鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第634回】 宣伝しなくともお客様で溢れる環境をつくる

2012年09月25日 | 住宅コンサルタントとして
宣伝らしきことを何もしていないのに、いつもお客様で溢れているお店。
ごく稀に雑誌などに広告を少し掲載する程度なのにもかかわらず、
商談を希望するお客様で溢れている住宅会社。

こういう状況、理想だと思いませんか?

個人的にですが、全てのクライアント企業様にこんな状態になっていただくことを目指しています。
現に、すでにそれを実現されているクライアント様もおられます。

このように、多くのお客様で溢れている会社。
更にはお客様や取引業者様、自社のスタッフ、地域社会など、
いろんな方から応援されている会社こそが、マーケティング力がある会社なのです。

このマーケティング力を強化することこそが、これからの時代、大切です。
2014年以降、住宅業界は本格的な冬の時代を迎えますが、
冬の時代に突入してからマーケティング力を強化しても遅すぎです。
意味がありません。

今からコツコツとやっておく必要があります。

住宅会社のマーケティング強化に関して、おさえておかなくてはならないポイントがあります。
それは、多くの方にとって住宅の購買頻度が一生に一回しかない、ということと、
家を建てるお客様の年代が大抵決まっている、ということです。

その年代のお客様に

「あの会社、ちょっと興味がある」
「前から一度、見てみたいと思ってたのよ」
「何か面白そうなことに取り組んでいるじゃない」
「あの会社、友達が『すごく良い家建てる』って言ってた」

と気づいていただいたり思っていただけるような活動をコツコツと取組続けることが大切なのです。

マーケティング力を強化するには、魔法も無ければ近道もありません。
商売の王道をコツコツと突き進み、積み上げていくしかないのです。

短絡的な、販促企画で「一山当てよう」的な発想しか持ち合わせない会社は、
2014年以降、特に苦しくなってくるでしょう。

真のマーケティング力を強化する取組、皆さんの会社は出来ていますか?
また、真のマーケティング力を強化するために、
どんなことからチャレンジすべきか理解出来ていますか?
コメント
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