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「結婚しような」は瀬戸内地域の俗語・流行語か?

2024-05-18 19:15:00 | 社会・政治

以前、SHOWROOMでSTU48・瀧野由美子さんの番組におひさま(日向坂46ファン)が大量に流れ着いた時(*1)に、瀧野さんがおひさまに対して何かのお礼を伝える場面で

「絶対結婚しようなー」

…と、まるでそう言うのがあたり前のように発言した。どうやら、瀬戸内地方では相手にお礼を伝えたい気持ちである時や親しみの気持ちを伝える場合に「結婚しよう」といったニュアンスの言葉をかけることがあるようだ。だから瀧野由美子さんもほぼ無意識にそう言ったのだろう。だが、そうした瀬戸内流儀に慣れていない大半のおひさま達はその言葉に喫驚し動揺した。それで瀧野さん自身も、どうやらその表現が全国的なものではなくSTU48界隈か瀬戸内地方というドメスティックな範囲でだけ有効なフレーズであることに気がついたようだ。

実例はそれだけではなかった。つい最近も番組「日向坂で会いましょう」(TX系)の中で兵庫県出身の日向坂46・4期生の正源司陽子さんが同期のメンバー格好良い姿を見せてくれた時や、「お礼の気持を伝える」ようなシーンで

「結婚してくれ」
とか
「結婚する?」


と言っていたのである。しかもこれは頻繁にあるケースだそうだ。スタジオではそのフレーズに驚くメンバーやMCに対して正源司さんは普通に

「使いませんか?日常用語で」

と言った。どうやら「日常的なやりとりの一つ」という認識があるようだ。前述のように正源司陽子さんは兵庫県出身で、瀧野さんと同じく瀬戸内界隈で育っている。

もっとも、これは本気の求婚ではなく、そう言う事で相手を困らせたり、相手から断られるところまでがワンセットになったユーモア、またはネタの一つであるようだ。

なぜか知らないが、瀬戸内界隈の人は他人にお礼を伝えたい時にこんな言い方をするのだろうか?と思ってもう少し調べてみると、「絶対結婚しような」というフレーズの原点はアイドル界隈で広く使われる言葉であるらしい。ある人の記事によればフレーズは虹のコンキスタドール(虹コン)が発祥源であるようだ。この虹コンのある曲のラスト付近で「絶対結婚しような!」と叫ぶ事が慣習化されたのだそうで、それは2015年3月頃とのこと。しかも最初はメンバーではなく、虹コンファン(オタク)から始まっているそうだ。

そこからアイドル世界に広がりを見せていったようだが、瀬戸内界隈での流行との関係は不明である。




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(*1)
SHOWROOMの仕様で、前の番組が終了すると視聴者を自動的に他の番組に遷移させる仕組みがある。この時も 日向坂46・上村ひなのさん の番組が終了後に視聴者(おひさま)が大量に瀧野由美子さんの番組に流れ着いた。







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