりのない整った顔
*野球の実力
*素直さ
に集約されていた。
確かにそれにプラスして ハンカチを使うという端正なしぐさ、早実というブランドそれらの要素が作用しているのだろう。

また、私が思うに 彼は自分を客観視する能力があると思う。
小学校から野球を続けてきたというけれど ただそれだけの求道者っぽい視野の狭いところは感じさせない。確かに野球に対する情熱や勝ちたいという意欲はあるんだろうけど、ちゃんとあたりに気を配って、プラス自分の位置も確認している感があるのよね。
素直というより私は「クールさ」を感じるんだけど。
今回の準決勝で彼がハンカチを使って球場をわかせ あとで 「ファンサービスです」って言ってたニュースを見たとき、まず 都会っ子だなと思った。(群馬生まれにせよ)
調子づいて って言われる恐れややっかみによる足の引っ張りも起こりかねない状況下でちゃんと節度をもったファンサービスして その上でちゃんと自分も目立たせることを知っている。


昨日の朝日の夕刊で彼のお父さんのコメントを読んだけど 「富士山の頂上の人だと思っていた田中くんを目指して成長してきた 云々・・・」とのコメント。
イチロー父とかゴン父とかいい悪いは別として、自らが結構濃いキャラの持ち主のスポーツ選手の親に比べて まともなサラリーマンの処世術を身に着けたそれなりの年齢のお父さんのコメントで らしいなあと思った。本当だったら自分の子供を思いっきり誇りたいところであろう。

親子ともにおりこう

まともな親からまともな子供が育った良い例である(cf 亀←しつこく)

また彼が進学を決断したのはいいことだと思うな。野球選手になるにせよ、他の道に進むにせよ、基礎の部分を広い幅で固めるほうがいいタイプに見えるから。

長々書きましたが私は追っかけの趣味はないです。過去から現在までスポーツ選手にせよ、芸能人にせよ特定人物ファンになることはなかった。
郷ひろみ(古っ)より自分の学校の文武両道の生徒会長というような(例)
オトコに関する限り超現実主義ですなあ。
たまにはヨン様ファンの気持ちを味わいたいわね。 

コメント (2)
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