ここのところ 新聞の雑誌の紹介を見るたびに なんだかなあと思うもの それはこの雑誌である。
確かこの雑誌が刊行されたのは去年くらいだと思う。その時から新聞や電車の中吊り広告を見るたびに なんとも言えない不愉快な気分になっていた。それを今日は自分なりに追求しようと考えた(別に嫌いなものを何故嫌いか追求してしまうのも我ながら因果な性格だけど)
創刊の際の編集長の言葉より抜粋
***これまで「プレジデント」は、ビジネスマンの問題解決マガジンとしてそのノウハウを提供してまいりましたが、「プレジデントファミリー」では舞台を職場から家庭に移して、「子供を元気にする、親も元気になる」ための父親スキルを追求します。: かつて日本の会社には家族的風土がありましたが、今は社員個人がドライな人間関係のなかで自立して働く時代となりました。そのため家庭はビジネスマンの地盤、心の拠り所としていっそう重要度を増しています。子供の教育から妻、老親との付き合い方、家づくり、将来設計まで。これから「プレジデントファミリー」が家庭を上手にマネジメントする方策をお教えします。****
ついでに創刊号の内容を見てみると 第一特集は 「頭の良い子の学校選び」 現役東大生100人の小中学校時代を徹底調査しました。どんな家庭に育ったのか、親の職業、学歴、年収、家族の人間関係、勉強・読書・ゲームの時間、塾にはいつから通ったか、習い事はどんなことをしていたかなど![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
以下 続いて刊行された物の内容を要約したものをコピーいたしますが
vol.2
頭のいい子の生活習慣
才能は親が伸ばす
息子と娘のハローワーク
お金に困らない子に育てたい
9月号 2006
頭のいい親子の勉強法
大人になって輝く家庭の教育
最強の教材50選
全国の有名校は使っている
10月号 2006
お金に困らない子の育て方
教えます!「自分で稼ぐ力」と親のしつけ
「進学・進路」診断テスト
成績表ではわからない、わが子の潜在能力を測ろう
11月号 2006
担任教師の能力判定
「先生のホンネと実態」一挙公開!
子供の問いかけ難題20
「お金持ちは偉いの?」「人を信じていいの?」
最新号は画像にアップしたものである。
こうしてみると殆ど同じコンセプト。なるほど 要約すれば 子供の教育を軸としてりっぱなエリート家庭を維持するノウハウ本というわけでござりますね。
これをそのまま鵜呑みにして実行する人はいないと思うけど、家族って子育てってマニュアルが通用するものだろうか? マニュアルとして受け取っていいわけですよね、編集長が家庭を上手に運営する方策をお教えしますって言い切っちゃうわけだからさ。
それはそれでいいですよ。でも何故私がこれらを目にしてムカつくのか・・・
目を向けているのが「自分の家庭」、「自分の子供」だけなんだもん。 それをどうやっていい学校に入れて 金が稼げるように成長させるかっていうことが目標のような見出しから見られる視野の狭さ。「幸せ」ってものに対するある種の固定観念の押し付け。
そりゃあさ、全く子供の事に無関心で奥さんにまかせっきりで仕事だけっていうようなおとうさんも困るし、子供を作ったがいいが ネグレクトに近いようにほったらかして給食費も払わないような世帯は論外だけど。
あまりにも細かく 父親は子供の教育とか生活とか、それも こういうマニュアル本を手本にして口を出すべきなんだろうか?
父親には父親の生き方の示し方ってあると思うのよね。
ちょっと回り道しても 本当に好きな道を子供が見つけるのを 黙って見つめて待ってやるってのはなかなか母親にはできがたい。または子供に 自分の幸せだけに目を向けるのじゃなくて、世の中をよくしようって意思を持たせていく とかさ。
そこを せかせか こうした方が近道だ とか こうした方が安全だって教えるのは どっちかというと母性からくる ある種おせっかいとも言える親心だと思う。
家庭 子育てをパートナーと分かち合って進めるのは良いことだけど、同じような観点で二人そろって子供をひっぱっててもしょうがないのじゃないかなあ。父性ってものが感じられない、この雑誌からは。
悪口書いてるけど、実は もちろん買ったこともないのよね。見出し見て、コンビニでパラパラめくっただけでお腹いっぱいなんだよね。
こういう雑誌が売れるってのは この雑誌の購買層が小中学生のパパたち、30代半ばから40代前半? バブルの時に学生時代を過ごし、東京(とは限らないけど)のレストランやデートコースを ポパイその他のマニュアル雑誌を参考に組み立ててきた世代なのではないか と 推察いたしますがいかがなんでしょ?
たまには自分が損をするのは覚悟で 世の中のためになることを率先してやるような男も必要だと思うんですけどね。
確かこの雑誌が刊行されたのは去年くらいだと思う。その時から新聞や電車の中吊り広告を見るたびに なんとも言えない不愉快な気分になっていた。それを今日は自分なりに追求しようと考えた(別に嫌いなものを何故嫌いか追求してしまうのも我ながら因果な性格だけど)
創刊の際の編集長の言葉より抜粋
***これまで「プレジデント」は、ビジネスマンの問題解決マガジンとしてそのノウハウを提供してまいりましたが、「プレジデントファミリー」では舞台を職場から家庭に移して、「子供を元気にする、親も元気になる」ための父親スキルを追求します。: かつて日本の会社には家族的風土がありましたが、今は社員個人がドライな人間関係のなかで自立して働く時代となりました。そのため家庭はビジネスマンの地盤、心の拠り所としていっそう重要度を増しています。子供の教育から妻、老親との付き合い方、家づくり、将来設計まで。これから「プレジデントファミリー」が家庭を上手にマネジメントする方策をお教えします。****
ついでに創刊号の内容を見てみると 第一特集は 「頭の良い子の学校選び」 現役東大生100人の小中学校時代を徹底調査しました。どんな家庭に育ったのか、親の職業、学歴、年収、家族の人間関係、勉強・読書・ゲームの時間、塾にはいつから通ったか、習い事はどんなことをしていたかなど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
以下 続いて刊行された物の内容を要約したものをコピーいたしますが
vol.2
頭のいい子の生活習慣
才能は親が伸ばす
息子と娘のハローワーク
お金に困らない子に育てたい
9月号 2006
頭のいい親子の勉強法
大人になって輝く家庭の教育
最強の教材50選
全国の有名校は使っている
10月号 2006
お金に困らない子の育て方
教えます!「自分で稼ぐ力」と親のしつけ
「進学・進路」診断テスト
成績表ではわからない、わが子の潜在能力を測ろう
11月号 2006
担任教師の能力判定
「先生のホンネと実態」一挙公開!
子供の問いかけ難題20
「お金持ちは偉いの?」「人を信じていいの?」
最新号は画像にアップしたものである。
こうしてみると殆ど同じコンセプト。なるほど 要約すれば 子供の教育を軸としてりっぱなエリート家庭を維持するノウハウ本というわけでござりますね。
これをそのまま鵜呑みにして実行する人はいないと思うけど、家族って子育てってマニュアルが通用するものだろうか? マニュアルとして受け取っていいわけですよね、編集長が家庭を上手に運営する方策をお教えしますって言い切っちゃうわけだからさ。
それはそれでいいですよ。でも何故私がこれらを目にしてムカつくのか・・・
目を向けているのが「自分の家庭」、「自分の子供」だけなんだもん。 それをどうやっていい学校に入れて 金が稼げるように成長させるかっていうことが目標のような見出しから見られる視野の狭さ。「幸せ」ってものに対するある種の固定観念の押し付け。
そりゃあさ、全く子供の事に無関心で奥さんにまかせっきりで仕事だけっていうようなおとうさんも困るし、子供を作ったがいいが ネグレクトに近いようにほったらかして給食費も払わないような世帯は論外だけど。
あまりにも細かく 父親は子供の教育とか生活とか、それも こういうマニュアル本を手本にして口を出すべきなんだろうか?
父親には父親の生き方の示し方ってあると思うのよね。
ちょっと回り道しても 本当に好きな道を子供が見つけるのを 黙って見つめて待ってやるってのはなかなか母親にはできがたい。または子供に 自分の幸せだけに目を向けるのじゃなくて、世の中をよくしようって意思を持たせていく とかさ。
そこを せかせか こうした方が近道だ とか こうした方が安全だって教えるのは どっちかというと母性からくる ある種おせっかいとも言える親心だと思う。
家庭 子育てをパートナーと分かち合って進めるのは良いことだけど、同じような観点で二人そろって子供をひっぱっててもしょうがないのじゃないかなあ。父性ってものが感じられない、この雑誌からは。
悪口書いてるけど、実は もちろん買ったこともないのよね。見出し見て、コンビニでパラパラめくっただけでお腹いっぱいなんだよね。
こういう雑誌が売れるってのは この雑誌の購買層が小中学生のパパたち、30代半ばから40代前半? バブルの時に学生時代を過ごし、東京(とは限らないけど)のレストランやデートコースを ポパイその他のマニュアル雑誌を参考に組み立ててきた世代なのではないか と 推察いたしますがいかがなんでしょ?
たまには自分が損をするのは覚悟で 世の中のためになることを率先してやるような男も必要だと思うんですけどね。