tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

季節に背いて1輪だけの返り咲き

2022年10月24日 15時30分19秒 | 環境
この所あまり良いニュースはありません。
中国では習近平が、いよいよ独裁体制を固めてきたようですし、ウクライナはロシアが発電所などのインフラを狙ってミサイルで攻撃、人びとの日常生活の破壊を進める様相です。

国内を見れば、政府と日銀の金融政策の食い違いは放置され、政府は効果不明の円買い介入を繰り返し、野党は物価上昇に補助金要求ばかり。与野党とも、まともな政策はなく後追いパッチワークで混乱は深まるばかりです。

岸田総理もあまりの支持率低下に慌て、拉致問題や旧統一教会問題で世論に応えようとしているかに見えますが、本当にやり切る決意なのでしょうか。容易ではなさそうです。

天気の方も2日ほど秋晴れでしたが、今日はまた雨、百日紅やのウゼンカズラの枝を伐ろうと思っていましたが、木の葉も枝も濡れています。
   
枝伐りを諦めたところで気がついたのはオオムラサキの狂い咲きです。
この時期オオムラサキでは毎年ですが1輪から数輪の狂い咲きが見られます。もう今年もその季節か、それにしても天気が悪いなと思いながら今年は何輪かなと探してみましたが、残念ながら1輪だけでした。



狂い咲きが一般的な用語のようですが、小学唱歌の「冬景色」では『げに小春日ののどけしや、返り咲きの花も見ゆ』と「返り咲き」と言っています。
この方が言葉遣いとしては良いような気がしますが、如何でしょうか。

ネットで「狂い咲き」の原因を見ますと、花芽には開花抑制のホルモンがあって、寒さでそれが壊れて、暖かくなると花が咲く、寒暖の異常な変化で起きる、などという解説がありますが、これは寒暖の差などで一斉に咲くような場合で、何輪かだけ狂い咲きという場合の解説はありませんでした。



それにしても1輪だけ、完全な形で綺麗に咲いてくれるのは、何か面白くて大変有難い感じがするものですから写真を撮ったり、ブログに載せたりしたくなります。