鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第635回】 マーケティング構築のベースは?

2012年09月26日 | 住宅コンサルタントとして
大した宣伝をしなくとも、何故かお客様がたくさんご来場され、
商談中のお客様がたくさんいる状況が理想だと、昨日も述べました。

そういう状況をつくっていくことがマーケティングなのです。

自社のマーケティングを構築していく上で、さまざまなことに取り組まなくてはなりません。
ただマーケティング構築のベースは何か、ということを理解せずに
いろんなことにチャレンジしてしまうことには反対です。

力が分散してしまうこともありますが、マーケティングとは家と同じで
地盤、基礎、土台、躯体といくつものパーツに分かれていているのです。

丈夫な家を作る上で、どれだけ素晴らしく太い柱や土台を使っていても、
地盤が弱かったり基礎が貧弱であれば、絶対に頑丈な家は出来ませんよね。

丈夫な家をつくるためには、順序があるはずです。
それと同じで、理想的なマーケティングを構築していくためには、順序があるのです。

ここを理解せず、いろんなことに手を出し過ぎな住宅会社さん、工務店さんが多すぎなのです。

素晴らしく立派なHPをつくり、資料請求数や問い合わせ数を増やす。
フェイスブックやツイッターを駆使して、クチコミを起こす。
ヒットするチラシをつくって、新聞やフリーペーパーに折込む。

これらは、理想的なマーケティングを展開する上で、住宅における地盤・基礎ではありません。

もっと重要なことがあるのです。

その部分をクリアせず、自社ホームページだの、フェイスブックだの、チラシだのと言うのは、
かなり的を外していますし、商売のセンスが無いと言えるでしょう。

自社のマーケティング構築において、最も大切なことは、何だと思いますか?
コメント
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