鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3261回】 「わからないから教えて下さい」と、年齢と経験を積んでも言えるか?

2019年12月04日 | 住宅コンサルタントとして

歳を重ね、いろんな経験を積むことは重要です。

 

また、住宅事業に特化し、深堀していくことも大切です。

 

しかしながら、経験を積んでその道のプロになっていくと、

経験値と共に溜まっていくのがプライドです。

 

このプライドが、時に邪魔をすることがあるのです。

 

現在のように、秒速で変化していっている時代、

知らないこと、分からないことが山のように出てきます。

 

私、結構勉強しているつもりですが、知らないことだらけです。

 

自分が分からないこと、知らないことに出会った時、

素直に「分からないから教えて下さい」と言えるか、

それとも「こんなことも知らないの?」と思われるのが嫌で、

知っているようなふりをするのかで、大きな差が開くのです。

 

クライアント様の中で、分からないことがあったときに、

積極的に質問をして下さる会社やビジネスパーソンは、

間違いなく伸びることを私は経験の中で知っています。

 

質問、問い合わせ、大歓迎です。

 

そして一所懸命、質問をして下さる方の仕事の姿勢に、

実は私自身、いつも勉強をさせていただいております。

 

「自分はこんなに純粋な気持ちで、学ぼうとしているか?」

「自分も知らないことを教えて下さい、と頭を下げてお願いしているか?」

 

と、自分自身のスタンスを修正する機会を頂いているなぁ、と思うのです。

 

知らないことを素直に質問できる人間でありたいものですね。

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