やけに太ももが太いカミキリムシだなあと思っていたが、調べてみるとカミキリモドキ科のモモブトカミキリモドキで、腿が太くなるのは雄だけ。
体液に毒素があり、皮膚に付くと水疱が出来ることもあるらしい。
北海道から九州まで分布する普通種、でも今回が初めての出会いだった。河川敷のハマダイコンの花に群れていたが、大株のハマダイコンには一匹もいない、背丈の低い花数も少ない小さな株に群がっていた。
下の写真の雄たちはなぜか折り重なるようになりながら激しく動き回っていた。
雌の姿は見かけなかった。
どの個体も上翅がきちんと閉じていない。
2006.4.7
2006.4.16 雌に会いたくて同じ河川敷に出かけた。同じ場所に彼らは居てくれた。雌の数は数匹しか見かけなかった。雌は雄よりも少し大型で、太ももは細かった。見かけた個体のほとんどが♂であった。
上は♂、下が♀