砂浜にシャボンソウ 2006-06-30 | 草花 ナデシコ科のシャボンソウ。別名をソープ・ワートとも言う。砂浜で何株も花を咲かせていた。 以前、家の庭で育てていたことがある。花を揉むと泡立ってきた。葉も泡立つらしい。 砂浜のシャボンソウは茎がしっかりしているように見える。かつて育てていた我が家のは茎が折れやすい印象を持っているが、同じ品種だったのだろうか。 2006.6.27 シャボンソウの花の蜜を吸うキアゲハ
ハタガヤ 2006-06-29 | 草花 1年草の畑茅。畑に多いことによる命名だが、砂地を好むようで私は砂浜でしか見たことが無い。 この時期、まだ幼い株がほとんどで、糸状の葉が曲線を描いて美しい。中央の株には早くも青い花序がある。 2006.6.27
ユミアシゴミムシダマシ 2006-06-25 | 甲虫 ある神社の境内にまきが積んである。朽木を輪切りにして野積みされている。 4個体のユミアシゴミムシダマシを見つけた。 いずれもピクリとも動かない。 触っても動かない。 夜行性だから、昼間は動かない。 前脚の脛節が弓のように内側に曲がっているのが特徴。 同じように朽木が好きなキマワリは昼間から朽木を食べていた。 キマワリよりも本種は大きい。 2006.6.24
コシアキトンボ♀ 2006-06-24 | トンボ 久しぶりにトンボ科のトンボを間近に見た。 青みがかった翅の色、腹部の黄白色の斑紋、こんなトンボ見た記憶が無い。 調べて、コシアキトンボ♀と判ったが、いつも見るのは同じところを何度も往復して飛び回っている♂。 幼虫は水の汚れに強いと図鑑に書かれていて、素直に納得した。 2006.6.21
ゴマダラキコケガ幼虫 2006-06-23 | 蛾 田園地帯から山間へと鉄道が走る、田園地帯の線路は盛り土をした土手の上にある。土手を横切るにはコンクリートのトンネルをくぐらなければならない。 このコンクリートの壁面に一匹の幼虫を見つけた。手の届かない高みに居たので小枝を使って地面に降ろした。 ヒトリガ科コケガ亜科のゴマダラキコケガの幼虫で、コンクリート壁面に付着している地衣を食べていたようだ。 この後、この幼虫はコンクリート壁面を登っていった。 2006.6.17
カルガモ雛 2006-06-22 | 鳥 堤防沿いに生活排水が流れる水路がある、その水路から堤防の急斜面に登って一団となっているカルガモの雛を見つけた。日光浴でもしているのだろうか。 お母さんカモの姿が見えない。 堤防道路に出て、下を覗くと、水路の対岸にお母さんカモが子供たちを見守っていた。 カルガモの親子には毎年何度も出会うが、出会うごとに雛の数が減っていく。 今年の雛は何羽が大人になってくれるのだろうか。 2006.6.21
エビガラスズメ 2006-06-18 | 蛾 堤防道路を歩いていたら、道路上で大きな蛾を見つけた。 コンクリートの色と保護色になっていて、この蛾がここに這いつくばっている理由は理解できるが、車の交通量は少なくないので心配。 スズメガ科スズメガ亜科 幼虫の食餌植物はツルナ科、ヒルガオ科など。 砂浜にはツルナやハマヒルガオが十分に有るから、エビガラスズメの大きな幼虫(終齢では9センチほど)に砂浜で会えるかも、楽しみ。 2006.6.16
クララ 2006-06-17 | 草花 マメ科クララ属の多年草。 茎は木質化するので、樹木かと思っていた。 新しいバイパス道路沿いによく見かけるので人為的に植えられているのだろう。 何かの物語に出てくる女性の名前を思い出すので、この植物の名前は忘れない。 この株は一株だけ、海岸に近い草地で自生していた。 2006.6.10 2006.6.16 クララの花の盛り
クロバナエンジュ 2006-06-16 | 樹木 マメ科イタチハギ属のイタチハギ 花の色と葉の特長から、私は別名とされてるクロバナエンジュの方が好みである。 北アメリカ原産で、道路の法面の緑化や砂防用に植えられているが、野生化も進んでいるようである。 ここは干潟、近くにハマボウが自生している。5年前から、ここで花を咲かせている。私の背丈よりもはるかに大きくなった。 毎年、この花の写真を撮ろうとして干潟に降りていくが、花の時期はいつも干潟に風が吹いている。黒花の花がいつも風に揺れてピンボケになってしまう。 2006.5.28
フタトゲムギカスミカメ 2006-06-11 | カメムシ 海岸近くの元養鰻池、浅い池の岸辺にはヨシが生え、オオヨシキリが鳴いている。その土手の上、ホソムギ、ネズミムギ、カモジグサなどイネ科植物が花を咲かせている。 何か緑色の細長いものが飛んだ、止まったあたりのホソムギなどの穂を探す。保護色となっているため、簡単には見つけられない。 カスミカメムシ科のムギカスミカメ属 イネ科植物を頼りに生きているカメムシで、ヨシの穂にも多いようだ。 秋の個体や春先の越冬個体は淡い褐色をしているが、この時期では緑色の体色となっている。 体長は8ミリほど。 後腿節先端に大小2本の突起がある。 2006.6.10
ヒメクルマコヤガ 2006-06-10 | 蛾 明るい林道、センニンソウの茂みに飛び込んだ蛾を見逃すことは出来ない。小振りではあるが、個性的な色合いは初めて見る蛾。そおっと近づいて、きっちり写真に収めた。 秋田県のレッドデータブックでは情報不足種とされているようだ。 ヤガ科コヤガ亜科 成虫の出現月は7~10月らしいが、2006.6.7夕方、鈴鹿市内で出会った。 幼虫の食餌植物については詳細不明のようだ。
ナミガタシロナミシャク 2006-06-09 | 蛾 仕事帰りに、いつもの丘陵地帯の山道を歩く。必ず何か新しい出会いがある。 白黒模様の大きめの蛾が飛んだ。 セイタカアワダチソウの葉裏に止まったが、翅がはみだして見えている。反対側に回り込んで眺めた。頭がどこにあるのか判らない、家で画像を整理してみて、ようやく頭が下になっているのが判った。 オレンジ色の部分に見惚れてしまって、全体像が見えていなかったが、今もって判らない、何かに似せたポーズなのだろうか? シャクガ科ナミシャク亜科 成虫の出現月は5~7月 幼虫の食餌植物はブドウ科のツタ。 2006.6.7夕方
クサギカメムシ産卵 2006-06-09 | カメムシ 2006.6.6夕方 コナラの葉裏で産卵中のクサギカメムシ♀と出会った。 葉をめくって見ていても、カメムシは逃げずに産卵を続けていく。 産みつけた卵は互いにくっつきあうように脚で寄せているように見える。 卵の表面はきっと強い粘着力を持っているのだろう、下に落ちないんだから。 翌日、覗きに行ってみたら、卵の数は28個であった。 親カメムシの姿は無かったので、クサギカメムシには卵を護る習性は無いのだろう。
キオビミズメイガ 2006-06-03 | 蛾 田中川の源流近く、小さな溜池があり、ゆるい流れの水路もある。水田もある。 ノイバラとクズの茂みにオレンジ色の筋がある蛾を見つけた。 ツトガ科ミズメイガ亜科 成虫の出現月は6~8月 幼虫は流水中の蘚類を食べるとのことであるが、それが何なのか、まだ調べていない。 2006.6.2