伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

国道135号線を歩く

2008年12月16日 | ウオーク
12/16

かねてから国道135号線の大室高原入口から伊豆高原桜並木交差点まで歩いてみたいと思っていた。

風のない晴れた日だったので、家内と午後から買物がてら車で出掛け国道135号線「旅の駅」に車を置いて「池入口」交差点まで歩く。

往復約1時間を目途にして30分あるいたら同じ道を折り返すことにして「散歩」として歩いてみた。

実に立派な歩道である。幅広く舗装されておりここらあたりでは珍しく傾斜のない平坦な舗道で、国道を疾走する車の騒音と排気ガスを気にしなければ両側の緑と枯木が入り混じる景色も悪くなく散歩道には適当とみた。


整備されたこの歩道ができてからはまだ何年も経っていない。東伊豆の基幹道路だから立派な舗道があってもなんらおかしくない。

しかし、走る車に込まれかねない危険がある狭い路側帯だけといったところが随所にある国道だから、この歩道は全くといっていいほど人に利用されていないようである。

車で通ってもこの舗道を歩く人の姿を見かけることはこれまでほとんどなかった。

事実、今度の散歩で見かけたのは僅かに3人連れのご婦人だけという人気のなさ。

ぼつりぼつりと長い年月をかけて部分的に整備していく国家予算の使い方の効率の悪さを見せ付けられる思いだ。

出発地点 「旅の駅」


 



途中の景色 グランパル公園には新しい建物がいつのまにか建っていたのに気付く。


長い下り坂の向こうに海が見える。


遥か向こうに門脇崎の灯台をみることができるところがあるとは!


車では見過ごしがちな道路沿いに新しく開発されたところがあり、緑の林が少しずつ失われていく。なかには巨大なパチンコ施設の建築予定地もあり、これは全く歓迎できない代物。
 


コメント
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