伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

ミカンの花が咲く頃

2015年05月07日 | 園芸

5月7日    (木)    /

連休が終わって、ツツジの花がその最盛期を過ぎ、アジサイの花が咲くまでの今日この頃、土地柄育ちのいい柑橘類が随所で小さな花を咲かせている。

目立たない小さな花だが、辺りに漂うその香りはこの時期ならではのもの。この白い花がやがて小さな緑の実に変わり、やがて黄金色の果実となる。

IKOI農園に四隅に温州ミカン、甘夏、レモン、カボス、スダチ、花柚など各種の「ミカン」を植えたのは10数年前のことだったろうか。日本書紀でいう「トキジクノカクノミ」=常にある香り高き木の実」に囲まれた畑地を漠然と思い描いたからだが今にしてこれは正解だった。

白い蕾が綻びはじめればその香りに囲まれて初夏の園芸を楽しみたい。

今年はレモンとスダチの花付がぱっとしないが、それ以外は例年よりびっしり花を付けている。

 

敗戦直後の昭和26年に生まれたという懐かしい童謡

「 ミカンの花が咲いている 思い出の道 丘の道 はるかに見える青い海 お船が遠くがすんでる 」 

この歌の生まれは伊東市の宇佐美だというが、大室高原からでもその醸し出す情景は全く変わらない。

もっとも、視線の低いIKOI農園から直接海を望むのは無理だが、二階の書斎からならこんな風に見える。

 

コメント (4)
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