5月1日 (金)
連休が始まった。
大室高原の「四多」という。「坂多し、風多し、石多し、老多し」だと。
だが、この時期は「老多し」はその色合いを薄める。多くの家には二世代、三世代が訪れるからである。いつもと違った若やいだ声があちこちで聞こえる。我が家では珍しく息子一人が来るだけ。
人数(ひとかず)が増え、車が増え、食事処は満席近くとなれば、おのずと「老」は外出を控えておとなしく家にいることになる。
「吊るし雛教室]もしばらくお休み。家内は一人家での「雛作り」。新しい雛が作られつつある。
聞くところによれば、春の節句にむけて新しく「お内裏様」「三人官女」「五人囃子」を作るとかで、目下は「お内裏様」と「三人官女」らしきものがすこしく姿を現しつつある。
下界は緑一色、日々緑の色が濃くなっていく。