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コロナワクチンの真実 仕組みと問題点

2021-04-21 15:00:00 | 健康・医学
武漢コロナウィルスに対するワクチンが開発されて日本でも接種が始まっている。

ただ、本来はワクチン開発というのは数年かかるものである。

なぜか。

有効性や安全性の確認の為にはそれくらいの時間が必要だからである。理想を言えば10年くらい必要なのだ。

だがしかし…。

現実にはウィルス感染はなかなか収まらず、急ぎ開発されたワクチンを広く接種させる方向で国や社会は動いている。


4月12日には東京の世田谷区で高齢者向けのワクチン接種が始まったということで、成城の特別養護老人ホームでワクチンを接種する場面がNHKニュースで報道された。政府もマスコミも早く多くの国民が打つべきだ、という方向で喧伝している。

だが、ちょっと待ってほしい。(*1)

「早く全国民が打つべきだ」としながらも、一方ではワクチン接種の副反応に依って重大な症状に見舞われる人が続出しており、中には亡くなられた人もいる。

どう見ても開発され製品化されたワクチンは見切り発車だったのではないか、という疑念が拭えないのである。

そこで、そもそもワクチンの素性はどうなのか?具体的にどの程度信頼できるのか?問題点があるとしたらどういうことか?…といった気になる諸点を判りやすく知りたいところだ。

そこで、新潟大学医学部(元)教授・名誉教授である岡田正彦氏がこれらについて平易な言葉で解説しているので、今回はその内容を紹介したい。


粗悪な中国ワクチン(*2)はそもそも論外として、知られているワクチンとしては3つのメーカーから出されている。

ファイザー社
モデルナ社
アストラゼネカ社

の3社である。






1.ファイザー社とモデルナ社のワクチンについて

ウィルスの表面にはスパイク(トゲ)がある。このスパイクを人間の細胞に接着させて侵入するのが武漢コロナウィルスの手口である。世界中の研究者はこのスパイクを研究することで突破口が見つかると考えて研究しているのである。

スパイクの組成はタンパク質である。
このタンパク質を再現する遺伝子を人工的に試験管内で作って脂質の膜で包んで粒子状にするのだ。この脂質の膜は人間の細胞の表面の膜と似ているものであり、その周囲は界面活性剤でコーティングされている。

これを筋肉注射するのである。

なぜ筋肉注射なのか?

遺伝子を細胞まで届けるのに数々の方法が試行されたのだが、その中でも筋肉注射が最適であることが判明したからである。

注射の後で、腕が腫れたり痒くなったりするのを「副反応」と呼んでいるが、これは「本来の免疫反応」であって、実は副反応と呼ぶのは間違いである。

では、本来の副作用とはどのようなものだろうか?

本来の副作用はPEG(ポリエチレングリコール)によってもたらされるものだ。

PEGとは何か?

PEGとは上述したコーティング剤(界面活性剤)の成分であり、この化学物質が重大なアレルギーを引き起こすことが判ってきたのである。


副作用の実例を紹介する。

ノルウェーでは高齢者施設でワクチン接種後に33名が死亡している。但しPEGが原因かどうかは不明である。

アメリカでは36名が重い血小板減少症(出血止まらない)になった。医師1人が死亡し、66人がアナフィラキシーショックになって、32人が救急搬送されている。


注射した後で、PEGの脂質微粒子(運び屋ウィルス)は血流に乗って血管を流れてゆく。最初に接触する細胞は血管の内側を貼っている内皮細胞である。

血液中を流れてきた脂質微粒子は細胞の表面に接着して微粒子の中味だけが細胞の中に出てくるのである。これが本来目的とする人工コロナのスパイクのたんぱくを再現する遺伝子である。つまり、人工コロナ遺伝子だけが細胞内に入る、ということだ。これは具体的には「メッセンジャーRNA」(mRNA)と呼ばれるものである。これが細胞の中でたんぱく再生工場に到着し、情報が解読されてタンパク質が合成されるのだ。この場合はコロナウィルスのスパイクたんぱくができることになる。

これは異物なので自然の反応に従って細胞の外に出てくる事になる。そこで血流中の免疫細胞がこれを見つけて免疫反応を起こすのだ。その結果できるのが「抗体」なのである。


ファイザー社とモデルナ社のワクチンは「メッセンジャーRNA」が主役である。メッセンジャーとは「伝令役」の意味である。本来、「メッセンジャーRNA」はヒト細胞内の酵素により数分~10時間程度で分解されてしまうものだ。しかし、ワクチンのRNAは分解されないように改造されているのである。

一方、抗体はおよそ2ヶ月で半分になり、3ヶ月ほどで消滅することが判ってきている。従って、もしこの人工の遺伝子が短期間でで分解されてしまうのならば3ヶ月毎にワクチン接種が必要になる、ということになる。

だが、もしも人工遺伝子が半永久的に残るとしたらこれは大変なことである。不快な免疫反応がいつまでも続き、「自己免疫病」「自己免疫性コロナ病(?)」(関節リウマチのような病気)になってしまうと推測される。 



余談だが、一応知っておいた方が良いこのような情報もあるので記しておく。

この臨床試験を担当したアメリカの有名病院の理事長はモデルナ社の重役を兼務しており、8億円相当の株式を供与されていた事実がある。

ファイザー社には過去、数々の論文不正があって連邦裁判所より懲罰金の支払いを命じられている経歴がある。

つい最近では、原理を発明したアメリカの二人の研究者 D.Wiessman氏 と K.Kariko氏 は自ら接種を受けている写真を公開している(ペンシルベニア大学HPで見られる)が、両氏には莫大な特許料の支払いが2つの会社から約束されている。






2.アストラゼネカ社のワクチンについて

作り方の最初の段階は同じだが、試験管内で合成するものはメッセンジャーRNAではなくてDNAである。これを脂質微粒子ではなく、(なんと)ウィルスで包みこんで注射をするのだ。このウィルスはコロナウィルスではなくて比較的安全とされる「AAV」という特殊ウィルスの一種である。運び屋ウィルスであり、分裂能力は無いので身体の中に入っても感染症を起こす心配はない。

これを筋肉注射するのである。

通常、注射液には運び屋ウィルスと人工コロナDNAを安定化させる物質が色々と含まれているのだが、アストラゼネカ社の場合は仕様がほとんど公開されていない。なので、どのような添加物が含まれているのかが不明、という問題がある。

運び屋ウィルスが無事に血管に入った後、最初に接触するのが血管内の内皮細胞だ。血流に乗って細胞に接触するところはファイザー社の場合と同じである。

血液中を流れてきた運び屋ウィルス(AAV)は人間の細胞内に軽々と侵入する。これはウィルスの得意技であり、難なく細胞内に入る事ができるのだ。そして、細胞核の中に入って人間の細胞内にある酵素を使ってDNAの一部を切り取り、そこにコロナの遺伝子を組み込んでしまう、ということをやるのである。しかもこの運び屋ウィルスの中には「このタンパクを合成しろ」という信号も含まれているので、やがてメッセンジャーRNAが作られて先の例のようにコロナのスパイクたんぱくが作られるのだ。

ただ、メッセンジャーRNAと違うところは、DNAなので人間の細胞の遺伝子の中に組み込まれて「ずっと残る」ことになるところだ。なので、絶えずこのたんぱくが作り続けられる事になるのである。従って、この免疫反応も恐らく相当強いものになると予想されるのだ。つまり「過剰な抗体産生」ができる、ということなのあである。

ここで先ほどの細胞の中での遺伝子組み換えについてもう一度考える。

運び屋ウィルスは過去様々な遺伝子治療の実験に使われてきたものである。正体もよく判っているのだが、一つだけ欠点がある。運び屋ウィルスの行動は制御できないため、どこにコロナDNAが組み込まれるかはわからない。予測不能ということだ。

アメリカの研究者が同じ方法を使って犬で遺伝子治療の実験をやったレポートがある。それに依ると、人間の遺伝子にはガンを促進させる遺伝子、或いはガンを抑える遺伝子などがある。そのすぐ近くに人工DNAが組み込まれていることを発見したのだ。実験を繰り返せばがん遺伝子の中に組み込まれてしまう恐れもある。従ってこの研究者は「実験に使った動物をこれから10年くらいは継続的に観察しなければ安全性は確認できない」、と論文中で述べている。

つまり、いったん組み込まれたコロナのDNAは人間の体内にずっと残ることになるのだ。しかも発がんの心配があるので、潜伏期を考慮すると今後10年間は観察の必要がある。すなわち、心配な時期が続く、ということなのである。




3.変異種について

最近のニュースで「ブラジル・アメリカ・イギリスで変異ウィルスが相次いで見つかった」と報じられている。この3つの地域はアストラゼネカ社が昨年治験を行った場所である。これは岡田博士の考えだが、ワクチンがあまりに強すぎて、これに対抗するためにウィルスが過剰に変異を起こしたのではないか、と推測されているのだ。ウィルス自身も生き延びようとするので抗体が沢山出てくると、それに負けないように自らの遺伝子を組み替えてしまうという訳である。




以上、2つのタイプのワクチンについて概略を紹介した。


最後に記しておきたいのは・・・

ワクチンの有効性が95%という数字が独り歩きしているようだが、岡田博士が600ページ超の報告書を丹念に調べた結果として「有効性=95%」というのは軽症者・無症状者を無視した数字であり、通常の効果判定をした場合の数字は19%とのこと。
アメリカの感染者数は日本の20倍はあるが、そのアメリカで感染者数が2割下がったという。だが、それでも日本の16倍である。この差は非常に大きく、この状況でもワクチンを打たなければ駄目ということはないと思われる。マスコミの言い方が途中でひっそりと変わった(「感染しない」→「重症化しない」)のはこうした背景がある為ではないか、と推察される。姑息なマスコミである。

また、感染者に対して新しい治療薬を用いるのは、ある程度リスクがあっても仕方ない面もあるが、健常者に対して安全性が不確かなワクチンを投与するのは犯罪に近いものがある、ということである。行政や医療従事者にはよくよくお考えいただきたい、と岡田博士は結んでいる。






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(*1)
「だが、ちょっと待ってほしい」
朝日新聞が社説等で多用した論法である。対立する意見を紹介するフリをしながら「だが、ちょっと待ってほしい」と一旦止めて、その後に対立意見を完全否定する手法。既にパターンがマンネリ化しており、心ある人々からは大いに笑われている。

(*2)
中国が途上国に対して恩を売る(*2a)為の手段として急ぎ開発されたものであり、製品としての有効性や安全性には大いに疑問があるものだ。その証拠に中国共産党の幹部や一般党員にはこのワクチンは接種されていない。接種しているのは一般の中国国民と在中の外国人などである。共産党幹部や一般の共産党員は外国から輸入したワクチン(当該記事で紹介したもの)を打っている。これだけでも中国製ワクチンの信頼度が如実に判るというものである。

(*2a)
「国際社会で中国を支持してもらう代わりにワクチンを供給してやる」という政治目的で開発されたので、内容の確実さよりも短期間で製品化するところに意味があったものである。案の定、ほとんど効果が無いので、中国では他のワクチンと混合して使う事を模索しているようである。「効果が無ければ他製品と混ぜてしまえ」というのは中国らしい雑で乱暴な発想だが、これは「まぜるな危険」にはならないのだろうか?(蔑笑)



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