子供の一人が結婚してから、横浜の我が家で新年を迎える事になりました。
お正月に現れた人見知りの1歳半の孫が泣かないのに驚きでした。
我々は老いて物忘れが多くなっているのに、
孫は成長して我々の事を覚えて、人見知りから抜け出していました。
孫の成長に刺激を受け、我々は老化するのをくい止めなくては。
1月2日の夜は全員が集まり賑やかな、幸せな時が過ぎました。
7人全員お酒が飲めるので色々お酒が来ました。
① シャンパンの「テタンジェ ブリュット2004年」 ②①
テタンジェは1934年創業の現在は数少なくなった家族経営で秀逸なシャンパンハウスで作られています。
良い出来の年にリリースされる『ヴィンテージシャンパン』は貴重で、
爽やかだけでない、リッチで味わい深いシャンパンが特別な日を盛り上げてくれるそうです。
これだけ上等なシャンパンは初めて飲みました。のどごしがさわやかで何杯でも飲めますが、7人で当分割り。
② ハンガリーのトカイ アスー・エッセンシア1993年(貴腐ワイン)
ハンガリーのトカイ地方でブドウの収穫が遅れたために偶然造られたトカイワインが世界最初の貴腐ワインだそうです。
貴腐ブドウの腐敗したかに見える外見からは想像しがたい芳香と風味のあるワインが出来て呼ばれるようになりました。
そのハンガリー産の貴腐ワインは、最後のお酒として飲みました。びっくりするほど甘くて美味しかったです。
③⑤④ ⑦⑥ ⑧
日本酒の獺祭2本の飲み比べをしました。
③「獺祭 純米吟大醸45」
獺祭の「獺」とはカワウソのことで、カワウソは捕らえた魚を岸に並べる習性があり、お祭りをしているようにみえるとか。
味わいが濃く、第一印象は甘口のお酒に感じますが、日本酒度はプラス3、やや辛口のお酒に属するため、
味の切れが良く、後味には甘さは残りませんと書いてありました。
私はこの甘くて濃い感じが大好きです。「磨き2割3分」との差は?
二割3分を持ってきた本人はやはり上等の方が断然美味しいと言っていました。
④ 「獺祭磨き二割三分」
旭酒造の中で最高峰に位置するお酒です。
山田錦を77%磨き、心粕の23%のみを使用している純米大吟醸です.
これ以上の磨きは、お酒にする上で限界とのことです。
香りは綺麗過ぎないが、ゆるりと在り。味はさらりと入るけれど、米の旨み、甘みがゆっくり上がってきて、
香りと味が最後にバランスよく感じられそうです。今人気のお酒だそうです。
愛知県の新しい酒造米「夢山水」を100%使った純米吟醸。
米は平成8年より愛知県奥三河の過疎化が進むこ山間部の森林に覆われ冷涼な環境で
栽培出来るように開発されたお米です。
できるだけ濃く、そして華やかな香りを実現すると言うお酒。
アルコール18.5度は高めで、濃いですが比較的呑みやすいく、香りはさわやかな吟醸香だそうです。
⑥「八海山」純米吟醸
八海醸造は越後三山の麓ある深い雪に包まれる六日町にあります。
山田錦を大吟醸レベルの50%まで高精白して、2,000Kgの小仕込みによって醸されているのが特徴。
軽快な風味の中に、原料米の旨みと程良い吟醸香がバランスよく表現されて飲みやすいお酒だそうです。
⑦「賀茂金秀」 純米吟醸 雄町 無濾過本生 (金光酒造:広島県)
⑧泡盛の「請福」と「白百合」は水で割って飲みました。
⑨モルトウィスキー「エドラダワー10年」 ⑨
1825年で創業時からの伝統的な製法で、規模を拡大することなく稼働して、
生産量が一週間にわずか12樽というスコットランドでも一番小さい蒸留所だそうです。
赤みが強い紅茶色で、甘い香りが特徴で、アルコール臭は控えめのウイスキーです。
とてもすっきりと飲みやすくて私は大好きです。
お正月料理は手作り、テキパキするのが遅くなったのか?大変時間が掛りました。
手作りの美味しさ。黒豆、きんとん、田作り、昆布巻き、数の子、たたきごぼう、なます。
お正月の3が日、多めに作ってあるので、お酒の肴になりました。
それと箱根駅伝を見に行きました。
花の2区の終点戸塚の手前 です。
反対側を通る車が見るのに邪魔になって、
やはり来年は走るコース側から見ると良いなと思いました。