鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3269回】 住宅会社の王道を進む

2019年12月12日 | 住宅コンサルタントとして

商売の王道とは、自社を好きになっていただいたり、

自社の良い評判をいろんな方に広めて下さったりと、

とにかく応援して下さる方を増やしていくことです。

 

個人的に起業するはるか前から、

そういう住宅会社さんが1社でも増えていったら、と思い、

この仕事をさせていただいてきました。

 

10年以上前から、この考えに沿って、

いろんな活動をして下さっているクライアント様がいます。

 

お引渡しをさせていただいたOB様と、

引き渡し後も良好な関係を構築するため、

アフターの対応はもちろん、定期的に訪問したり、

感謝祭等のイベントを組んで、交流をはかる。

 

協力業者さんとの交流にも力を入れておられ、

飲み会では業者さんに、日頃の感謝の気持ちをこめ、

全スタッフさんで徹底的におもてなしをする。

 

新卒採用を強化し、新卒未経験の方でも

この会社で数年仕事をすれば、どこにいっても通用するような、

育成システムを構築する。

 

新築のOB様が増えていけば、当然リフォームのニーズも出てくるので、

リフォーム部隊を整備し、OB様の要望に対応していく。

 

こんなことをまだ住宅事業で年商1憶にも満たない時から、

提案させていただいて、コツコツと取り組んで下さいました。

 

結果、12年経過してどうなったか?

 

正直、このエリアの他社がどうやっても追いつけない会社になられました。

 

地域一番店になったのはもちろん、

新築だけでなくリフォームでも着々と成長されていて、

この先もまだまだ伸びていかれると思います。

 

更に協力業者さんがいろんな職人さんを紹介して下さるようで、

業績が伸びているにも関わらず、協力業者さんに困っていない。

 

そして建築途中のOB様が、建築中に採用のエントリーをしてくる。

 

関わる全ての方たちに応援されているのです。

 

社員さんは、当事者意識をお持ちで、

会社をもっとよくするために、皆、

自分事としていろいろ考え、意見を出されますし、

この会社のショールームやモデルハウスに行くと、

他の住宅会社とはレベルが全く違うことを

感度のあるお客様は感じるでしょう。

 

こういう王道を突き進み、

お客様にも、取引先の方にも、

そして働いて下さる社員さんにも、

誰からも無くてはならない会社、と思っていただけるような

そんな住宅会社に1社でも多くなっていただくことを目指して、

この仕事を続けていこうと思っています。

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