ヒメガガンボ科のキバラガガンボ Eutonia satsuma(Westwood,1876)
2015.6.29 鈴鹿市の深谷公園 あじさいの花が咲く林縁でキバラガガンボを見つけた.亀山の公園でもかつて見つけたことはあるが,撮影できたのは今日が初である.体長は23㎜ほど.
新訂原色昆虫大図鑑Ⅲによると,キバラガガンボは,体長22~24㎜,翅長18~20㎜.大型で翅に美しい斑紋を有する種である.腹部は赤褐色で,側縁は濃褐色.脚は黄褐色だが,腿節の末端,脛節の基部と末端は黒褐色.
日本昆虫目録(2014)によると,かつてLimnophilaとして扱われたこともあるという.本州,四国,九州に分布.