田中川の生き物調査隊

平成12年3月発足。伊勢湾に注ぐ田中川流域の自然と生き物を調べ、知らせる活動をしています。三重県内の生き物も紹介します。

白塚海岸のアカウミガメ産卵地

2011-09-12 | ウミガメ

2011.9.9 津市白塚海岸を歩いた。砂浜でたまたま出会った人から聞いた話によると,この海岸で今年は4ヶ所の産卵があって,1ヶ所は先日の台風で産卵巣が流失してしまった。もう1ヶ所は台風前に子ガメたちが脱出していった。今2ヶ所の産卵巣が残っている。産卵の時期が遅かった場所だと言う。白塚海岸で4ヶ所の産卵巣が確認されたというのは,ここ10数年間の内では最多記録だと思う。

9月5日にも見に来ていたが,台風が運んできた流木類が産卵巣の前に大量にあって,このままでは子ガメたちの多くが海にたどり着けないだろうと思っていた。
9日のこの日に見た風景はすっかり変わっていて,漂着ゴミが産卵巣の前からすっかり消えていた。そして,流木を並べて亀ロードが作られている。私には見慣れた光景で,この風景を作り出したあの人たちの苦労が想像できた。

この2ヵ所の産卵巣の脱出予想日を知らないが,高い孵化率を期待したい。




一人ぼっちの子ガメ

2010-09-30 | ウミガメ

流木を乗り越えるアカウミガメの子供

2010.9.28 15時頃の津市白塚海岸,白塚漁港の南。カラスが多い。茂みの中から野良猫のうなり声が聞こえた。野犬の姿も見える。堤防道路より海側にもう一つの堤防がある。その堤防際の砂浜にテリハノイバラが繁っている。私はその辺りで白いハエを探していた。

テリハノイバラの刺が痛い。足元を見ると,刺だらけの小枝の間で子ガメが逆立ちしている。アカウミガメの子供が海とは反対の陸地側に進んできたのだ。近くの水産加工の工場は夜間灯りが付いている。その灯りが目に入って,海と間違えたのか。周りを探したが,他の子ガメたちは居ない。足跡も3個体程度,途中で切れたりしている。鳥の足跡がやけに多い。
とにかく子ガメを茂みから取り出した。手に持つと肢を力強く動かす。この子は大丈夫だ,一人で生きていけると感じさせた。

海までの道中,海浜植物も乗り越え,漂着物の多いところも乗り越えていった。カメラを向けると,私を避けて進路を変えて進む。障害物の無い所ではスピードが速くなる。タフな子供だ。

巣穴を探したが,野犬が掘ったと思われる穴がたくさん見つかったが,亀の巣穴は発見できなかった。翌日も捜索したが見つけられなかった。他の子ガメたちは無事に海に入っていけたのか,そればかりが気になった。


逆さまになってはいるが,なんとか抜け出そうと動いていた。昨夜のうちに巣穴から出てきたのか,だとすると15時間以上さまよっているのかも。






鼻の穴が二つある。その下に卵歯又は卵角と呼ばれる鋭く尖ったものがある。これを使って卵の殻を割り,出てきたのだ。








最後のハードルも乗り越えた。さあ,海だ。一人ぼっちの旅立ちだ。伊勢湾口に向かって休まず泳ぐぞ。太平洋の黒潮に向かうぞ。


未脱出個体

2008-10-05 | ウミガメ
アカウミガメ未脱出個体
10月4日午前10時津市河芸町の芦原海岸。
9月26日に、多数の子ガメが地上脱出したアカウミガメの産卵巣の孵化率調査が、この日行われた。巣穴を掘り始めてすぐ、10㎝程の深さの砂の中に1匹の子ガメを見つけた。28日の夜、未脱出の個体がいないか確認した時には見つからなかった。その後孵化したのだろうか。
卵の殻まで、深さは約35㎝あった。砂の中、たった一匹で地表近くまで這い上がってきた子ガメ。自力で地上脱出できたのかは不明。奇形であった。
弱々しいが、湿った砂をいっぱいくっつけて海へ向かって歩き出す。海浜植物や人々の足跡だらけの砂浜を右往左往する。日差しが強く体表の乾燥が目立つ。20分後、ようやく3メートル程進み動けなくなってしまった。子ガメたちは通常日が落ちてから脱出する。その理由の一つが良く分かる気がする。私は、子ガメが明るい内に海に帰っていくのを数回見ている。いずれもその産卵巣の先頭で、兄弟に先立ち地上脱出する強い個体というイメージがある。最後に、たった一匹で砂の中を這い上がってきた子ガメには、お日様の下、海に帰る余力が無かったのだろう。
頭をゆっくり上げ下げするだけとなった子ガメを保護。日が落ちるのを待って海へ返した。
夕凪、子ガメは時折海面に頭を浮かび上がらせ、息つぎをしながら遠ざかっていった。
孵化率調査の結果
産卵数156個。未脱出生存1。未孵化4個(未発生1、発生初期死亡2、発生後期死亡1)。
孵化率97.4% 脱出率96.8%

芦原海岸南で、9月13日に孵化した産卵巣の卵数も約150。河芸町内におけるアカウミガメの一回の産卵数は調査を始めた2001年度以降で最高。学生たちから聞いた話では、産卵巣を発見できないまま、脱出個体が確認できたのが2ヶ所(鈴鹿市と津市)あったという。この2ヶ所では、漂着ゴミに行く手を阻まれて身動き取れなくなった子ガメが発見されたことにより、ようやく産卵が分かった。
2008.10.4

アカウミガメ未脱出個体
コウボウムギの葉が子ガメの首に絡みつく。子ガメはただただ前に進もうとする。どうにか自力で逃れたが、ここで体力をほとんど消耗してしまったようだ。

アカウミガメ未脱出個体
巣穴から出て20分以上炎天下に居る。まだ巣穴から数メートルしか離れていない。子ガメの体が乾燥し始めた様子。前肢が動かなくなってきた。もはや自力では海にたどり着けない。

アカウミガメ未脱出個体
漂着ゴミの中から、バケツを拾ってきて、海水を入れる。その中に子ガメを入れて、直射日光に当たらないように覆いをする。このとき、子ガメの奇形に気づいた。左右が非対称である。甲羅に歪みが見られる。前肢の付き方も異なる。2003年度の河芸町の未脱出個体の中にも奇形が見られ旋回歩行した。写真上は発泡スチロールの箱に移した子ガメ。蓋には穴を空け約10㎝の深さになるよう海水を入れた。水温は20℃~25℃に保つ。元気に泳いでいる。不自由なく見える。

アカウミガメ未脱出個体
三重大生4名とS女史たちにより行われた孵化率調査の様子

アカウミガメ未脱出個体
未孵化卵を調査する。発生後期に死亡した個体。後肢と前肢で黄身を抱きかかえている。
体の一部に凹みが見られた。先に孵化した子ガメたちに踏まれたのか。死亡した後凹んだのだろうか。標本にした。卵の中で子ガメが育っている様子を紹介したい。

芦原海岸での孵化率調査

2008-09-15 | ウミガメ
孵化率調査
芦原海岸の3ヶ所の産卵巣の中で最も早く孵化した産卵巣の孵化率調査が三重大学生とS女史により行われた。
産卵数は124個。孵化は115個。発生後期に死亡したものが2個体。発生初期に死亡したものが7個体。孵化したものの脱出できなかったいわゆる未脱出個体は無かった。
孵化率は92.7%。
地上へ脱出した個体数は115であるが、漂着物を乗り越えて海にたどり着けた個体数は決して多くはないと思う。
なお、この調査の前夜、芦原海岸南端の産卵巣でも孵化を確認した。満潮時の午後5時半までに地上に脱出し海に帰っていた。巣穴は大きく凹み、海まで一直線に肢跡が続いていた。付近の海岸のゴミはきれいに片付けられていた。
2008.9.13

孵化率調査
未孵化の卵を別に並べておく。そして、1個ずつ割って発生段階を確認していく。

孵化率調査
未発生の卵

孵化率調査
発生後期。黄身を抱いている。

孵化率調査
この個体も発生後期。黄身の量は前の写真の卵よりも多い。

孵化率調査
調査が済んだ後、卵殻は産卵巣に入れて、穴を埋める。
この穴の深さは約57センチであった。
穴の最深部は少し広くなっていると学生たちが話していた。

漂着ゴミと子亀

2008-09-14 | ウミガメ
漂着ゴミ
津市河芸町 芦原海岸の漂着ゴミ

ヨシの漂着が圧倒的に多いことから、川から流れ出たゴミばかりである。ゴミの漂着が続く中、芦原海岸でアカウミガメの孵化が始まった。

子亀肢跡
2008.9.11 ひとつの産卵巣から脱出した子亀の肢跡が大量に見つかった。前夜に脱出したものと思われる。
ところが波打ち際には漂着物が山のように堆積している。数日前に産卵巣前の海岸は漂着物を片付けて綺麗にしておいたのだが、すぐに堆積してしまっていた。漂着物の山に突き当たり、なんとほとんどの子亀たちは海を目の前にして、Uターンしてしまったようである。彼らの肢跡は海岸堤防に達するまで続いていたのである。
堤防際まで来た彼らの内、どれだけの個体数かは判らないが再び海岸に向かった肢跡も見つかった。

子亀死亡
漂着物の山を数十メートル歩いて調べてみたら、死亡した子亀5個体を見つけた。

子亀死亡
漂着物の上で力尽き、干からびてしまった子亀
子亀たちは前へしか進めない。後ずさりなんて出来ない。

後日判ったことだが、11日午前7時頃に海辺を散歩をしていた人が漂着物の間で身動きの取れない子ガメたちを見つけ、3時間ほど捜し回って、約40個体を救出したとのことである。

漂着物の中から生存子ガメ

2008-09-12 | ウミガメ
子ガメ

子ガメ
大量の漂着物に行く手を阻まれた子ガメたち。5個体の死亡を確認したが、生存する2個体を漂着物の下から発見した。漂着物の間に入り込んで身動きが取れない状況ではあったが、日差しによる乾燥を避けられたのが幸いしたようである。
漂着物を少し取り除いて様子を見ていると、すぐに動き出した。
しかし、この漂着物を乗り越えていくことは途方も無いことである。
明るい内に海へ返すよりも夜を待ったほうが子ガメにとって危険が少ないと考えた。
バケツに入れて夜を待った。バケツの中で、子ガメは水面を泳いだり、潜水したり、浮いたまま休んだりしていた。
その日の夜に無事海へ届けた。
2008.9.11

アカウミガメ漂着死骸

2008-08-30 | ウミガメ
アカウミガメ
津市河芸町の芦原海岸。7月29日に確認したアカウミガメの産卵巣のすぐ近く。
アカウミガメの漂着死骸を知人が発見して連絡をくれた。
見に行くと、体の下半分が無い、船のスクリューに巻き込まれたものと思われる。今年はこんな漂着死骸が多いと聞いていた。
三重大学の「カメップリ」のメンバーに連絡を入れておいた。後日、調査に伺いますとのことであった。
満潮の波に洗われているアカウミガメの口元は鳥の嘴のように見えた。硬い貝殻も噛み砕く頑丈な厚い嘴。カメには歯が無かったんだと改めて思った。
2008.8.28

アカウミガメの孵化率

2008-08-23 | ウミガメ
孵化率調査
114個体が孵化脱出した産卵巣(大きく凹んでいる)を掘り起こそうとしているところ。

6月18日に産卵したアカウミガメ。2ヵ月後の今月17日に子ガメたちが無事脱出していった。
その4日後の今日、産卵巣を掘り起こして孵化率の調査が学生たちにより行われた。
孵化脱出114個体÷産卵数132個×100=孵化率は86.3%
未脱出個体は無く、未孵化の卵18個のうち発生後期が3個、残りは発生初期から中期で死亡していた。発生中期で死亡した卵のうち、7個は小穴が開いており、虫による食害を受けていた。

全ての写真及びデータは三重大学の「かめっぷり」から提供を受けたものである。
2008.8.21

アカウミガメ産卵

孵化率調査
写真は無事孵化した卵殻。1個づつ掘り出して並べていく。

孵化率調査
産卵数132個は平均より多い。写真手前が無事に孵化した卵殻。紙のような感触で空気に触れるとたちまち乾燥。ぱりぱりとなる。

孵化率調査
産卵巣に取り残された未孵化卵。割ってその発生段階を調べる。
発生初期の卵を割ってみたところ。卵殻は薄いゴムのような感触。

孵化率調査
発生後期の卵。色素も沈着し背甲もできている。

孵化率調査
発生後期に死亡した卵の中の子ガメ。卵の中でまばたきもしていたと思われる。調査の後埋葬された。


ウミガメのフジツボ

2008-08-23 | ウミガメ
アカウミガメ漂着
津市河芸町の芦原海岸にアカウミガメの漂着があった。すでに蛆虫が湧いていたので何日も前のことだと思う。外傷はなく、死因は不明。前肢に爪が無かったので雌と思われる。
この日は三重大学の「かめっぷり」の学生一人と地元のS女史が計測記録し、埋葬した。
埋める前に、前肢に付いていたフジツボを採集した。漂着死体の腐臭もきつかったが、フジツボも同じ臭いがしていた。
2008.8.22

Platylepas hexastylos (Fabricius)
カメフジツボではなく、和名の無いPlatylepas hexastylos (Fabricius)と思われる。
直径12~15ミリの楕円形。高さは4ミリほどだから平べったい感じ。

アカウミガメ産卵巣の確認

2008-08-11 | ウミガメ
アカウミガメ産卵巣
2008.7.29近所の人からの連絡を受け、ウミガメの上陸跡を確認する。
芦原海岸で今年5ヶ所目の上陸跡である。
砂が掘られて少し凹んだ所があった。その隣は周りよりも少し高くなっているような感じ。この少し高くなっているところこそ、アカウミガメが産卵後に埋め戻した場所ではと直感した。
地元で長年ウミガメの上陸、産卵、孵化の記録を残している方と一緒に、産卵巣を確認することにした。
直感した場所を掘ってみる。
すぐに湿り気のある砂が出てきて、意外と硬さを感じる。埋め戻した感じがしない。
20センチ以上掘り進めたとき、砂が急に軟らかくなった感じ。指がスムーズに中へ入っていく。何か軟らかくザラついたものに触れた感触が指先にあった。
アカウミガメの産卵巣であることを確認。芦原海岸で今年3ケ所目の産卵巣となった。
すぐに関係者に連絡しておいた。
これまでの当地での調査記録から判断して、孵化は早くても9月中旬と思われる。

アカウミガメ産卵巣
この場所なら、台風が来ても大丈夫と思う。

アカウミガメ産卵巣
卵の一部に凹みが見られた。

アカウミガメ産卵巣
地表から30センチ強の深さのところで卵に触れた。卵の数は孵化後に行われる孵化率調査により明らかにされる。

アカウミガメ産卵巣
この辺りでは何度かイタチやキツネが目撃されており、アカウミガメの産卵巣も何度か被害を受けている。このため、獣害を防ぐ目的で孵化が近づく頃まで産卵巣の周りをネットで覆う。
また、バイクや4駆が砂浜を走るので、周囲をトラロープで囲って産卵巣を保護している。

アカウミガメ上陸跡

2008-07-29 | ウミガメ
アカウミガメ上陸跡
左上は産卵巣を調べている学生と地元民。上陸跡は海へ帰っていったときのもの。産卵は確認できなかった。

今年は各地でアカウミガメの産卵ラッシュと聞く。
河芸の海岸でもこれまで2ヶ所の産卵巣を確認している。
この日は犬の散歩を朝夕毎日している人から、ウミガメの上陸跡を2ヶ所見つけたとの情報を得て、夕方から調査に行く。
すでに三重大学の学生たちが調査中であった。
一つ目は犬の散歩などで人々が通る道中に、砂をかき回したような凹みがあった。掘り返してみたが、少し砂を除けただけで硬く黒っぽい土が出てきた。こんな硬さでは諦めてしまいそうと思ったが、なおも掘り進めてみた。50センチほども掘り進めたが、産卵は確認できなかった。
ウミガメの上陸跡をたどっていくと、もう1ヶ所砂を掘り返したような跡があって、これも調べてみた。ここはどれだけ掘っても乾燥した砂が出てくる。乾いた砂が次から次へと崩れてきて、産卵のための穴は掘れない。しかもこんなに乾燥した砂ばかりでは卵がダメになる。ウミガメも諦めて海へ帰ったのではと判断した。
2ヵ所目の上陸跡でも学生たちが産卵を確認できなかったと聞いた。
その翌日、2ヵ所目の上陸跡を見に出かけた。そこには3ヶ所も砂をかき回した跡があった。少し掘ってみたが、産卵巣は確認できなかった。なぜ、ここに産卵できなかったのか理解できないでいる。
2008.7.25

アカウミガメ上陸跡
海へ帰っていったときの足跡

アカウミガメ上陸跡
2ヵ所目の上陸跡。数日前のこの上陸跡は海へ帰っていったときのもの。

アカウミガメ上陸跡
産卵巣を掘り始めたものの、途中で掘るのを諦めて埋め戻したものと考えられる跡。


アカウミガメ産卵

2008-06-21 | ウミガメ
アカウミガメ
アカウミガメが上陸しているとの情報をキャッチ。
23時頃、曇り空。三重大学近くの町屋海岸に出かけた。
三重大学生たちが海辺のほうを見ながら、声も出さずに座り込んでいる。
アカウミガメが産卵のための穴を掘っているところだと言う。産卵が始まるまで20mほど離れた所で待機しているのだ。
前日に上陸したものの産卵せずに海へ戻ったらしいとのことで、この日は学生たちが張り込んでいたという。
30分は待っただろうか、一人が静かにアカウミガメに近づいた。みんなに手招きしてお出でお出でと合図してくれたので、産卵場所へ向かった。
産卵はすでに始まっていた。
甲羅にはエボシガイ2個体と多数のワレカラの仲間がうごめいていた。海藻はシオグサの仲間らしいと誰かが説明してくれた。甲羅に付いている生物を採集している学生がいて、卒論の研究テーマに考えていると言っていた。
お尻のほうから産卵巣の中を覗き込もうとしたが、巣穴も卵も見えなかった。
涙はやはり流していた。
産卵が終わった瞬間、カメが少し体を上げたのでチラッとだけ卵が見えた。しかし、すぐに砂をかけて穴を埋めだした。体を一回転させながら、周りの砂をかき集めて埋めていく。パワフルな動きだ。
海へ帰っていく前に、学生たちが左右の前脚に数字の入ったタグをつけた。
約2週間後、彼女は再び近くの海岸に産卵するはずである。
甲長は約85センチ、甲幅は約70センチ
2008.6.18

アカウミガメ
涙を流している(体内の塩分調整のため、塩水を絶えず排出しているだけのことらしい)

アカウミガメ
黄色いタグがつけられた。

アカウミガメ
産卵を終えて、海へ帰っていくアカウミガメ

アカウミガメの孵化率

タマゴ発見

2004-08-01 | ウミガメ
タマゴ発見 投稿者:田中川の生き物調査隊  投稿日: 8月 1日(日)09時49分54秒

河芸町の豊津海岸で本日、サーファーが海がめのタマゴ7個を見つけました。鳥羽水族館へ連絡を入れ、一応、約30センチの深さに埋めておいたと言っておりました。

田中川の生き物調査隊は本日より8月29日まで河芸町立図書館で「田中川干潟とその周辺の生き物展」を開催しております。生き物マップも改訂版を作りましたので、ぜひお立ち寄りください。