伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

松川源流から松川湖まで(モーニング・ウオーク)

2013年12月04日 | ウオーク

12月4日  (水)   

「さくらの里」駐車場から十足方面に向かう県道を下る途中に左折する道があり、そこから少し歩いて上りきった峠らしきところが伊東市街中央を流れる松川の源流になる。

細々とした流れが少しずつ水量を増し幅広い渓谷を作って流下ったところが松川湖である。その渓谷に沿ってよく整備された遊歩道が設けられている。

この遊歩道はあまり知られていないようだが、緩やかな下り勾配で歩きやすく、両側が雑木林に囲まれてなかなか趣のある道で「松川渓谷」または「奥野渓谷」などと呼ばれいるらしい。

ウオーキングにとってこの道の難点は、いわゆる「いってこい」の道、つまり松川湖に出たら同じ道を通らなければ元には戻れないことである。

そこで、一工夫。今回のD-ikoi-MWの参加者は5族10名、3台の車で出発点「さくらの里」駐車場に集合し、車3台運転者3名が松川湖にある駐車場に先回りして車2台を置き、1台の車に3名が同乗して再び「さくらの里」駐車場に戻るという寸法。その間、ほかの人達は「さくらの里」を徘徊して出発時間の調整をする。

これなら、長いウオークを終えて終点となる松川湖に着けば、車2台が待機しており、全員が分乗して出発点に戻れる。

私はもちろん待機組の一人、「さくらの里」を20分ほど逍遥する。芝生の上には早くもうっすらと霜が降りていることにまず驚く。早朝の不思議な冬風景。 

 もっとも驚いたのは、「さくらの里」から思いもかけぬ「赤富士」を見たこと。

「さくらの里」にはたった一個所、富士山を望める場所がある。そこから雪を頂いた富士山を眺めていたらにわかに白銀が色付きはじめ、滅多に見ることができない「赤富士」へと変わった。ほんの一瞬の出来事!こんな瞬間に立ち会うこともあるのだ。カメラでなんとか捉えることができた。

「さくらの里」には冬であっても桜は咲く。さびしげな風情だが、名札には「三波川冬桜」とあった。

なぜか、この日は全員まとまらず、おのがじし勝手に道を下る。

冬迫る松川渓谷の風景。 

終点近くで男性だけの集合写真をとる。

 

この日の歩数、その後の雑事のための歩みを含めて9370歩に達する。 

コメント (1)
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