鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3268回】 上には上がいる

2019年12月11日 | 住宅コンサルタントとして

皆さんの会社で、設計さんってどれくらいの仕事量をこなされていますか?

 

私、個人的な印象として、ゼロからプランニングをして、

お客様との打ち合わせに同席してプランを確定し、

その実施図面を制作する、という業務で、

年間24棟こなせる方が一流だと思っていました。

(確認申請は外注)

 

また積算業務は、一人あたり年間50棟~60棟くらいが

一流のラインかと思っていました。

 

ところが、上には上がおられますね。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様の設計さん、

一人は年間50棟の確認申請業務をこなしながら、

年間24棟分のプランニング+仕様決めまでされている。

 

もう一人の方は、年間50棟の積算を一人でこなし、

かつ50棟分の展開図を描かれているのです。

 

もちろん、これは建売住宅ではなく、

施主様がついた、デザイン性の高い注文住宅の話です。

 

感覚的に、お二人の設計さんともに、

一流といわれるラインの3倍の仕事量をこなされている感じでした。

 

上には上がいるものです。

 

個人的に昔から思っているのは、

それなりにできる人の2倍~3倍をやっている人が超一流かな、と思っています。

 

こういうスーパースターな方を拝見すると、

自分もモチベーションが上がりますし、

まだまだできるのではないか、と勇気をもらえます。

 

自分が今、やっている仕事がすごいレベルや量と思わないことです。

 

上には上がいるのです。

 

そして真の超一流は、圧倒的な量をすごいスピードで、

しかも涼しげな感じでさらっとこなすのです。

 

私もそうなりたいです。

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