鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4987回】 ビジネスの世界では、どう伝わったかが全てである

2024年08月25日 | 住宅コンサルタントとして
ある営業マンがお客様と言った、言わないのトラブルになった際、

「いや、私はちゃんとお客様にこのことをお伝えしたのですが・・・」

という報告を受けても、会社としてはどうしようもありません。

ビジネスの世界では、言ったか言ってないかはどうでもよく、

「相手にどう伝わったかが全て」なのです。

私、建材メーカーの営業マン時代、
この言った言わないのケースで
非常に会社に迷惑をかけることが何度かありました。

こういう問題に巻き込まれた方たちは、
もう本当に誰も良い気分にならないのですね。

なのでもうこの言った言わないでのトラブルに
絶対に巻き込まれたくないと決意し、
口頭でのやり取りをお断りにし、
全て書面や文字でのやり取りで
お客様とやり取りするようになりました。

以来、言った言わないのトラブルに合ったことはありません。

そして伝わる伝わらないのケースでもう一つあるのは、
上司部下の関係や同僚との関係において、
ある一方が傷ついたり、萎縮してモノが言えなくなるケース。

相手を傷つけた側に、傷つけられた側のことを伝えても、

「私、そんなキツイこと言っていません」
「私はそんなつもりじゃなくて言ったのですが・・・」

みたいな返答があるのです。

これもぶっちゃけ、
傷つけた側が何を言ったかどうかは
あまり問題ではありません。

相手にどう伝わったかが全てなのです。

上司や役員の立場なのに
こういうビジネスの世界の常識を理解していなく、
自分はそういう意図では無かった、というような
次元の低いレベルは卒業して欲しいものです。

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