鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3260回】 良い家は当たり前。商品以外でどう差をつけるのか?

2019年12月03日 | 住宅コンサルタントとして

パレドZという番組をご存知ですか?

 

毎回、料理界で有名な料理人さんにフォーカスし、

その料理人さんが未来に残す一皿をつくり、

それを俳優の高島政宏さんが食べる、という番組です。

 

そのパレドZの中で、滋賀県から銀座に進出され、

あっという間に予約が取れない人気店になった、

銀座しのはらさんが取り上げられていた回を

ジムでウォーキングしながら、YouTubeで見ていました。

 

私も過去、予約にチャレンジしたことがありますが、

自分が行ける日に予約は全く取れず、

自分の中では遠い憧れのお店でもあります。

 

銀座しのはらさんの大将、篠原武将さんは、

番組の中でこのようにおっしゃっておられました。

 

料理がおいしいのは当たり前。

お客様に楽しんでいただけるかどうかが全て、だと。

 

実際、番組を通して大将の人柄の良さが随所に出てましたし、

市場の方や同業の料理人さんにも一目置かれ、

かつ非常に愛されているのです。

 

私の勝手な想像ですが、こういう大将のお店って、

スタッフがあまり入れ替わらなく、

本当にお店全体でお客様をおもてなしする空気感が漂うのですね。

 

私が京都で頻繁に通わせていただいているお店も

同じ空気感なのです。

 

だからまた行きたくなる。

 

住宅会社も良い家を建てるのは当たり前。

 

これからの時代、キーになるのは、

この空気感をお客様に提供できる会社になれるかどうか・・・。

 

弊社のクライアント様の中で、

増税後の今期も絶好調な会社に共通するのは、

この空気感が会社全体から醸し出されているのです。

 

これ、分からない人には本当に分からないのですが・・・。

 

この空気感を出せるか否かの分かれ目は、

経営者がその重要性を理解できているかどうかです。

 

そしてこういう空気感の重要性を体感するためにも、

住宅会社の経営者や幹部は、

一流を知っておかなくてはならないのです。

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