部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



大阪ACTで開催されている”Modeler's EXPO2012”、導入編の続きの本編記事です。
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昨日が初日、明日まで開催です。

昨日見学してみて、今までに無い展示会だと感じました。
まずはその展示の質。プロモデラー、TOPモデラーの招待展示の形態ですので、作品の量と質はピカ一。
さらに展示、装飾、照明、機材にも気を配ってあり、雰囲気は芸術展示-彫刻絵画展示のイメージに近いのかもしれません。
また、トークショー、実演が頻繁に在り、来場者を飽きさせないプログラムになってる点も、従来の模型展示とは違うなァと感じてます。

行ってみて、正直ビックリしました。
明日で終わりですが、是非行かれることをお勧めします。


以下、見学した感想をUPさせてもらいました。
チョット長い文章、多い画像なので、重いかもしれません。


ACTに入ってから、会場に行くまでにちょっと迷いました。とにかく馬鹿でかい建物で、おしゃれ(言い方が古いが)なので、ACTの建物に入ってから迷う迷う。
10Fについてからも、どこ行っていいかわかりませんでした(田舎者)

で、ようやく正面受付通って入場、パッと目に入るのがコジマ大隊長(初代)さん、takaさんのブース。


■コジマ大隊長(初代)さん

入口入ってすぐにここで足が止まり、ずっと見ていると、そこにコジマ大隊長さんが。
モデサミ2以来。ご挨拶&色々話を聞かせていただきました。奥方のドロンジョ様も見えており、ご紹介いただきました。ありがとうございます!


今回用の新作だそうです。
速攻で完成との事でしたが、う~ん、何でこれが速攻で作れるのですか??? やはりプロは違うなぁ。
マラサイがめちゃめちゃ渋くてカッコ良い。


モデサミ1の時に「HGUCです」とさらりとコメント用紙に記載されていて、すっかり騙されたザメル。
再度間近で見て感嘆。スクラッチ??? キットの完璧超絶改修品に見えます。やっぱりプロはスゴイなぁ


モデサミ2が初見のスクラッチドム。さらに凄みを増しているような気がします。圧倒的存在感。


作製中展示。こういう展示がビギナーの私には嬉しい。ほんとプラパン製なんですね。

大まかに形を出して、ここから調整、ディテール作製との事。
お話を聞くと、三面図はひかず、頭からガリガリとバランス見て作って行かれる様です。三面図を引くと想定より大きくなりがちになるとの事で、現物合わせが一番との事。なんか納得。

リアル系もやってみたいんですよねーという私の戯言に、あれこれ散らさず、強みのSDに集中した方が良いよとアドバイスを貰いました。このような作品展に出ている方々も、それぞれ特徴ある強みを持っているよ、とのお話に成程と納得。やっぱり自分の中に強みの軸を持てという事なんでしょうね。


■takaさん

2日目に会場入りされるとの事で、初日は不在。残念。


モデサミ作品のファンファン。
スクラッチ作品です。どうやって精度を出して行かれるのか、聞きそびれていることを今度お会いできたら聞いてみよう。


損傷ボール
以前にオフ会か、どこかで見せていただいた記憶のある作品。
破損による装甲のめくれ上がりと焦げの表現が凄まじい。綺麗に仕上げるだけが模型の範疇では無いんだよねー SD&素立ち派の私には刺激が強すぎ(笑)



■どろぼうひげさん

入口すぐ右にある少し薄暗いコーナーに設置されているブース。
理由はすぐにわかりました。
光が美しい作品ばかり。


静岡HSが初見のグーチョキパン店。何度見ても良いですね。光が美しくて、見惚れます。


ネットで噂になっていた「サツキとメイの家」
なんじゃこれは~!!!と思わず声を上げてしまう作品。もう生活品数々の小さな作り込みは絶句。光も美しく、見飽きません。家のテーブルに置いてじっと見ていたい。


ルパン&次元、劇中のイメージがビンビン届きます。このキット、今回の展示会でもサポータ展示含め複数見ましたが、かなり難しいキットの模様。


アルカディア号。しかもTV版! 嬉しい! 宇宙海賊キャプテンハーロック世代にはたまりません。
光が美しいー



■吉岡和哉さん

戦車模型第一人者の吉岡さん。ブースで実演を常にやっておられました。
気さくに質問に答えられたり、コツを分かりやすく教えられたりと、TOPモデラーは”気さく&いい人”の法則そのままの人柄が印象的でした。



戦車のディオラマも良いなぁと吉岡さんの作品を見入っているところで、あにさんとお会いしご挨拶。
ディオラマ作品についてお話を伺ってる時に、これは良く見ておいた方が良いよとあにさんに言われたのがこの作品。

「ディオラマ パーフェクション」に掲載の作品。
戦車、人物に表情があります。それに泥の表現がすごい。
もう本物かと思うような”泥のぬかるみ”です。

語る言葉を持たないのですが、模型の表現って凄いなァと改めて感じてます。

「ディオラマ パーフェクション」は持っていますが、読み込んでなかったのを激しく後悔。
読み込んだうえで作品を見れば、もっと色んなことを吸収できたでしょうに。
記憶が薄れないうちに読み込んでおきます。

こちらも吉岡さんの作品の中で、あにさんに勧められた作品。
この方向から見ると良いよと、見方を教えてもらいました。

戦闘で破壊された建物とガレキが臨場感たっぷり。
側面の採光用の窓ガラスが割れているんですよ。実際そう見えます。すごいなぁ。


個人的にお気に入りの作品。

TOPモデラーさんのディオラマってスゴイですね。物語がちゃんとある。



■水野シゲユキさん



AFV作品群の中にあって、まったく違和感のなかったテキーラガンナー
修作扱いのようですが、ばっちりダグラムの世界観とあっています。それだけクラブガンナー系のコンセプト、ダグラムの兵器コンセプトが現実味を持っていて、TOPモデラーさんの力でそれが引き出されているという事でしょうか。


何でしょうね、この凄すぎるリアリティは。本当に模型?


これは水野さんの作品の中で、あにさんお勧めのモノ。
泥と雪と氷の表現がすごい。模型で氷ってどうやって表現するんだろう?ここで表現されているので方法はあるんだろうなァ。
冬のロシア進撃でドイツ軍が苦戦したのもむべなるかな。


あにさんにはディオラマのお勧め作品や鑑賞のポイントを教えてもらったり、すっかりお世話なりました。ありがとうございました。


■小原雅司さん

9月に名古屋の吹上ホールで行われた「名古屋モノづくりフェスタ」に、今回の作品の一部が先行公開されていました。その時に作品を拝見したことで、小原さんのファンになりました。


その時の作品がこれ。再度見る事が出来て嬉しかった。

”Night before the enjoyment”と題された本作品。作品解説に「家族でオートキャンプに出かける前の日のワクワク感を描いた作品です」とありましたが、まさにそんな楽しい時間を切り出して、形にした感じがします。

今回、記事に画像は載せていませんが、”ミハエルの夢”と題された連作があり、その情景の一部を拡大作製されたのがこの作品。

”再生”という題の作品です。
主役のBMWのバイクは”エッシー”という名のメーカキットとの事ですが、いやぁー渋くて良いなァ。バイク模型は専門外も専門外、興味を引くかなり外側に位置していますが、小原さんの模型は別格。このBMWのバイクはそのまたさらに別格。カッコ良すぎ。


■ミツタケさん

ミツタケさん、大ファンです。


一番のお気に入りはこのキャラメルマンが題材の”Cheat”
何度見ても見飽きない作品。将来の目標です。


ジオ


ガンプ
大きい作品ですが、全然大味ではないですよね。ラインの美しさが際立っています。


名古屋モノづくりフェスタで堪能した、”FLYING ACE スヌーピ”や”ドライビング ミスターベアッガイ”もあり、やっぱりすごいなァと再驚嘆。将来はミツタケさんのような楽しい作品づくりが出来たらいいなァ


■あにさん

今回ホントにお世話になりました。ディオラマの見方を教えてもらったり、ライターのGASさんを紹介していただいたりと、本当にありがとうございました。
やっぱりTOPモデラーさんは良い人が圧倒的に多いですね。


さて、あにさん作品、オラザク3連打です。

第11回オラザク金賞”LOST"

朽ち果て感が素敵です。

第12回オラザク銀賞”Blank"

背中の孤独感が素晴らしいなぁ

そして、第14回オラザク大賞”Cenote"

何度見ても”凄い!”という感嘆詞が出ます。

最後に、初めての戦車模型と語られていた「第1回浜松 ジオラマグランプリ」参加作品の”wind”

ホントに戦車初めてなんですか???って聞きたい。
泥と雪と風の表現がすごいです。水たまりの波紋があまりにも自然。

この他にも、必見の作品が目白押しでした。


■アラーキーさん
ブースで質問攻めにあいながらも、楽しそうに、丁重に回答されている姿が印象的でした。


どの情景模型をとっても垂涎の作品ですが、個人的に一番心に響いている作品がこちら。

過ぎた時間への哀愁と言うか、哀惜というか、もの悲しい雰囲気がたまりません。

もう一つ。正規の作品ではありませんが、錆実演のために用意された、錆びたピカチュウ。

忘れ去られ、朽ちていくだけの遊園地の乗り物のような雰囲気を感じ取ります。素敵です。



■蛇塚賢一郎さん

今回、メタルフィギュアの大家が数名参加されています。
トークショーも聞きかじりましたが、同じフィギュアでも塗り方によって全く違うモノに見えるところが不思議でした。
展示でも同じベースの作品が何点かありましたが、どれも全くの別物に見えます。
プラ以上に差が出やすい点、面白いなァと。


沢山あるメタル作品群のなかから、一番のお気に入りだったのがコレ

とにかくカッコいいー


プロモデラーさん、TOPモデラーさんの画像UPは以上です。
今回UPしていないトップモデラーさん、また作品が多数あります。
すみませんが紹介しきれないし、正直、素人画像では魅力の万分の一も伝えられません。
やっぱり直に見て欲しいなというのが実感です。


■サポータズエキシビジョン作品

今回のモデスポでは、メインのプロモデラー/トップモデラーの作品展示に併設する形で、40ブースが準備され、一般のモデラーさんが参加。
あっと言う間に予約一杯になったとか。

多数の展示がありましたが、その中から数枚紹介です。

「模型大好き」でご一緒しているオガさんが参加されていました。
コアファイターとこの作品を展示されていました。

オラザク参加作品ですね。額縁越しの構図が楽しいです。


続いて、アラレちゃんモデル。上手いなァ。



このルパン&次元、構図が素敵でした。



ゼラーナ。ゼラーナそのものの作り込みもさることながら、豆粒みたいな乗組員もそれとわかる特徴をとらえていて、ブース展示代表の方と、マーベルはここ、キーンはここと、ひとしきり盛り上がりました。



さて、モデサポの見学紹介は以上です。
導入編の記事にも書きましたが、ホント、時間の都合がついて、行ける可能性のあるモデラーさんは是非見に行った方が良いと思います。模型の奥深さを体感できるハズ。

実際、昨日半日見て、もうお腹いっぱいになりました。モチベーションは天井知らずも上昇(でもお腹いっぱい過ぎて手は動かずですが....笑)
聞き伝えに聞いたところでは、以降、2回、3回と行われるそうです。次回も楽しみ。

また、サポータズエキシビジョンも多くの方の目に触れる機会ですので、「倶楽部ディフォルメ屋」や「模型大好き」のメンバーで参加出来たら楽しいだろうなと少し思いました。


えらい長文、重たいページになり、ご覧いただいた方にはご迷惑をかけたかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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昨日は大阪ACTで開催されている”Modeler's EXPO2012”に行って来ました。

昨日が初日、明日までです。

超一流のモデラーさん20余名の超絶作品が集まっています。時間の都合が付けられそうな方は、ちょっと無理してでも見に行った方が良いなと感じた展示会でした。

めちゃめちゃ奥が深い。5時間くらい会場に居ましたが、全然足りない。泊りで2日間見ても良いなァと思える内容です。トークショーや実演も常時あるので、やっぱり3日必要かな。

写真は沢山撮りました。しかし、写真撮るよりやっぱり魅入っちゃう時間の方が圧倒的に長い。写真はその内容を思い出すキーワードですね。

撮った写真の一部をUPします(全部載せきれません...かなりな量になりました)
UPは勝手な選定基準ですので、あのモデラーさんのが無いとか、あの作品は?という事はご容赦を(笑)
とにかく、ものすごい作品展ですので、是非行かれた方が良いと思います。



画像を準備して、記事を書き始めましたが、ここですでに4時間。UP出来るように画像を処理するだけで時間がかかるかかる。
このあと外出しないといけないので、一旦冒頭部分を導入としてUPしておきます。

モデラーズEXPO、2日目がもう少しで始まります。
ホント、イケそうな方は行った方が良いと思います(しつこいかな?)


画像を含めて、完成記事は今日の夕方にはUPしようと思います...中途半端な記事UPですみません(滝汗)

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