7月24日(月)
日本全土が異常な高温に見舞われている。40度を超す「危険レベルに」に達したところも少なくない。
気象庁では「この猛暑は命に危険のある暑さ、一つの災害」ととらえているという。
涼しいところとはいえば「大室高原」よりさらに高所にある「天城高原」。
月曜ウオークはMr. & Mrs.IT・TB・ONの6名でそこに涼を求め「ホテルハーヴェスト天城高原」の広い駐車場で男組はドローンを飛ばし、女組は注の間、ホテル内でのショッピングと相成った。
ドローン空撮のワンショット
富士山を観望できるホテルの展望台から(この日、富士山は雲に隠れてみえない。)
天城高原別荘地の東端にある断崖の上、矢筈山を目の高さに伊東市街を見下ろすところでコンビニ弁当の昼食をし、ドローンを飛ばす。
天城高原から中伊豆にある飛瀑の名所「万城の滝」へ向かう。
途中で鹿の群れに出会う。最近の鹿はあまり人間を恐れないで悠々と草を食んでいる。
「万城の滝」 滝壺に降りる。
この日、ドローン墜落というハプニングもあったが、曲がりくねった林間の長距離ドライブもあり盛り沢山の一日となった。歩数は3625歩。
ドローンの墜落・紛失事件
昼食後、空撮のためのドローンを飛ばして大失敗。機体を見失うほど遠方に飛ばしてからホームリターンをかけたところ、送信機・スマホそのいずれでも反応せず操縦不能に陥ってしまった。どうやら遥か向こうの林の中に墜落したらしい。
広い林の中に墜落したのであれば小さなドローンの機体を見つけ出すことなど到底困難いや不可能と思われ、私ははじめから機体の捜索などは諦めていた。だが、Mr.IT、TBは落したとおぼしき場所に見当をつけ付近を歩き回ってなんとか探しだそうとその方向に歩きだした。
その動きにつれて私も歩きだしてはみたものの所詮無駄な捜索活動だと内心思っていたのである。
そんなとき、ふと思い浮かんだのは数日前にドローン操縦のためスマホ・アプリ「Dji Go4」の画面をあれこれ見ていたら、その画面の中に「ドローンを探す」というアイテムがあったことである。
この状況では役には立つまいと思いながらも、歩きながらそのアイテムを立ち上げてみたところ、スマホ画面に現れたGPS地図の上に二つの点が表示されている。
それが意味するものがなんなのか全くわからぬ正体不明の2点だったが、試みにスマホを手にドローンが落下したかと思われる方向に向かった歩いてみると、一つの点が明滅しながらもう一つの点に少しづつ近づいていくではないか。さてはこれはスマホの位置と機体の位置のかも。
二点がかなり接近したところでGPS地図を拡大してさらに近づいていくと二点がほぼ重なりあうところまで来た。
同行してくれていたMr.ITがここだ!とあたりを子細に見回すと、なんと林間の下草の影に白い機体があるのを発見したのである。広い林と生茂る藪の中での発見、まさしく奇跡に近い!
落下した機体はカメラ部分が脱落しており、4枚のプロペラガードの一枚が紛失していた。
故障修理にいかほどの費用がかかるか見当もつかないが、この捜索過程は私にとって得難い体験になった。諦めずに得た「成功体験」、そしてアプリ「Dji Go4」の驚くべき多彩な機能。
帰宅してから、スマホ・アプリ「Dji Go4」をいろいろと調べてみたら「フライトレコード」というアイテムがあり、過去の飛行記録がすべて残っている。
この日の操縦に失敗したフライトは高度120m、離距離217mという数値を示していた。それまでの飛行記録はどれも高度50m以下、離距離100m以下だった。
初めの頃はこわごわ、おっかなびっくり操縦していたのに、今回は随分無謀なフライトをしてしまった。慢心の報い、高い授業料ではあった。