tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

蜂(ハチ)の予知能力はどうなのでしょうか

2019年09月08日 16時53分01秒 | 環境
蜂(ハチ)の予知能力はどうなのでしょうか
 もう1か月近く前から、「なに、こんなところにこんなものが出來てる」と面白がって見ていたものがあります。
 それが下の写真です。何に見えますか?



 我が家は シジュウカラ用の鳥の巣箱もかけていますが、 いろいろな鳥が来るので、エサ台を置いています。
 山茶花の木の枝に、植木鉢をつるす枠をつるし、植木鉢は置かずに敷き皿だけ置いて、時期々々にそれに鳥の餌を入れてやるのです。

 その下に何かくっついているなと思ってみますと、(あまり顔を近づけなくてよかった)ハチの巣でした。
 何匹かのハチが集まって、一生懸命、小さな「釣り鐘」のような巣を作っています。少しずつ大きくなって、直径3㎝位になってきました。
 こんな具合です。



 この種の蜂は、我が家ではよく巣を作ります。大体戸袋の脇とか、物置の庇の下とか、あまり風雨の当たらない所に作ります。
 ところが今年は、こんな雨風の影響をまともに受けそうなところに作っているのでびっくりしました。
 
 ご存知の方も多いと思いますが、ハチの巣を作る場所には言い伝えがあって、「風雨をよけやすい場所につくる年は、台風が来る」、「無防備の場所に作る年は台風が来ない」というのです。

 当たるか当たらないか、蜂の予知能力を検証したことはありませんが、一昨日来の天気予報を見ていますと、台風15号は関東直撃の様相です。
 丁度、「あんな無防備な所にハチが巣を作ったのだから、多分今年は台風は来ないよ」等と、家内と話をしていたところでしたが、さて、今夜からの状況はどうなるのでしょか。

 明日、明後日になって、「やっぱりハチの予知能力はすごい」と感心することになるのか、「さすがのハチでも、この所の地球温暖化により異常気象は予知能力の限界を超えているのか」と嘆息する結果になるのか、さて、どうなのでしょうか。

 今はまだ、「嵐の前の静けさで、生暖かい風が吹いてきている程度ですが、願わくば、あまり酷いことになりませんようにと願いながら、このブログを書いています。
 結果のご報告はいずれ・・・。

勤労者所帯の平均消費性向7月は下げ止まり

2019年09月08日 00時10分44秒 | 経済
勤労者所帯の平均消費性向7月は下げ止まり
 例月、定点観測方式で見ている勤労者所帯の平均消費性向が、2019年7月は前年同月比で0.1%の上昇と、下げ止まった形になりました。

 総務省が7月の家計調査の結果を昨日発表した数値ですが、あまりニュースバリューがある内容では二ので、マスコミにはほとんど出ていないようです。

 具体的な数字は、昨年7月が63.9%、今年の7月が64.0%です。前月は、前年同月比1.1%の低下でしたから、それに比べれば微かながら「上昇」で、消費不振が少しでも緩和されればと願う所です。

 前月も書きましたように、今年は調査票の形式が変わったせいで、些か調整値が大きすぎて、100%信頼できないような感じもしますので、(そう言ってしまっては申し訳ありませんが)、因みに景気を支える消費支出という観点から、総所帯の消費支出の実額を表にしていきました。



 見ていただきますように、今年は所得はあまり伸びなかったようですが、消費は微かながら昨年より多いという状況が見えています。
 これでは消費需要回復とは言えないかと思う程度ですが、実額で減ってはいないという所に、政府流の言い方をすれば「底堅さ」が見られるといいたいところです。

 消費増税の前の駆け込み需要は一部を除いてあまり見られないようですが、駆け込み需要があれば、後からその分が減ることはわかっていますから、あまり波がない方が健全かもしれません。

 これからも平均消費性向と消費支出に関わる動きについては、従来通り、毎月見ていきたいと思っています。