京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

バルト3国4 リトアニア・トラカイ城・昼食

2016-08-01 00:20:00 | 海外旅行2016 5月バルト3国

いよいよ今日から8月。

7月は、8,9,10日と東京の長男の所へ行き、
なーちゃんと一緒にディズニーランドにも行ってきたのですが
帰ってから、私も主人も風邪をひいてしまい、
私は、仕事をなんとかこなして、手抜きの家事をして。。で手一杯。
主人も、なかなか風邪がすっきりしなくて。。。

そんな中、ラインで送られてくる
まーちゃんとれーちゃんの写真が私達を元気づけてくれました。

こちらは、食卓の上に乗って次男に叱られているれーちゃん。

だめでしょ、れーちゃん。ここはご飯食べるところだよ。。
とでも叱られているのでしょうか。。

じっと、聞いているれーちゃんも、
ちょっと下向いたれーちゃんも、

もう、すっごく可愛くて。。

その後、抱っこ~と、パパにしがみつくれーちゃん、
そんなれーちゃんを、優しい目で抱き上げる次男。

なんでもない日常のことですが、
そんな微笑ましい普通の日の出来事に
私達も癒され、元気をもらっています。

さて、バルト3国の旅行は

バルト3国とヘルシンキ8日ツァー日程

リトアニア・ヴィリニュスへ 2ヴィリニュス夕暮れ散歩
3杉原千畝公園・ケルナヴェの丘 4トラカイ城・昼食
5聖ペテロパウロ教会・三つの十字架の丘
  6ヴィリニュス旧市街地観光1
7ヴィリニュス旧市街地観光2 8ヴィリニュス旧市街フリータイム1
9ヴィリニュス旧市街フリータイム2 10杉原千畝旧日本領事館
11カウナス観光1 12カウナス観光2 13シャウレイ~ラトビア
14ラトビア・リガ市内ホテル 15リガ1ユーゲントシュティール建築
16リガ2聖ペテロ教会・市庁舎広場 17リガ3ドゥァマ広場スェーデンの門
18リガ4リーブ広場・中央市場 19ルンダーレ宮殿 20ルンダーレ庭園
21ラトビア伝統料理レストラン 22朝の旧市街地散歩 
23ガウヤ国立公園トゥライダ城 24グートゥマニャ洞穴・スィグルダ城跡 
25ラトビア~エストニア・バースディーパーティー 
26エストニア・タリン・カドリオルク公園 27タリン・アレクサンドルネフスキー聖堂
28タリン・展望台 29タリン・展望台~ラエコヤ広場
30タリン・ラエコヤ広場~カタリーナの小道 31タリン旧市街地観光
32 タリン・昼食フリータイム1 33タリン旧市街・フリータイム2
34 タリン旧市街・フリータイム3
 35 タリン旧市街・フリータイム4
36タリン~フィンランドヘルシンキ・マーケット広場 37ヘルシンキ・市内観光
38ヘルシンキ市内観光フリータイム1 39ヘルシンキ市内観光フリータイム2
40バルト3国ヘルシンキ~関空・お土産と人々  バルト3国を旅して

バルト3国3 リトアニア・杉原千畝公園・ケルナヴェの丘
の続きですよ。

4月28日(木)

ケルナヴェからバスに乗って、トゥラカイへやってきました。 

トゥラカイは1323年にヴィリニュスに首都が移るまで
リトアニア大公国の首都だった町。

ガルヴェ湖上に浮かぶ島に建てられた赤レンガのトゥラカイ城が有名です。

お城、見え始めましたよ~。

トゥラカイ城は、14世紀後半、
リトアニア大公国の中心、戦略的に大変重要な基地として建てられた城だそう。

14世紀末~15世紀、リトアニア大公国は、周辺諸国を征服して
ヨーロッパで最大の領土をもつ国となっていったそうです。
え~~、リトアニアって元はそんな大国だったのってびっくりです。

15世紀末にモスクワ大公国が力をつけてからは、
変わっていくんですけどね。

対岸のビューポイントからトゥラカイ城を撮影。
童話の世界に出てくるような可愛いお城ですよね。

戦争の為の基地のお城なんて、全然思えません。
お姫様が動物たちと一緒に住んでいる。。
そんな幸せそうなお城に思えます。

お城には、この橋を渡って行きます。

 そして、もう一つこの橋も渡って。。

でも。。この辺りから、なんだか曇ってきました。
青空が消えて、白い雲がどんどん増えてきています。

 トゥラカイ城に入場

トゥラカイ城の中に入っていきました。

うわ~、中は広い。。広場を囲んで建物が立っています。

 これは、入り口側の建物。 この門を通って中へ入ってきたんですよ。

こちらは見学を終えて帰る人達ですね。
どこの国の人たちなんだろうな~。

世界遺産ではないけれど、世界中から色々な観光客が訪れる
有名な観光地、トゥラカイ城。

広場には、当時の兵士の服を着た人がいます。
その横には、処刑に使われたギロチン台を再現したものも。。

 トゥラカイ城の中へ

さて、いよいよトゥラカイ城へ入っていきます。 

トゥラカイ城の中にも小さな広場があって、
四方の建物を見上げることができます。 

ところどころ崩れ落ちた赤レンガの建物。
外から見るのとは、ちょっとイメージが違いますよね。。

 

15世紀始め軍事的重要性を失った後も、
お城は住居として使われたり、夏だけの別荘になったり。。

その後は文書の保管場所になったり、長い歴史の中で
牢獄として使われた事もあったようです。

やっぱり、童話の世界のお城ではなかった訳です。。

17世紀に起こったモスクワ大公国との戦争で、
この城は壊され、再び建設されることはなく、
荒廃の一途を辿っていきます。

そして、大国を誇ったリトアニアは、
18世紀末ロシア帝国の支配下におかれてしまいます。

第一次世界大戦後の1918年にリトアニアは共和国として独立しますが、
第二次世界大戦中に、またまた旧ソ連やナチスからの侵攻を受け、
ソ連に編入されてしまうのです。
1990年代になって、リトアニアは、
やっと独立を勝ち取る事になります。

19世紀中ごろになって、このお城の再建計画も始まり
1961年にようやくこのトゥラカイ城が再建されたそうですよ。

内部は資料博物館

今は、内部はリトアニア大公国の資料博物館になっています。

復元された天井のシャンデリア素敵ですよね。

ドイツ騎士団との戦いからの凱旋の絵のタペストリー
「ジャルギリスからの凱旋」は、この城の中で見所の一つだそうです。

こちらのタペストリーは、夏至の日の祭りを描いたものだそう。

歴史を物語るステンドグラス達、

 リトアニアがいかに大国であったかを表す地図、

その他、武器やコインや食器。。
色々なものが展示され、当時のリトアニア公国を偲ばせていました。

 カライメ族

15世紀のトゥラカイにはさまざまな宗教を信仰する
民族がいたそうですが、
その中でも少数民族のカライメ族が有名なのだそう。

カライメ族とは、14世紀リトアニアの大公に
クリミア半島から傭兵として連れてこられたトルコ系の民族で、
現在も、ここトラカイを中心に200名程が住んでいるそうです。

カライメ族の伝統的な民族衣装を着たマネキン。

こちらはイスラム教徒のタタール人のマネキン。
タタール人はカライメ人よりも順応性があり、
この地の生活に馴染んでいったようですが、

カライメ族は、昔ながらの民族の伝統を守りながら
この地で住み続けたようです。

突然の強風と雨

トゥラカイ城を出て、広場にあるお土産屋さんを見ていたら。。

突然、周りが暗くなって、大粒の雨が降ってきました。

私達は、ゆっくりお土産を見ていたので、ツァーでは一番最後。。

これは、早く戻らないと。。と、

傘を差して橋を渡ろうとしたら、すごい風雨で傘が飛ばされそう。。
ビュービュー吹く突然の台風のような雨風の中、
傘をすぼめながら、橋を渡っていきました。

そして、ようやく橋を渡り終えた時、

横の方で、バリバリドド~ンと大きな音が。。

え。。雷??

と、びっくりしましたが、どうもすごい強風で、
木が倒れてしまったようなのです。 

前を走る皆も振り向いてびっくり。
私達は、真横で音がしたので、もうほんとびっくり。

木が根こそぎ倒れる程の風雨なんて。。もう、信じられませんでした。

お土産屋さん

とりあえず皆、無事にお土産屋さんに着いて、
雨が収まるまで、お土産屋さんで休憩です。
でも、おかげでお土産がゆっくり見れましたよ~。 

急に寒くなってきたので、指の出る手袋を買いました。
写真を撮る時に、指の出る手袋は便利なんですよね。

お土産屋さんのお姉さんです。  

しばらくすると、雨が止みました。
すっごく強烈な通り雨だったみたいです。

レストランへ

その後、すぐ近くのレストランへ。 

歩いて2~3分、湖のそばの可愛いレストランです。

レストラン内の照明ガラスが、とっても綺麗~。
色々な形の可愛い照明がいくつも付いていましたよ。
 

本日のメニューは、カライメ族の伝統料理、キビナイです。

キビナイは、羊肉のミートパイのことだそうで、
大きな餃子のような形をしています。

スープは美味しかったけど、それでなくてもお肉に弱い私、
羊の肉はちょっとくせがあって。。ほんの一口だけ。。

 でも、うまい!って食べている人もいましたよ。

 サラダやデザートは、普通に美味しかったです。

最後はちょっと嵐のようになってしまったトゥラカイ城、
でも、これも思い出の一つですよね~。


雨も上がり、これからは
聖ペテロパウロ教会・三つの教会の丘と周って
リビュニスの旧市街地へ向かいます。

  
バルト3国5 リトアニア・聖ペテロパウロ教会・三つの十字架の丘
へ続きます。

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