パレドZという番組をご存知ですか?
毎回、料理界で有名な料理人さんにフォーカスし、
その料理人さんが未来に残す一皿をつくり、
それを俳優の高島政宏さんが食べる、という番組です。
そのパレドZの中で、滋賀県から銀座に進出され、
あっという間に予約が取れない人気店になった、
銀座しのはらさんが取り上げられていた回を
ジムでウォーキングしながら、YouTubeで見ていました。
私も過去、予約にチャレンジしたことがありますが、
自分が行ける日に予約は全く取れず、
自分の中では遠い憧れのお店でもあります。
銀座しのはらさんの大将、篠原武将さんは、
番組の中でこのようにおっしゃっておられました。
料理がおいしいのは当たり前。
お客様に楽しんでいただけるかどうかが全て、だと。
実際、番組を通して大将の人柄の良さが随所に出てましたし、
市場の方や同業の料理人さんにも一目置かれ、
かつ非常に愛されているのです。
私の勝手な想像ですが、こういう大将のお店って、
スタッフがあまり入れ替わらなく、
本当にお店全体でお客様をおもてなしする空気感が漂うのですね。
私が京都で頻繁に通わせていただいているお店も
同じ空気感なのです。
だからまた行きたくなる。
住宅会社も良い家を建てるのは当たり前。
これからの時代、キーになるのは、
この空気感をお客様に提供できる会社になれるかどうか・・・。
弊社のクライアント様の中で、
増税後の今期も絶好調な会社に共通するのは、
この空気感が会社全体から醸し出されているのです。
これ、分からない人には本当に分からないのですが・・・。
この空気感を出せるか否かの分かれ目は、
経営者がその重要性を理解できているかどうかです。
そしてこういう空気感の重要性を体感するためにも、
住宅会社の経営者や幹部は、
一流を知っておかなくてはならないのです。