林道のジョウロウグモの巣に、居候グモを見つけてから一ヶ月。
農道から続く林を散策中、ジョウロウグモの巣を見つけて驚いた。
シロカネイソウロウグモの赤ちゃんらしき個体が、網の上を散らばって動いている。
体長1㎜以下、細かな淡水真珠を想わせる。以前に見つけた仁丹のような大きな個体の姿はなく、付近のジョウロウグモの巣にも、赤ちゃんらしき居候グモが見られた。個体数は20前後。
深まる秋の空、小さな居候グモたちは、動く真珠のように蜘蛛の巣を渡っていた。
2006.10.17
家主(網主というのが正確なのかも)のジョロウグモが冬場に死んでしまった後、シロカネイソウロウグモの赤ちゃんたちは赤ちゃんのままで越冬していくという。
2006.11.2死んだジョロウグモの周りで見つけたシロカネイソウロウグモの赤ちゃんたち。
約1ヶ月前のシロカネイソウロウグモ