Altered Notes

Something New.

つぶやき集 [3]

2019-07-14 11:43:43 | つぶやき
<レッド・ガーランドのアレンジ>

ジャズピアニストがスタンダート曲を演奏する時には、たいていそのピアニスト独自のアレンジを施した形で演奏される場合が多い。それは即興で付けられる場合もあれば予め作っておいた編曲で為される場合もある。
レッド・ガーランド(マイルス・デイビスの最初のレギュラークインテットのピアニスト)のトリオ演奏を聴いていると、曲によってはこの人なりの(予め作った)アレンジがあることを認識する。例えば原曲の一部分にリズミックなパターンを適用して奏される形も時おり聴かれるのだが、そうしたちょっとしたアレンジがあまり音楽的に面白くないのだ。もちろん筆者の場合はそうだ、という話であるが、どうも芳しくないのである。この人の資質として、やはり作編曲面よりもプレイヤーとして優れた人、ということなのだろう。





<日向坂46の注目メンバー>

秋元康傘下のグループはたいてい冠番組を持っていて、その中で個性を磨き魅力を作っていくのが既に決まった道程となっている。最初はひらがなけやき(けやき坂46)として世に出たこのグループは今年から日向坂46(ひなたざか46)として活動しているのだが、面白いと思える個性を持つメンバーが数人居る。例えば加藤史帆、渡邊美穂、齊藤京子、佐々木久美、上村ひなの、富田鈴花、井口眞緒、松田好花あたりであろうか。特に渡邊美穂は思い切りも良くユーモアに対するセンスと勇気もあり、なかなかの役者な性質を持つ逸材である。上村ひなのは唯一の3期生であり、外見は弱々しそうだが実はやる時はやるセンスを持っており、そのギャップは見応えがある。なかなかの役者である。東村芽依も上手く制御すれば予測不能な面白さが引き出せる。名前を出さなかったメンバーも皆それぞれに光る個性を持っていてやる時はやる実力は持っている。各々が観客を楽しませられる力量を持つグループではある。





<西部邁氏について>

2018年1月に自死という形でこの世を去った評論家の西部邁氏であるが、亡くなる少し前の対談では「言論は虚しい」という言葉を残している。西部邁氏は生前多くの言葉を残しているが、それらが一般大衆になかなか届かない実態を嘆いていた、という前提でこの項を記す。確かに西部邁氏の言説は一般大衆にはなかなか届かなかったであろう。なぜか。一般大衆には西部邁氏の言説は難しすぎたのだ。一般大衆に西部氏の言葉がダイレクトに理解されるにはどうすればよかったのか。筆者は西部邁氏が「方便」という手法を採用していれば…という心残りがある。あの釈迦は本来難しく極めて高尚な概念を説いた仏教を布教させるにおいて「方便」という手法を用いた。平易な表現、わかりやすい言い換えで少しずつ衆生のレベルを引き上げるのである。ざっくり言うならば、釈迦が説いた八万四千とも言われるお経は最後に説いた法華経を伝え理解してもらう為の方便(段階的学習手段)だったのだ。西部邁氏はいわば最初から法華経を説いてしまったようなものだったのである。





<「応援お願いします」の違和感>

芸能人やスポーツ選手がインタビューされる際にしばしば 「応援よろしくお願いします」 と述べることがあるが、この言葉には強烈な違和感がある。そもそも「応援」というのは「お願いするものではない」「頼んでしてもらうものではない」という前提があるからだ。応援はその芸能やスポーツを見る(聴く)人々がそのパフォーマンスに感銘を受けて自発的に”応援したい”という気持ちになって初めてされるものであり、パフォーマー(芸能人・スポーツ選手)に対する義理や義務でするものではない。本当に応援してもらいたいのであれば、一生懸命に自分を磨いて良いパフォーマンスをして黙っていても観衆が自発的に応援してくれるような人間になることだ。それしかない。あのイチロー選手だってそういう趣旨の発言をしている。





<財務省の言いなりに報道するNHK>

NHKがそのニュースの中で「若者が個人投資に大きな関心を持っている」という趣旨の報道を行った。これは財務省のさしがねであり、個人投資用の商品としてNISAやiDeCoを作ったのだが、思いのほか売れないし話題にもならないのでマスコミ一般、テレビでは例えばNHKに報道という形で個人投資の宣伝をさせているのである。一方で「年金、定年後に2千万」と危機感を煽っておきながらもう一方で「そんな貴方に」と言って個人投資で資産を増やす方法を提示してNISAやiDeCoを売ろうとしているだけなのである。そもそも投資というのはスキルやセンスを必要とする世界である。誰もが利益を得られる訳ではない。向いてない人がNHKや財務省の言いなりに手を出せば痛い目に合うことは必定である。財務省は国民の事など考えていない。これだけは忘れてはならない。ついでに書くと、「定年後に2千万」というのも根拠が薄く乱暴かつ実質性の無い数字である。





<韓国に配慮する岩屋毅防衛相>
防衛大臣という要職にありながら韓国に配慮しまくる岩屋毅防衛相という人物。先日の文在寅大統領演説への評価も韓国側に配慮しているのが見え見えの内容であった。岩屋氏はなぜそこまで韓国に擦り寄ってしまうのか。それはパチンコ業界との強い繋がりを背景としているからである。パチンコホールを経営する人々のほとんどが在日韓国人・朝鮮人であることはよく知られている。自民党政治家の中にはパチンコ協会の理事や役員・会員である人物が少なくないが、岩屋毅防衛相もパチンコチェーンストア協会政治分野アドバイザーという肩書を持っているそうだ。非常に判りやすいつながりであり、こんなバイアスかかりまくった人物が日本の防衛大臣を務めているのはどう考えても間違いであろう。日本の安全保障に対して大問題であると言える。





<変態・性犯罪者という迷惑な存在>
女性や子供に対して性的ないたずら、いわゆるセクシャルハラスメントの類をはたらく犯罪者が後をたたない。こうした犯罪者はたいてい成人男性である。しかもこのような犯罪行為に及ぶ連中はほんの一握り、いやそれ以下のごく一部の人間である。だがしかし…こうした犯罪が日常的に発生することで女性一般・子供一般は成人男性に対して一方的な恐怖を抱くようになった。社会不安が生じているのだ。ごく一部の男性(犯人)のおかげで何の罪もない一般男性が女性や地域住民から不審者扱い・容疑者扱いされて多大な迷惑を被っている。無実の男性達にとってはとんだとばっちりである。多くのまともな成人男性は性犯罪を憎み犯罪者達を憎んでいる。しかし地域社会においてその無実の男性達が根拠なく一方的に不審者扱い・容疑者扱いされている現実。これは理不尽であり不条理である。また、ここに女性特有の「※但しイケメンは除く」条項が存在するので事態はさらに混沌としている。





「輸出規制」はマスコミの過剰偏向報道

2019-07-14 10:23:00 | 社会・政治
日本政府による韓国向け半導体素材の輸出管理強化にあたって韓国を優遇的ポジション(ホワイト国待遇)から通常ポジションに格下げする措置に対して日本の大手マスコミは概ね「輸出規制」という言葉を使ってあたかも日本が韓国に報復措置を講じているかのような印象操作をしている。

しかし今回の措置は報復と言うよりは日本の安全保障に関わる問題として講じられたのであり、「輸出規制」ではないのは明らかである。

要は各種の兵器を製造するのに必要な物資を韓国が北朝鮮などに裏で流している疑いがあるから優遇措置は止めて通常の手続きをして下さいね、ということだ。輸出自体を規制してる訳ではないのにマスコミは「輸出規制」と書いてあたかも日本が嫌がらせをしているかのように印象操作して日本の印象を悪くしようと必死である。

日本としてはアジアの中でホワイト国待遇にしていたのは韓国だけであり、友好国であるインドやインドネシアもホワイト国ではないのだ。ホワイト国待遇をやめることが駄目だと言うならインドネシアはなぜ文句を言わないのか?韓国にこの説明はできない。

また、欧州各国も韓国はホワイト国に指定していない。日本に文句を言うのなら韓国は欧州各国にも文句を言わなくては主張している事の辻褄が合わないのだが、当の韓国自身がこの矛盾に気がついてないのは天然だからか?

ホワイト国認定を外すことに対して韓国では蜂の巣をつついたような大騒ぎをしているが、その内容は日本の罵倒一色である。優遇してもらいたいのに文句を言い、罵倒し、「やだやだやだ」と駄々をこねる韓国。頭がおかしいのではないか?

そして日本のマスコミは政府が何度も「制裁ではないし輸出規制でもない」と説明しているにも関わらず、韓国側の立場で報道し日本の立場を悪くしようと懸命になっている。

大手テレビ局などは実質的に在日朝鮮人に乗っ取られているという元外務省関係筋の証言もあることを前提にして考えるとさもありなん…だろうか。TBSの安住紳一郎アナの話では、TBSではハングル語(韓国語)ができないと出世できないそうだ。これは乗っ取りの実態を示すわかりやすい証言と言えるだろう。(*1)

また、NHKや民放各局の本社内には韓国系放送局の支局が入っているという実態・・・、こうしたところからも大手テレビ局が韓国とズブズブの関係にあることはもっと知られていい事実であろう。

7月12日にこの件について日韓両政府による事務レベル会合が経済産業省内で開かれたが、会合後の韓国側発表の内容は事実と異なる部分が多かった。しかも議論の内容についてそもそも韓国側の理解が不足していたらしい。そして日本側の説明もきちんと聞かず理解もせずに自分たちの言いたいことだけ言いまくる。これだけ見てもすぐに判るように韓国というのは「会議(まともな話し合い)ができる相手ではない」のだ。

もう一つ。
今回の半導体材料の輸出管理の強化にあたって北朝鮮の金正恩委員長が激怒して日本を非難している。これこそ「韓国が北朝鮮に材料を裏で流している」事の証拠であろう。

輸出管理強化は正解だったのだ。



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(*1)
政治評論家の加藤清隆氏のツイート(2019年7月20日・6:40)に依れば・・・

「テレ朝ワイドスクランブルで、コメンテーターの漫画家黒鉄ヒロシ氏がフリップに「断韓」と書き、「(福沢)諭吉さんは脱亜論だったが、脱亜だと戻る可能性があるから断韓」と言った途端、裏方スタッフの声。しかも韓国語。司会者が慌てて黒鉄氏の話を打ち切り、他の人に振ったという。TVの酷い実態。」

・・・ということだ。
スタジオ内で普通に韓国語で指示が飛んでいること、発言が韓国批判の論旨だとすぐに中止させること、これら全てが韓国人に依るテレビ局乗っ取りの実態を雄弁に示す証拠と言えよう。実にとんでもないことである。



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<2019年7月23日 追記>
7月22日に韓国南部・釜山の日本総領事館に学生とみられる男女6人が侵入した事件。これは大事件であり、もっと大きな報道がなされるべき筈だが日本のメディアではごく一部で小さく扱われただけ。現在、マスメディアでは吉本興業の事件を繰り返し大きく報道しているが、そうすることで国民の目を韓国から逸らせようとしているかのようである。国民性を持つこれは本当に異常なことだ。しかもこの事件の一部始終をきちんと撮影した映像まである。これが単なる一市民が起こした犯罪ではない可能性は大きい。怒ると火病になり見境がなくなる韓国だからこそその可能性は大きいと言わざるを得ない。本来外国の公館は厳重に警備されなければならない筈だが、これなどむしろ警察が協力している可能性さえ感じさせる。ここに大きな疑惑があり、今まで韓国がやらかしてきた経歴を考慮するならば、クロである可能性は高い。そして、これほど大きな事件をできれば大事(おおごと)にしたくない(報道したくない/知らせたくない)姿勢の日本マスコミ。日本マスコミが韓国・朝鮮に牛耳られている事実を示す雄弁な証左と言えるだろう。





玉城デニー沖縄県知事の売国姿勢

2019-07-14 10:00:00 | 国際
沖縄県の玉城デニー知事の姿勢が酷い。

尖閣諸島に中国船が連日押しかけてきているが、デニー知事は

「中国公船が(尖閣諸島の)周辺海域をパトロールしていることもあるので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」

と発言した。この発言は尖閣諸島が中国の領土であるという前提に立っている点で間違いでありとんでもない見解である。デニー知事はどこの国の県知事なのか、と。

なお、デニー知事は後日この発言を撤回したが、その理由は「誤解を与えかねない」というもの。誤解も何も、明らかに中国側に立っての発言であることは誤解の余地無く明白である。また誤解というのなら「何をどう誤解したのか、明確な説明をすべきである」が、もちろんそんな説明はされていない。できない、と言ったほうが正しいかもしれない。やましさがあるからである。

また、デニー知事は沖縄を中国の一帯一路計画の東の入口として活用してほしいという趣旨の発言もしている。再度書くがデニー知事はいったいどこの国の知事なのか? この人の目は明らかに中国の方を向いており日本は見ていない。中国の利益を第一に考える一方で日本の利益は一切考えず、むしろ日本を貶めて破壊する方向に舵を切っているのは明らかである。

米軍の基地に反対しているのも、それはすべて「(米軍基地の存在が)中国にとって都合が悪いから」にほかならない。この知事は日本の県知事であるにも関わらず中国への奉仕しか考えていない。とんでもないことである。

沖縄県民はよくもこのような売国奴を知事に据えたものである。呆れるばかりだ。沖縄県では中国や朝鮮から工作員が多数入り込んでおり、日々沖縄を乗っ取る目的での活動が盛んである。国も極左暴力集団が存在している事を認めているし、デニー知事はそんな極左集団の顧問のような状態だ。しかもそれがメインの仕事で、肝心な沖縄県政をきちんとやっているとはとても言えない状態である。極左暴力集団は「沖縄のため」と見せかけながら実は中国や南北朝鮮を利する為に日々凶暴な活動(*1)を続けている。危険であり気色悪い存在だ。デニー知事の存在はこのような日本を破壊する目的の人々にとっては極めてありがたいことであろう。こうした厳然たる事実をマスメディアは報じない。マスメディアもまた日本ではなく中国・朝鮮の為に奉仕している事を自ら示しているようなものである。(蔑笑)

もう一つ。
米軍那覇港湾施設の移設にあたって浦添市沖を埋め立てる問題にデニー知事は「埋め立てを許可する」という結論を出している。その結果、デニー知事が率いる組合によって県民や那覇市などの意見にも聞く耳を持たずに埋め立てを推進しているのが実態だ。普天間基地の辺野古への移設についてはオール沖縄の野党候補は「民意を無視して宝の海を埋め立てるな」と声高に叫ぶが、それでは浦添沖は宝の海ではない、と言うのだろうか。これは矛盾でありダブル・スタンダードである。きちんとした説明が必要だがデニー知事は説明できないだろう。やましさがあるからである。




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(*1)
この「凶暴な活動」は親中国・親朝鮮な大手マスコミ(ほぼ全マスコミ)では全く報道されない。だが、ゲリラのような風体の活動家たちは毎日暴れまわっていて、善良なる沖縄県民の生活や仕事の迷惑になっているという実態があることは厳然たる事実なのである。



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<2021年1月14日:追記>
中国ウィルス(新型コロナウィルス)の感染拡大が続いているが、沖縄県内に於けるクラスター(集団感染)の発生件数を県が4割以上も少なく発表していた。県は「いずれ発表するつもりだった」と言い訳するが、半年に渡って事実と違う件数を発信し続けていた。知事がポロッと口を滑らせた事で発覚したのだが、「いずれ発表するつもり」とは一体何か?なぜ正しい数字を発表しなかったのか?「いずれ」とは一体いつか?その理由は?・・・悪意ある隠蔽であることは間違いないだろう。こういう事をする人物なのである、玉城知事は。

<2021年2月23日:追記>
玉城デニー知事への素朴な疑問を八重山日報が報じている。
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玉城知事×尖閣×チャイナのなぜ?↓
石垣市の尖閣諸島周辺でチャイナの海警局の船が領海侵入を繰り返している問題で、玉城デニー知事が19日、政府に漁船等の安全確保のため適切な措置を講じるよう要請した。産経新聞によると、中国大使館等に直接抗議することはなかったという◆昨夏、在沖縄米軍基地で武漢肺炎が拡大した際、知事は防衛省や米国大使館を訪れ、日米地位協定の見直しを要請。毎日新聞によると、防衛省には「フェンス1枚を隔てて基地と隣合わせの生活を余儀なくされている県民に大きな不安を衝撃を与えている」と強調したという。◆コロナという未知ウィルスへの恐怖。チャイナという無恥なファシズムへの恐怖。どちらも重かろう。しかしチャイナは独裁、暴力に依る圧政、強制収容施設での民族浄化、領土拡張等を特徴とする。コロナにはワクチンがあるが、チャイナに付ける薬は…。人民に革命を託すなど酷である。国際世論、「各々の」声が要る。◆知事は中国大使館を訪れ、なぜこう言ってくれなかったのだろう。「フェンス1枚もない日本の大海原で第二海軍とされる海警の軍艦並みの舶と隣合わせの生活を余儀なくされている漁民も大きな不安と衝撃を与えている」と。国際法違反の海警法など、敬愛する中国が為すことではない。と。
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実にもっともな記事であり、普遍妥当性が感じられる内容である。デニー知事は明らかに中国に与しており、知事としての立場上、沖縄や日本の為に仕事しているフリをしながら実際は中国に資するような流れを作ろうとしていることが容易に読み取れるのだ。中国に対して”一切抗議しない”時点でデニー知事の売国姿勢は100%明らかではないか。

<2021年12月3日:追記>
デニー沖縄県知事は中国共産党の手先である。沖縄は左翼に起源を持つトラブルが多くあり裁判にもなっているが毎回国が勝利している。だが、左翼が狙っているのはこうしたトラブルと混乱を巻き起こすことで日本を分断しようとしているのである。左翼勢力は「平和平和」と主張するが、その一方で中国の侵略行為には何も言わない。矛盾である。さらに一帯一路を歓迎し、沖縄を武装解除させて中国が侵略しやすい形に持っていこうとしているのである。これが左翼が言う「平和」の正体である。これに「沖縄の自治権」渡渉するプロパガンダが加われば、世界中で起きている分断工作のレシピが出来上がる…と述べて憂慮を表明しているのはジャーナリストの我那覇真子氏である。

<2022年5月26日:追記>
玉城デニー沖縄県知事が2022年5月25日に基地問題に関する有識者会合に出席した際の発言で「(ウクライナ大統領の)ゼレンスキーです。よろしくお願いします」というものがあった。不誠実でふざけた態度に批判が出たことで玉城氏は「冗談です」と打ち消して、その後で陳謝した。どう考えても冗談にはならない事を笑い事にしてしまうのは、そのままデニー知事のスタンスを表しているものである。親露で親中という基本姿勢があるからこそこんな戯言を宣う事ができたのだ。ウクライナが現在置かれている状況や沖縄の立ち位置を真剣に考えているなら、こんな冗談は絶対に出ない筈なのである。デニー知事は日本の恥であり日本を危険に晒す人物であることがこれで再認識できたと言えよう。

<2022年9月8日:追記>
玉城デニー知事は最近の発言で「沖縄を日本からもアメリカからも取り戻す」という趣旨の発言をしているが、これは明らかに日本からの離脱、つまり独立宣言である。そもそも沖縄は歴史的にも文化的にも日本である。言語の解析という観点からも日本であることは既に確認されている。玉城デニー氏のような左翼勢力はこうした知識も知らず、いたずらに分断を煽るのである。散々日本政府から援助・サポートしてもらいながら何という傲慢かつ身勝手な言い草であろうか。また、そもそも、この発言は日本を分断する意図があり、こうした分離主義的発言は世界の多くの国に於いては「領土保全への挑発」として取り締まりの対象となっていることは知っておいた方がよろしい。
また、この発言を中国は大歓迎している。中国のテレビ番組では中華民族琉球特別自治区準備委員会の「アメリカが琉球支配権を日本に与えたのは蔣介石に統治能力がなかったから。だが琉球はずっと中華民族。琉球をいつ中国に返すのかという事」とのメチャクチャな主張も放映している。日本が黙っていると中国はどんどん「沖縄が中国領土だ」という勝手な主張を強める事になる。仮に独立して中国の一部となった場合、現在のウイグル自治区同様の地獄絵図が待っている事は100%間違いない。実際、中国は侵略した土地の民族を「再教育」と称して拷問し虐待しているのである。また、臓器移植のドナーにされたりもするのだ。もちろん拒否など出来ない。それがジェノサイドの正体である。玉城デニー知事を支持するということは「こんな未来を容認する」ということだが、沖縄県民は本当にこんな未来を希望しているのだろうか? 余りにも愚かすぎて言葉もない…。早く目を覚ましてほしいものである。








「ジャズが起源」な話

2019-07-14 09:55:00 | 音楽
ジャズは音楽に詳しくない一般の人々にとってはなんだかよく判らない音楽であり難しそうで敷居が高いと思われている事が多い。煙たがられる類の音楽ではある。例えば大阪界隈でジャズの話をしようものならたちまち「ジャズておまえ・・・」と呆れられること請け合いである。(苦笑)

だが、現実にはいわゆるクラシック以外の西洋音楽、ポピュラー系の音楽の起源はすべてジャズである。ロックであろうがフォークであろうがポップスであってもすべてのポピュラー系音楽はジャズから派生し発展してきた音楽である。一般の人はそうした音楽の歴史を知らずにジャズを異端視して敬遠・忌避しているのである。

ジャズはざっくり言えば”アフリカとヨーロッパがアメリカで出会った音楽”である。アメリカに奴隷として連れてこられたアフリカの黒人たちが西洋クラシック音楽で使われる楽器(もちろん音声もだが)を使って自分たちの気持ちや生き様を音楽として表現し始めたのが始まりだ。ここからの歴史を詳細に語ると本1冊の分量になってしまうので、平易に言うならば、原初的なブルースを含むジャズが元になって純音楽的な掘り下げの深さを極めていったのが現代のいわゆるジャズ音楽である。

この音楽的な発展の途中で枝分かれしてよりカジュアルで簡便な形を取り入れて昇華していったのがロックやフォーク、カントリーといった音楽である。具体的には即興演奏の要素をはずしたことが大きい。音楽に詳しくない一般の人にとってはわかりやすいメロディーや和音進行が決まった場所で決まった通りに演奏されることが楽しいのである。演奏者にとっては即興をやらなくなったことでかなり楽になったと言える。

こうした一般の人の好みに合わせて音楽がシンプルになっていったのに対して純粋に音楽的深化を求めてジャズを聴く人々に対してはより進歩的なジャズ音楽が提供されるようになったが、それはポップスを好むような一般の聴衆からは既に遠く離れた音楽になっていた。(*1)

さらに、ロック等の音楽はさらに演奏者自身のアイドル性やカリスマ性という非音楽的な要素が加わってレコードの売上を飛躍的に伸ばしていった。1960年代のザ・ビートルズの登場以降はその傾向が一気に強くなった。ビートルズのレコードの売上はそれ以前のジャズに比べて2桁違ったそうだ。こうした流れからよりカジュアルなポップスも隆盛を極めた。

一方、前述のようにポピュラー音楽とジャズ音楽が枝分かれして各々の道を開拓していった結果として両者の溝は深く広いものとなったのだが、わかりやすいメロディーやコード進行・リズムが持ち味のポピュラー音楽とあくまで即興演奏を極める純音楽的指向性の高いジャズ音楽の中間の領域を開拓したのが1970年代半ばに登場したフュージョン音楽である。

一般人が取り込みやすいロック的でポピュラー音楽的な要素とジャズ的な大人の感覚、及び即興演奏の醍醐味を併せ持つのがフュージョン音楽である。フュージョンとは混合という意味であり、正にその名の通りの音楽的特質を持つものとなった。アメリカならスタッフやブレッカー・ブラザーズ、ボブ・ジェームスなどが代表的なものであったし、日本ならカシオペアやT-SQUAREが代表的な存在だろうか。

ちなみにフュージョンのようで実は大幅にジャズ寄りの音楽を作り上げた孤高の存在としてウェザーリポートという素晴らしいバンドもあった。アメリカの玄人筋の間では「アメリカの宝」とまで呼ばれたグループである。


非常にざっくりとした流れで言えばこのような流れで進化してきた、と言えるのである。
だがしかし・・・ハービー・ハンコックも言っていたが、あと400年もしたらジャズがどこから始まったかなんて誰も知らなくなるだろうし、ジャズから派生し発展した音楽も同様であろう。



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(*1)
音楽的深化を遂げたジャズ音楽においては高い音楽的価値を創造することに成功した例はいくつもある。しかしそうした優れたジャズ音楽を創造する若い音楽家の多くが充分な報酬を得られていない。ジャズピアノの巨匠チック・コリアはそうした現状について「若く優れたジャズ音楽家が充分な報酬を得られる方法がないものだろうか」と後進を案ずる発言をしている。