![ショウリョウバッタ雌雄](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/79/6acde65342c4bcb611a1f0e69ba045df.jpg)
バッタ科のショウリョウバッタ Acrida cinerea (Thunberg, 1815)
津市の豊津海岸。シナダレスズメガヤが茂る草原化した砂浜が一部にある。
このシナダレスズメガヤの草の中へ飛び込んだショウリョウバッタを見つけた。
よく見ると、緑色型の雌の上に褐色型の小さな雄が乗っている。この草の中では、なんと見事な保護色となっていることかと感心してしまった。
新訂原色昆虫大図鑑Ⅲによると、「体長(翅端まで)♂52mm、♀82mm内外。♀♂で著しく大きさを異にし、♀に比べ♂は小さく細長い。体色は全体緑色または灰褐色、個体により白線や白点を装う。触角は扁平、剣状」
バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑によると、ショウリョウバッタ属は「♂と♀とで大きさがかなり異なる。脱皮時に、周囲の環境にあわせて体色を変える機能を持つ。」
また、同図鑑によると、ショウリョウバッタは「明るい草原にふつう。開発された郊外の空き地などにも生息する。成虫は8~11月に多く見られる」
2009.9.8
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