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Altered Notes

Something New.

的野美青(櫻坂46)の工学的センス

2025-04-20 20:02:00 | 人物

アイドルグループ櫻坂46の三期生メンバーに的野美青(まとのみお)さんが居る。この人の工学的なセンスと実践力に多くの称賛が集まっている。これがちょっと尋常ではない工学的なセンスを感じさせるものだったので、それを紹介したい。

同グループはテレビ東京に冠番組を持っており、2025年1月20日に放送された回では「メンバーが個人的に凄いと思っているものを紹介する」というテーマで番組は構成された。その中で的野美青さんが紹介したのは有名な「レゴ(LEGO)」である。あの凹凸があるプラ製の組み立てブロックだが、実はレゴが提供しているパーツは幅広く、「こんなものまで?」というようなものもあり、日本では販売されていないパーツもあるそうだ。

そのレゴを駆使して的野美青さんが作ったのは「カプセルトイ」であり、通称「ガチャガチャ」と言われる自販機のような機械である。ガチャガチャは硬貨を投入してハンドルを回すと小さなカプセルが出てくるのだが、その中にミニ玩具や何かしらの小物が入っている・・・といったもので若年層なら誰でも知っているものだ。余談だが、秋葉原にはガチャガチャだけを集めた「ガチャポン会館」もある。

なにはともあれ、実際の放送映像をご覧いただきたい。↓

 

「個人的この〇〇がスゴい! レゴの天才少女 的野美青」

 

的野さんの尋常ではない凄さは、このガチャガチャを自分で設計・デザインし、レゴのパーツで作り上げてしまったところにある。しかも、その仕様は本物同様であった。100円硬貨を入れるとハンドルを回せるのだが、100円硬貨をきちんと識別しており、100円硬貨以外の硬貨を投入しても返却されるようになっている。硬貨の返却ボタンも付けているなど、もう「本物」とほぼ変わらない仕様である。

放送では好きなパーツとしてリフトアームやモーターなどを紹介していた的野さんだが、これを作ったのが小学生時代だった、という事実に再度喫驚させられるのである。小学生でこれだけの仕様を盛り込んだマシンをレゴで作れるのはまさに天才と呼ぶのに相応しいと言えよう。

思うに、的野さんは小さい頃からレゴに親しんでいて、レゴのパーツの種類とパーツ毎の特性を全て把握していたのではないだろうか。小学生ながらこれを製作できたとすれば、全てのパーツの特性を理解していたからこそ、「どのパーツを組み合わせればイメージする機能が得られるか」が判っている、ということである。そして、それを具体化する為の方策が考えられる工学的な感覚が研ぎ澄まされていた、ということなのだろう。そうした前提がないとあれだけのものは作れないし具体的なイメージすら浮かばないであろう。また、小学生でギア比の概念をきちんと理解しているくだりは、工学的な視点や感覚を身に着けている証左の一つと言えよう。

一般的にこうした理工学系の技術は男性が得意とするところだが、女性の的野さん(しかも小学生時代)がこれだけの工学的なセンスを持っていたことが「凄い」と言えるだろう。「超」が付くほど「凄い」ことである。

ガチャガチャのマシン製作が上手くいった事が偶然の奇跡ではなかった証拠に「首振り機能付き扇風機」も作ってしまった事実や、「コイン落としゲーム」も作った、という話は彼女の才能が紛れもない「本物」であることを雄弁に物語っている、と言えよう。

現在18歳の的野美青さん・・・櫻坂46でアイドルをやるのも良いが、こうした工学的な才能も伸ばしていってほしい、と願うものである。この人の未来に余人を持って代えがたいオリジナルな世界が開ける可能性を誰もが感じることであろう。実に素晴らしいのである。

 

 

 

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