鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3275回】 間近で見られる喜び

2019年12月18日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

知り合ってからかれこれ12年のお付き合いです。

 

お付き合いが始まった当初は、

建材店様が企画する勉強会に参加していただいていたのですが、

その勉強会が建材店様の倒産により消滅し、

その後、直接お付き合いをさせていただくようになりました。

 

お付き合いがはじまった当初は、

創業者である会長の人脈の中での受注が中心で、

見学会からの契約はありませんでした。

 

特定の方の人脈に頼った受注基盤は危険なので、

まずは見学会からの契約ができる会社になることを目標に

接客や営業のやり方をご提案させていただきました。

 

当時、財務内容は非常に苦しく、

資金繰りもおそらく大変だったかと思いますが、

そんな中、弊社にフィーをお支払い下さり、

お付き合いをさせていただきました。

 

そして、見学会から受注がある程度できるようになり、

スタッフさんを採用していったところ、

また別の問題が出てくるようになりました。

 

人格的・能力的に問題がある方もおられたり、

モンスター社員もおられたりしましたが、

それらを乗り越え、前々期、前期と素晴らしい実績を出され、

特に前期は売上高経常利益率が7%に迫る、

素晴らしい業績だったのです。

 

今期はまだ始まって間もないですが、

過去最高の売上は確定していた、

売上高経常利益率が10%を超えるかどうか、という状況です。

 

年商近い借り入れが過去、ありましたが、

金融機関の借り入れも完済され、

資金繰りに全く困らなくなりました。

 

いろんな投資も可能となりましたし、

金融機関の見方も180度変わりました。

 

長いお付き合いをさせていただく中で、

会社が良くなっていくことを間近で拝見できたり、

会社を改革していくことに携われることが、

この仕事の最大のやりがいであります。

 

クライアント様が良くなっていく姿、ホンマに嬉しいです。

 

こうしたことがあるから、この仕事はやめられません。

 

14年経過した今でも、

新鮮な気持ちで日々、やりがいを感じて仕事ができるのは、

こうしたクライアント様のおかげなのです。

 

もっと力をつけ、少しでも貢献できるように私も頑張ります。

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