伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

冬に向かう里山を歩く

2008年12月15日 | ウオーク

数日、寒い日が続き風邪引きで体調が勝れなかった。

そんなことで、一日中書斎に引きこもって、Mr.UTから得た情報を頼りに話題の新しいメールGmailを使いこなそうとあれこれパソコンで弄っみたもののいまひとつ使い方が分からない。
しかし、これまでパソコンで書いてきた文章を「アーカイブ」として簡単に保存するツールとしてはこれからおおいに役立ちそうだとの予感がある。

冴えなかった体調も天気と共にようやく元に戻ったところで、しばらくやらなかったウォークを再開した。

「杉膳」でトンカツを食し、腹ごなしも兼ねて池地区の冬に向かおうとしている里山一周のウォーク。

午後の日差しは少し弱いが、澄明な空気にほのかな甘さを感じながらの歩みは捨てがたい。

まず、一周の起点となる山神社(「ヤマ神社」ではなく「サン神社」だとは知らなかった。)に詣る。

この社は、現存する最古の棟札に「是より前立の年号不相知焼却と相見え・・・延享二乙丑(1745)」とあるというからかなり長い歴史を持つ古社である。

その後、いつもお参りしながらついぞ思い立たなかった境内を初めて逍遥した。狭いながらも竹林や年輪を重ねた大樹が背後に控え「森厳」という文字を思い起こさせた。



この時期、竹林が特に美しい。


刈り終えた田圃を囲むように隆起した矢筈山などの山塊
稲株が自然に作り出したあでやかな幾何学模様



 


山神社に対してこちらは水神さん。小さな小さな社だが、この社は幕末に埋め立てられ田圃に変わるるまで大きな池だった頃から存在した水を鎮める水神を祀った社だという。
                             冬に向かったばかりだというのに、枝には春に備えてはやくも蕾が・・・
 






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする