伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

秋空の下、海と崖が織りなす絶景を堪能する

2018年10月21日 | ウオーク

10月21日(日)☀

今年になって初めてみる本格的な秋の空。

天気予報が明日は全国各地とも快晴に恵まれるとのことなので、昨夜Mr. TBに電話入れて伊豆高原駅から海に流れ下る対島川沿いの遊歩道を下って相模の海を展望するウオーキング・コースを選定、10:00出発を約束する。

朝起きて書斎の窓から外を窺えば雲一つない青空の下に広がる相模の海面が陽光をきらめかせ、利島や新島のみならず神津島までを浮き上がって見せるという絶好の散歩日和。


 

伊豆高原駅の裏手にある駐車場に車をとめて、対島川沿いの遊歩道を海に向かって下る。Mr. & Mrs.TB・ONの4人。

先日来の雨で対島川の水量はおおく、音をたてながら流れ下る。

川の両側に繁る緑の葉の間から漏れ射す陽の光が作り出す明暗の絵模様。

木漏れ日の歩道を歩く。

対島川が勢いよく海に流れ落ちる。

対島の滝展望台から。

老松の間から見る海と島。

足元に目をやれば鮮やかな葉を従えたツワブキの黄色い花。

「橋立吊り橋」前で。

吊り橋から見下ろす断崖に寄せる波。

素晴らしい秋晴れの日の散歩となった。

伊豆高原駅裏手にある「ケニーズハウスカフェ」で昼食をしてからスーパーで買物少々。歩数は5000歩を超える。

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元職場のOB会に出席する

2018年10月19日 | 日記

10月19日(金)☀

先日の東京駅隣にある大丸12階のレストランで年一回行われた元職場のOB会での写真が送られてきた。

紙に印刷された写真を見るのは本当に久し振りである。最近の写真はすべてiPhoneかPCの上で見るだけなので、紙の写真は珍しくちょっとした違和感さえ感じたのは思いがけないことであった。

時の流れはかくも古きものを押し流し新しいものえと変えていくのか……。

時の流れを思いながら、私が漠然と「OB会」といっていた「この集まり」とは何かに思いを寄せることになった。

毎年、この日この時刻に同じ場所で行われてきたこの集まり(日や場所に特別の意味があるわけではなく、記憶力が弱くなった老人が集まりを忘れないようにという気配りから)、今回の出席者は12名、昨年と全く同じ顔触れが揃ったのは私を最年長とする後期高齢者の会としては初めてのような気がする。つまり全員がこの1年を無事元気ですごしてきたということで誠にめでたい。

私は勝手に「OB会」と称していたが、正式の名称は「〇〇の会」(〇〇は店の名)になっていることに今回初めて気が付いた。

忘れかけている遠い昔の記憶を辿ると、最初の頃は名称などない小さな集まりから始まったのであろう。やがて人数も増えて仰々しい「〇〇OB会」を名乗った時期もあったような気がする。(一番多かった時期でも10数名だったであろう。)

毎年少しづつ増減、といっても近時はほとんど「減」だがを繰り返し今日に及んでいる。

だが思うに、この年に一度、ほぼ会員全員が確実に集まってくる「会」とは一体なんだろう。OB会といっても今は元職場に絡む話など皆無で、皆の元気を確認しあいながら個人的な近況を語り合うだけの2時間ばかりの会合である。

改めて考えてみたら現会員いずれも定年退職するまで30数年同じ職域で働いてきた仲間であり、その範囲はというと、たまたま手元にあった「全国歴代〇〇名簿」を繰って分かったのは、ほとんど全員が同じポストを最後に退職していたことである。

退職後はそれぞれ第二の仕事の道を歩んだが、S君のように某大学の学長まで経験した人もいる。だが現在は全員後期高齢者、悠々自適?の生活にある)

そうだったのか。私が退職して数年後から始まったらしい集まり、だから数えてみれば少なくとも20数年続けられてきた「会合」だった。

毎年欠かすことなく往復数時間かかる東京まで出掛ける「会合」、私にとって唯一となった「〇〇の会」、来年も元気で出かけたいと思う。

 (写真に添付されていた「名簿」には、この2年続けて欠席となった2名を加えて14名。このうちメール・アドレスを持つものがなんと8名。そううちの一人から写真とは別に後刻メールで画像が送られてきた。)

 

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散歩に見る「池地区」の秋色

2018年10月17日 | ウオーク

に10月16日(火)☁

お天気はあまり良くないが、足腰に負担のかからない平坦地「池地区」の軽い散歩で里山の秋色を愉しむ。

刈入れた後の稲藁を燃やす白い煙がなびく様、里を守る山神社には秋祭を迎えるノボリバタが立てられた光景は、田舎に育った私ではないのだが、なにか郷愁のような思いをわき起こさせる。

 

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細野高原と三筋山ウオーク

2018年10月08日 | ウオーク

10月8日(月)晴

IKOI恒例の秋のウオーク、ススキの名所細野高原にある「三筋山」に登りそこから雄大な展望を愉しむ。参加者はMr. & Mrs.IW・TB・ON、それにIKOIの新規の参加者Mr.HI、Mr. & Mrs.ITは所用で不参加。9:30にIKOI農園前を出発。

細野高原入口に着いたら駐車場はがらがら、いつもある入山受付所も設けられていない。そのまま進んで細野高原の出発基地に向かう。

なんだか様子がおかしいと、近くで休んでいる作業員風のひとに聞いてみると、「秋のススキイベント」は10月10日からとのこと。二日早かった。

当然のことながら、いつもはここから出る細野高原を経由して三筋山下にある駐車場までのシャトルタクシーは運航されていない。しかし、今はイベント期間でないので自家用車の細野高原の出入りは自由だと。

これは当方にとってはまことに好都合、入山料600円は要らないし、高原内の道路を自家用車で自由に走らせることができる。

ここ数年、すすきイベントが盛んに喧伝されシャトルタクシーが運航されるようになって三筋山からの眺望は手軽に楽しめるようになったもののシャトルタクシーは直行運転、途中での上下車はみとめられないとのことになので、三筋山からの雄大な展望だけがメインになり、ススキの繁る通路からみる見事な光景を見るためには徒歩でかなりの距離を歩かねばならなくなっていた。ススキに囲まれた通路を車でとおれるとは願ってもない幸運!

山下駐車場から三筋山頂上を目指すにはかなりきつい勾配を歩かねばならない。病み上がりの我々夫婦二人は頂上はパスし、その手前にある展望絶佳の丘で休憩しながら頂上に向かった仲間の帰りをまつ。頂上まで行っても展望は同じ。

 そこで全員昼食。

 

 帰途、細野高原を抜ける道からは両側に広がるススキを見る。しかし、以前に比べてススキの丈、穂波はなんだか小さくなったようで、往年の圧倒的な迫力がない。

なぜか、その理由は分からない。

いまから10年前のブログから再録した。あの煌めくススキは消えてしまったのか。

 

 

Mr.HRは細野高原の湿原を見たことがないので、「中山湿原」にも立ち寄る。

まだなにかとお仲間の手足纏になりがちだが、これでなんとか歩く自信が付いた。

麓にはいつの間にか沢山の車と人が群れていた。あの早朝の静けさは嘘のよう。

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風邪に祟られた9月、なんとか散歩再開

2018年10月07日 | ウオーク

10月7日(日)晴

今年の夏風邪には本当に参った。もともと風邪はあまり引かない、引いても3日もすれば元に戻る体質だと軽信していたが、今回は半月、いやそれ以上経つというのに未だに完全復調にいたっていない。いまもなにか体調がおかしい。

この半月、風邪の一般的症状といわれる、微熱・せき・痰・喉の痛み・鼻水・下痢・四肢のこわばり・発汗異常などすべて経験してきたが、そうした症状が消えてしまってもなんだかすっきりしないのである。

この間、元気がない、食欲が今一つ、なにごとにもやる気が起こらない。ただだらだらと過ごしてきた。その間に戸外に出たのは病院までと必要最小限の買物のためのマーケットだけ。

それに決定的だったことは一週間おくれで家内にも風邪を感染させてしまったことだ。重篤の病ではないものの二人してダウンするとは……。

今夏の風邪は人に感染しやすいようだ。そのため夫婦とも家に閉じこもって人との接触を絶った。二人して家から出ることもなく人との会話も全く途切れた。せいぜい寝椅子に寝そべって(終日、ベッドでねることはなかったが。)TVを見たり、新聞や本をぱらぱら読んだりの単調な生活は全く無為そのものの生活でなんとも空しい。(家内は体調不良を押して簡単な家事をこなしてくれたが……。)

外に出ないのでこの時期に咲く秋の花をカメラで写す機会もなく、またそうした気力もわかなかった。

辛うじて二階の書斎の窓から散り終わって庭先を黄色く染めた金木犀をカメラで写し取っただけ。毎年心を慰める金木犀の香ばしい匂いも嗅ぐことのない秋だった。

だが、ようやくこんな状態もそろそろ終わりに近づいたか。今日はすこし元気が出たので、半年ぶり、いや9月前半は猛暑だったこともありウオーキングと無縁だった一月振りの散歩に出掛ける。Mr. & Mrs.TBに誘われて秋が訪れた池地区を半周することになった。

歩けるか?最初は少し不安だったがトボトボ歩きながら4000歩を記録する。池地区の稲は半ば刈り取られていたが青い秋空がとても美しい。

田圃の縁を彩つていただろう彼岸花の群落はべて散り果て醜い茎だけがわびしく立っていた。

稲田はなかば刈り取られたが、これも秋の里山風景。なかなかにいい。

都会児童の稲刈りの実習体験?子供たちが嬉々として稲刈りを行っていた。気持ちが和む風景。


 

なんとかブログを書く気持ちに戻った。 本当に1月振りである。

今までブログを見てくれていた人の中には長い間途切れてしまったのでブロガーが死んだのではないかと心配してたくれた方もいたとか。

ブログを書かなかったため殺されてしまうのも困るが、思えば90歳に近づきつつある超高齢者のブログである。いつ終わっても不思議でない。

かつて旧知のMr.KNが私がブログ書きをやめる時には、最後のサイトにしかるべきコメントを、と冗談交じりに言ったことを思い出した。

これからも身体に留意して死ぬまでブログを書き続けることができればと思っている。

 

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早朝の田園ウオーキング

2018年09月07日 | ウオーク

9月6日(木)

かなり日中の気温が下がってきたとはいえ、出来れば日差しの中を長時間歩くのは避けたい。

早朝ウォーキングの同意を得て、Mr.TBと二人で「池地区」の田園を歩こうと6:00に家を出る。

次第に明るく晴れゆく空の下、朝の空気の爽やかさは格別。

田には黄金の実り。

小川には秋水のせせらぎ。

ゆったりした気分で歩いていたら時間の経過を忘れていた。歩数計を見たらなんと7000歩を記録、このところ脚力の老化・衰えに不安を感じていたがすこし薄らぐ。

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秋に向けての足慣らし

2018年09月05日 | ウオーク

9月5日(水)

記録破りの酷暑、豪雨、台風襲来など今年の夏はさんざんだった。

だが、時は巡りようやく人心地のつく季節が廻てきたようだ。日中気温も30度以下に収まるようになってきた。秋はもうすぐか。

IKOIウオーキングの足慣らしということで、久し振り、本当に久し振りのウオーキング。というより、松川湖畔に秋の気配を求めて軽く歩いたというのが正確。Mr. & Mrs.TB,ONの四人で。

湖面をわたって吹く風を思いっきり吸い込む。広がる緑の芝生にも優しい感触が甦る。湖に流れ込む水も澄明でなんだか冷たそう……。

 夏の盛りに湖畔をにぎわせていただろう「パンパス」も終わりに近い。

パンパスに代わってススキが穂をなびかせるようになった。

 

歩数は2800歩(帰途に量販店に寄った歩数も加えて)


嵐を避けてか、玄関に飛び込んできた「クワガタムシ」。扉に虫が入り込む隙間はないはずなのだが……。

厳しい暑さに痛められていたのか、少し元気がない。

コップに入れてしばし動きを観察したあと、庭草のなかにそっと放してやった。

 

 

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孫・子の伊豆大集合

2018年09月03日 | 日記

9月2日(月)

8月には孫と子が我が家に大集合するのがならいとなっている。

今年は酷暑もあって月末となったが、あいにく天気に恵まれず狭い家の中に大勢の大人が詰め込まれることになった。二泊三日の逗留。

孫は男5人のところ一人が仕事の関係でキャンセル。それに息子とその嫁、娘二人、それに我々老夫婦を加えて都合10人。

いつもはひっそりした二人だけの朝食のテーブルにぎっしり。


 

外食も全員が座れるお店を見付けるに一苦労。

今回は、大室山麓にある雑木林のなかにあるうなぎ釜ご飯の「洗濯船」、10人で店をほぼ占領。車往復3回。

 

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高齢者の多剤服用について

2018年08月28日 | 健康雑感

8月30日(木)

歳を重ねてくるとどこか身体に不調・不具合が出たりすることが多くなる。そんなとき病院にいって症状を訴えると、いろいろな検査を受けさせられた挙句に新しい病名がつけられて薬を処方されることになる。 

高齢者の生活習慣病や老年症候群に対して医者が言うところは必ずしも同じではなく、処方される薬も微妙に違い、いいなりになっていると服用する薬がどんどん増えていく。特に新しい症状で病院や医者を代えたりするとるとこの傾向は著しい。

人間の身体に異物として作用する薬は「薬」でもあるが「毒」でもあるとどこかで聞いていたが、こんなに沢山薬をのんで本当にいいのだろうか、という不安はかねてからあった。

そんな疑問に答えるように、最近になって厚労省が「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)」というのを全国自治体に通知していることを知った。

この指針を読むと「高齢者の多剤服用の中で害をなすもの」(「ポリファーマシー」というらしい)を問題視し、これをなくしていこうというもので「高齢者は、生活習慣病等と老年症候群が集積し、治療薬や症状を緩和するための薬剤処方が増加し多剤服用になりやすいのでその是正、適正化が求められる」としている。

指針によると75歳以上の高齢者の25%が7種類以上の薬を、40%が5種類以上の薬剤を処方されているという。

これを読んだ時、私が服用していた薬はなんと6種類(糖尿病の薬メトグルコ250㎎・ジャヌビア50㎎、血圧の薬ミカルディス40㎎・ニフェジビン10㎎、隠れ喘息のための「アドエア吸入薬」、夜間頻尿のための漢方薬「八味地黄丸)。それに常用ではないがときどき飲む薬として就眠薬ゾルピデム5㎎と胃酸を抑える薬オメプラゾール10㎎があり、典型的な「高齢者の多剤服用者」だったのである。

ちょうどその頃、夜間頻尿のため漢方薬「八味地黄丸」を飲み始めており、数か月が経過していたが、狙いだった夜間頻尿の方にはまだ顕著な改善は現れていなかったが、いつも家で測定している血圧と血糖値の方には想定していなかった顕著な効果が現れていることに気付いたのである。(「八味地黄丸」の薬効は夜間頻尿だけでなく糖尿病、高血圧、動脈硬化などが挙げられていた。)

血圧はいつのまにか日本人間ドック協会の新基準(147/94)を下回るようになってきていたし、朝の血糖値は140~150程度におさまり、病院でのヘモグロビン検査では高齢者糖尿病コントロール目標値とされる7.0%を下回るようになってきていたのである。

ならばこの際、重複している血圧、糖尿病の薬を減らすことができるのではないか。指針がいう「服用している薬剤のなかで中止可能な薬剤はないか?」に力を得て、インターネットで服用している薬を検索、その情報を厚労省指針にある別添の表と照らし合わせて自分なりの判断で恐る恐る重複している薬をそれぞれ1種類のみにしてみた。(メトグルコ250㎎、テルミサルタン20㎎の服用中止)

重複している薬の服用を中止してから様子をみると、家で測る血圧や血糖値には特段の変化は現れていないようだし、月1の病院でのヘモグロビンHbA1c検査では数値がすこし下がる傾向にさえあるではないか。

これに力を得て、糖尿病治療薬として長年服用してきたジャヌビア50㎎も量を減らしてもいいのではないかと、医者と相談して半減することにし25㎎に変更してもらって現在に至っているが、その後も特に変化はみられていない。

かくて、現在服用している薬は、漢方薬「八味地黄丸」、ジャヌビア25㎎(糖尿病)、バルサルタン40㎎(血圧)、アドエア(喘息)の四種類、それにたまに胃酸抑えのオメプラゾール10㎎半分、ほとんど飲まなくなった就眠薬となっている。

それまで飲んできた多剤「ポリファーマシー」がわが身にどの程度害を与えるものだったは判然としないが、すくなくとも随分無駄なことをしてきたことだと思う。

厚労省の指針は遅きに失したのではないか。薬の大量販売で利益を上げている医薬業界からの政治的圧力もあってのことか。

ともあれ、これ以上に服用薬を減らすことは考えていない。

なにしろこの年齢である。これからどんな病に侵されるか、どんな不具合・不調が我が身体を襲うか、全く予想できない。

その時はその時、新しい薬に頼らざるを得ないだろうが、今はこの状態で推移していこうと思っている。


 

高齢者の医薬品適正使用の指針(厚労省) 

2018/2/2「八味地黄丸について」 

2016/10/10「高齢者の血糖値のコントロール目標」 

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8月 ドローンを巡って遊ぶ

2018年08月22日 | 日記

8月22日(水)☀

いつも8月という季節は、80老、いやもうすぐ90老になろうという私にとって、世間並みの「休養の季節」というよりも炎暑のため外出ままならない「不活動の季節」、趣味としている戸外での「園芸」と「ウオーキング」の活動機会を奪われるなんとも「やるせない季節」である。

家にこもって無為の時間を潰そうとテレビを見たり、本を読んだりもするがテレビ番組も特別に興味を惹くようなものは少ないし、読書の方もこの歳になると目の衰えもあって長時間本を続けて読むことは難しい。根気も続かないのでこの時期ではせいぜい文庫本を数冊を読んだにとどまる。

となると、時間潰しにはやはりパソコンやiPhoneを弄るのが性にあう。このところ取り組んでいるのは、ドローン「djii spark」を操作するためのiPhoneのアプリ「DJI GO」である。

その使い方を調べるにはほかに教えてくれるところもないし、結局パソコンでの情報に頼るしかない。

ドローン「DJI Spark」は機体単体で飛ばすこともできるが、複雑な飛行の操作は「送信機」と「iPhone」でのアプリ「DJI GO」を使わなければならない。

機体そのものの操作も不器用な私には結構難しいが、機体と送信機・iPhoneとの接続というのもややこしいし、iPhoneのアプリ「DJI GO」の操作となるとパソコンで調べても、なかなかいいサイトに出会うことができずお手上げ状態にちかい。

 先月末、天城高原でちょっとした油断から墜落させてしまったドローンだが、修理されて戻ってきた。しかし、機体自体は直ってきたがドローンを飛ばすためには所定の手順を改めて踏まなければならない。

まずは「アクティベーション」、続いてプロペラとプロペラガードを取り外してからの「IMUキャリブレーション」「コンパスキャリブレーション」、これらは購入時に四苦八苦してやった作業だが今はほとんど忘れてしまっている。

なんとかやれたという記憶だけを頼りに悪戦苦闘なんとかやり終えることができた。若い人なら難なくやれるのだろうが、頭も手先も硬化した私には大変な作業、正味時間にすれば丸3日はかかったろうか。

こうして、ようやくにしてドローンを再び飛ばせる態勢になった。

遠出はできないので、以前と同じように我が家の庭からとばして、上空で360度転回させて空撮してみた。

空撮した動画を、今度はパソコンで「ムービーメーカー」を使って編集してから、YOUTUBEにアップロードし、ブログに組み込む。

この作業も丸2日くらいかかったか。

編集作業はすこしずつ上達してきたと思うが、なんとかそれなりの動画にまとめることができた。

これを緑の繁る「夏季」分とし、これからは紅葉に染まる「秋季」、白銀が輝く「冬季」、花に飾られた「春季」と大室高原の四季を空撮して動画にすることをこれから続けてみようと思うに至っている。

室内で飛ばすドローン


スナップショットから

伊豆大島

初島・新島

大室山

天城山

 

大室高原別荘地 上空360度 夏季の空撮

 

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炎天下IKOI農園の惨状

2018年08月12日 | 園芸

8月11日(土)/

生まれてこの方経験したことのない猛暑が続く今年の夏。暫く見なかったIKOI農園に出かけて見てその惨状に驚く。

思えば、この異常な暑さに辟易してIKOI農園での園芸作業はもとより庭に降り立つことすらほとんどなく、もっぱらクーラーをきかせた室内だけに閉じこもり時間を潰す怠惰な生活を続けていた。

今日の暑さも尋常ではないが、30度を少し超す程度には緩んだ気配もあるようなので、久し振りに作業衣をまとっって長らく放置していたIKOI農園にいってみたのである。

なんと畑一面がぼうぼうたる雑草に覆われ尽くしている。雑草の丈は膝頭を超え腰ちかくまで伸びている!

これまでほとんど雑草が生えることのなかった通路まで蔓延っており、歩くには草をかき分けて進まねばならない。

雑草の勢いにめげずになんとかその存在を示しているのは僅かにサツマイモの葉っぱの繁りだけで、あとは丈の高いトマト、ピーマン、ししとう、オクラぐらいが辛うじてその存在を知らせている。

この恐るべき雑草の繁りはここに農地を開墾してから30年近く経つというのに、かつて見たことがないすざまじいさ。

これでは農作業に入る気力も体力も失われる。雑草をかき分けトマト、ピーマン、ししとう、オクラを少しばかり収穫してほうほうの体で退散するほかなかった。

 

この異常な夏は今年だけのものなのか。これが来夏も訪れるとしたら……?!

この夏の日照りが僅かにもたらしてくれる恵みといえば、これまで滅多にみることがなかった西空を美しく染め上げる夕焼雲くらいのものか。

 

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炎天下「音無神社」まで歩く

2018年08月05日 | ウオーク

8月4日(土)

家内が伊東市のスーパー「アオキ」でショッピングしている間に「松川遊歩道」を「音無神社」まで一人歩き。

全国各地で記録破りの暑さが伝えられており、伊東市も33℃となっているが木陰が多い川沿いの平坦な道なので88歳老でもなんとか歩ける。

松川遊歩道はときどき歩くが、頼朝と八重姫が逢瀬を重ねたと伝えられる音無神社まで歩くのは何年振りか。

椎、椋、タブの巨木に囲まれた境内では暑さを感じない。

往復の歩数は意外に伸び5000歩となった。

 

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曇天下のウオーク

2018年07月30日 | ウオーク

7月30日(月)

今回の台風は「台風一過」快晴というわけにはいかず曇天を残して過ぎ去った。

8月中はIKOIウオークを恒例で休みとしているので、今日が前期最後のウオーキングとなる。曇日だが敢えて実施に踏み切った。

池地区の公民館駐車場から対島川の暗渠トンネルを左手にみて田園地帯に入り東南部分をゆっくり歩く。

暗く重い空の下だが一面に広がるここならではの「緑」の世界は捨てがたい魅力がある。

ぼつぼつ歩いたと思ったが、歩数計は4000歩を超えており、結構いいウオーキングとなった。

昼食はいつもの「杉膳」、客が少なかったので食後もロング・ダべリング。

砕石現場を先方に見る。


葉っぱは檜だが、檜にこんな実がなるとは!

 

「エノコログサ」。普段は路傍で人に踏みつけられたりして目立たない雑草だが、叢からすっきりと伸びあがった姿は悪くない。

畑の一画に「がまの穂」が育っている。手にとってみればソーセージのような。褐色の花粉がべったりついているかと思われたが、なんとすべすべした柔らかい穂。これなら因幡の白兎の剥がされた肌に優しく触れることができるだろう。

 

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台風襲来前の夕焼け空に虹が……

2018年07月28日 | 日記

7月28日(土)/

これまでにないことだが、連日夕刻が近づくと当地でいう「入り日雲」が西空を赤く染め上げる。

先週21日には暮れかかった青空をピンクの夕焼け雲が美しく飾ってくれただけでなく、それに上弦の月までかかって思わずカメラを取り出させるほど見事な情景を見せてくれた。

 そして、昨夕はそうした夕焼け雲に虹まで出現したという。

夕刻、急に電話が鳴り隣家のMr.TBが虹が見えると教えてくれた。(先日、虹の出現を私が電話で知らせたことがあり、そのお返しというわけではないだろうけれど。)

急いでカメラを取り出し空に虹を探したがなかなか見付からない。Mr.TBがもう消えたといって代わりにラインで送ってきた映像がこれ。

確かに虹らしきものが写ってはいるが、こちらも撮影には間に合わなかったのであろう。虹のいのちは本当に短い。

これまでと違って西寄りに進む台風12号が伊豆半島東海岸を直撃しようとしている前に見せた天空のイベント。急に風が強くなってきた、台風が無事に通過してほしい。

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涼を求めて天城高原→万城の滝へ

2018年07月24日 | ウオーク

7月24日(月)

日本全土が異常な高温に見舞われている。40度を超す「危険レベルに」に達したところも少なくない。

気象庁では「この猛暑は命に危険のある暑さ、一つの災害」ととらえているという。

涼しいところとはいえば「大室高原」よりさらに高所にある「天城高原」。

月曜ウオークはMr. & Mrs.IT・TB・ONの6名でそこに涼を求め「ホテルハーヴェスト天城高原」の広い駐車場で男組はドローンを飛ばし、女組は注の間、ホテル内でのショッピングと相成った。

ドローン空撮のワンショット

 富士山を観望できるホテルの展望台から(この日、富士山は雲に隠れてみえない。)

 

天城高原別荘地の東端にある断崖の上、矢筈山を目の高さに伊東市街を見下ろすところでコンビニ弁当の昼食をし、ドローンを飛ばす。

 

天城高原から中伊豆にある飛瀑の名所「万城の滝」へ向かう。

途中で鹿の群れに出会う。最近の鹿はあまり人間を恐れないで悠々と草を食んでいる。

「万城の滝」 滝壺に降りる。

この日、ドローン墜落というハプニングもあったが、曲がりくねった林間の長距離ドライブもあり盛り沢山の一日となった。歩数は3625歩。

 


 ドローンの墜落・紛失事件

昼食後、空撮のためのドローンを飛ばして大失敗。機体を見失うほど遠方に飛ばしてからホームリターンをかけたところ、送信機・スマホそのいずれでも反応せず操縦不能に陥ってしまった。どうやら遥か向こうの林の中に墜落したらしい。

広い林の中に墜落したのであれば小さなドローンの機体を見つけ出すことなど到底困難いや不可能と思われ、私ははじめから機体の捜索などは諦めていた。だが、Mr.IT、TBは落したとおぼしき場所に見当をつけ付近を歩き回ってなんとか探しだそうとその方向に歩きだした。

その動きにつれて私も歩きだしてはみたものの所詮無駄な捜索活動だと内心思っていたのである。

そんなとき、ふと思い浮かんだのは数日前にドローン操縦のためスマホ・アプリ「Dji Go4」の画面をあれこれ見ていたら、その画面の中に「ドローンを探す」というアイテムがあったことである。

この状況では役には立つまいと思いながらも、歩きながらそのアイテムを立ち上げてみたところ、スマホ画面に現れたGPS地図の上に二つの点が表示されている。

それが意味するものがなんなのか全くわからぬ正体不明の2点だったが、試みにスマホを手にドローンが落下したかと思われる方向に向かった歩いてみると、一つの点が明滅しながらもう一つの点に少しづつ近づいていくではないか。さてはこれはスマホの位置と機体の位置のかも。

二点がかなり接近したところでGPS地図を拡大してさらに近づいていくと二点がほぼ重なりあうところまで来た。

同行してくれていたMr.ITがここだ!とあたりを子細に見回すと、なんと林間の下草の影に白い機体があるのを発見したのである。広い林と生茂る藪の中での発見、まさしく奇跡に近い!

落下した機体はカメラ部分が脱落しており、4枚のプロペラガードの一枚が紛失していた。

故障修理にいかほどの費用がかかるか見当もつかないが、この捜索過程は私にとって得難い体験になった。諦めずに得た「成功体験」、そしてアプリ「Dji Go4」の驚くべき多彩な機能。

帰宅してから、スマホ・アプリ「Dji Go4」をいろいろと調べてみたら「フライトレコード」というアイテムがあり、過去の飛行記録がすべて残っている。

この日の操縦に失敗したフライトは高度120m、離距離217mという数値を示していた。それまでの飛行記録はどれも高度50m以下、離距離100m以下だった。

初めの頃はこわごわ、おっかなびっくり操縦していたのに、今回は随分無謀なフライトをしてしまった。慢心の報い、高い授業料ではあった。

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