鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第620回】 クライアントの成長に伴い、求められることが変わる

2012年09月11日 | 住宅コンサルタントとして
疲れが溜まっているのか、顔の吹き出物が目立ってきている鬼山です。

「ニキビ」という歳ではありません。
吹き出物です(笑)!

さて、昨日はお付き合いしてかなりの年月が経過しているクライアントでのコンサルティング。

そもそも、お付き合いさせていただいた当初、このクライアントが困っていたことは、
「たくさんお客様が来場されるのに、契約がほとんど出来ない」ということでした。

私がお付き合いをさせていただく前に、
いろんな住宅系のコンサルタントとお付き合いをされていましたが、
どのコンサルタントも営業に関して表面的な話しかしてくれない、とのことでした。

お付き合いをさせていただいた際、毎回ロープレを実施し、
私が基本的な営業トークをやって、それを見て聞いていただいたり、
実際に見学会のお手伝いに伺って、接客を一緒にやったりしていました。

もともとスタッフは真面目で能力も高く、私は営業手法のベースをお伝えしたのと、
更にはお客様との面談数、接触時間などをチェックしてきただけで、
後は勝手にスタッフの方たちが今の営業スタイルを自分達でつくりあげてくれました。

その後、営業力は格段に上がりましたが、お客様の来場数が低下する事態に・・・。

そこでブランド構築のために、新しい企画を提案し、投資もしていただき、
更には商品開発もお手伝いさせていただきました。
雑誌掲載の記事のデザインやコピー作成など、今では当たり前のようにやっていますが、
そのきっかけをつくってくれたクライアントでもありました。

そして今は、企画はもちろんお手伝いさせていただいていますが、新しいことにチャレンジするので
「ある分野のスペシャリストを紹介して欲しい!」との依頼がありました。

7年間、いろんなご縁をたくさんの方から頂戴してきたおかげで、
クライアントがイメージされていることを実現するのにドンピシャの人とたまたま知り合いになっていました。
そこでその場ですぐに連絡をさせていただき、早速対応していただけることに・・・。

こうした外部のビジネスパートナーさんは、
クライアントの社長をはじめ、いろんな方がご紹介して下さったおかげで、
さまざまなジャンルの一流の方と知り合うことが出来ました。

私一人で出来ることなど、たかだか知れています。
しかしながら、クライアントが日々成長される中で、求められることも変わってきます。

それらに適応し続ける中で、コンサルタントとしての自分の成長もあるのだと思います。

お客様のニーズは、どの業界でも日々変わってくるのです。

「進化するお客様のニーズに適応できるよう、
自社の商品・サービス・マーケティング力・人間力を磨き続けること」

というのが、商売に対する私の定義なのですが、
ビジネスパーソンとして立ち止まってはいけないですよね。

自社の商品・サービス・マーケティング力・人間力を磨き続けること。
皆さんは、日々意識することが出来ていますか?
コメント
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