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Altered Notes

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梅澤美波に見るグループの構成員のあり方

2024-12-01 16:00:00 | 人物

一般的に会社等の組織においてはトップリーダー(会社なら社長、CEOなど)の姿勢や価値観・考え方が、その組織の性質を彩ると言っても過言ではない。平易に言えば、トップが阿呆な考え方をする人物だと、往々にして組織の末端に居る構成員(社員など)まで阿呆になる。もちろん、その逆もある。トップが素晴らしい人格者であれば、その組織の末端に位置するメンバーまで人間的にしっかりしている事が多い。

その際、大切なのは、例えば会社組織ならばたとえ末端社員であったとしても、「自分がこの会社の経営者(トップ)だとしたらどのような考え方をし、どのような判断を下すか」という視点で仕事に立ち向かえられるか、ということだ。どんな一社員であろうが経営者目線で物事を捉えられ考えられる、ということ。自分という”個”でありながら、常に全体のあり方を前提にして思考・判断できるかどうかが、その組織の先行きを左右するのだ。逆に、「どうせ一介の社員だからテキトーでいいや」というなげやりな姿勢の社員が多ければ、早晩、その会社は傾くだろうし潰れるであろう。

会社組織を一例に挙げたが、これはどのような組織やグループでも同じであり、アイドルグループでも同じだ。メンバーのひとりひとりが「自分がやること」と「それがグループ全体にどのような効果をもたらすか」を真剣に考えられるメンバーが多いほど、そのグループは良質なまとまりになっていくであろう。

例えば乃木坂46というグループは現在の構成が3~5期生で構成されており、3代目のキャプテンとして3期生の梅澤美波さんが先頭に立ってグループを引っ張っている。もちろん梅澤さんは経営者ではないし、運営会社に所属したグループ中の一プレーヤーに過ぎない。ビジネス的に言えば、ドライな言い方だが商品の一つでしかない。だが、彼女が持っている意識としては経営者、或いは総合監督のそれに近い。どうしたら個々のメンバーの個性を活かしながら、同時に全体を輝かせられるか…を考えて活動している。メンバーもそんな梅澤さんの背中を見ているので、彼女のスピリットは浸透している。それは凄い事である。そうした土壌があるからこそ、乃木坂46メンバーの人間性はおしなべて高く評価されることが多い。

 

2023年9月10日深夜に関東圏で放送された乃木坂46の冠番組である「乃木坂工事中」は「33枚目シングルヒット祈願・完結編」を放送した。その中で、キャプテンの梅澤美波さんは、ヒット祈願を行ったセンターの井上和(なぎ)さんの姿を見た感想をMCのバナナマンに求められて次のように述べた。

 

「人格って、関わってきた人によって出来るんだなと思ったし、和だけじゃなくてみんなそうだけど、ご家族とか大切な人たちからお預かりしている訳じゃないですか・・・」

 

…とここまで述べた時点でバナナマンが「梅の立場が…”社長の意見”だけどね」と冗談交じりに言って場を和ませた上に、スタッフが画面右下に付けたテロップが「誰目線?」「女帝ウメザワ」とユーモラスなものになっていたが、梅澤さんが言った事は真実である。それは自身がキャプテンだから、というのもあるが、上述したように、そもそもグループに所属して活動する、ということは自分だけでなくグループを構成するメンバーひとりひとりへのしっかりした意識無しには成立しない事、それと共にメンバーもまた梅澤さんの姿を見て精神的に良質の刺激を受ける。それがメンバーの相互信頼と自分がやることとグループにどのように貢献出来るか、という覚悟を持つことに繋がってくるのだ。それがグループ全体のレベルを高める決め手になる事を意味している。

これは番組「乃木坂工事中」の「セルフチャレンジ企画」の中にあった「ギリギリ自撮りチャレンジ」コーナーの中で司会のバナナマン設楽氏が「5期生も自分で考えて自分で乃木坂の為に行動する(ことが大切である)」、と発言したのだが、このようなコメントにもそのスピリットが反映されていると言えよう。

梅澤さんの発言はもちろんキャプテンだから出てきたものではあるが、しかし、梅澤さんと言えども所属会社の中の一人のタレントに過ぎない、という現実はある。しかし、その立場を超えて経営者的目線、或いは責任を持つトップとしての意識を持ち全体を俯瞰して物事を考え発言し行動できる才能と余裕を持っている。グループ内のトップである梅澤さんがそうした高い見識を持っているから、だから他のメンバーも無意識的にその影響を受けることで乃木坂46は良質なグループという立ち位置をキープできるのであろうことが容易に想像できるのである。

梅澤さんは上記の発言とバナナマンのツッコミの後にこうも発言している。

「本当に大事にしなきゃなって・・・だって、まだみんな育てたいじゃないですか」

ここにも梅澤さんの母性的な面と高いキャプテンシーが垣間見える。ご存じない人の為に付け加えると、梅澤さんはリーダーシップもあるが、謙虚で冷静な人でもある。この人が立派に乃木坂46全体を統率して引っ張っている事を改めて実感するところである。また、こうした高い意識を持ち続けている限り、各メンバーもまた自分が何を為すべきかを自覚しながら活動できるのだ。それが続く限り、このグループは大丈夫だろう、と思わせてくれるのである。

 

 

 

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