コハナバチ科のシモフリチビコハナバチLasioglossum (Evylaeus) frigidum Sakagami & Ebmer, 1996
津市河芸町一色の豊津海岸.ハマボウフウの花に集まるシモフリチビコハナバチ.
寺山 守さんの日本産有剣膜翅類目録(2011年版)によると,種の和名は幾留(1994)に従い「・・チビコハナバチ」のような同義の重複形容となることを避けたとして,和名をシモフリチビハナバチとし,分布は北海道,本州,対馬,伊豆諸島.なお,寺山さんはミツバチ科コハナバチ亜科コハナバチ族に分類している.
私は2009年と2011年に同じ海岸で見つけている.6~7月.体長は6ミリほど.その採集データは三重自然誌第13号の『津市北部海浜のハチ目』にコハナバチ科のシモフリチビコハナバチとして記録されている.種の同定はしかるべき方にお願いした.手元の図鑑には載っていない.